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別府地獄めぐり:最短で全制覇できる7kmコース

別府地獄めぐり:最短で全制覇できる7kmコース

大分県の「別府地獄めぐり」を走って制覇してきたので紹介します。

別府市内に点在する7つの地獄(=温泉噴出口)をめぐるにはバスやタクシーで移動するのが王道ですが、待ち時間が発生します。

その点、ランニングはサクッと移動してサクッと観光できるので楽でした。

最短ルートで7km。ただしアップダウンが結構あります。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

更新日: 公開日:

目次と内容

アクセス

「別府地獄めぐり」は、大分県別府市の鉄輪・亀川エリアにある7つの地獄をめぐることを指します。

地獄とは温泉噴出口のことで、高温の源泉が吹き出しているのが特徴です。「別府地獄めぐり」は、以下の7つの地獄があります。

  1. 鬼石坊主地獄
  2. 海地獄
  3. かまど地獄
  4. 鬼山地獄
  5. 白池地獄
  6. 血の池地獄
  7. 龍巻地獄

特に決まったコースはありませんが、今回は別府大学駅を起点に、鬼石坊主地獄→海地獄→かまど地獄→鬼山地獄→白池地獄→血の池地獄→龍巻地獄の順番でまわりました。

通常はバスやタクシーを利用しますが、ランニングの方が機動力があり、またそれぞれの地獄でサクッと観光できて便利です。

鬼石坊主地獄

まずは別府大学駅から出発します。

ここから3kmほど、緩やかな上り坂を走ります。標高差は150mほど。正直、結構キツい…。「別府大分毎日マラソン」の前日に、こんな坂を上って大丈夫なんだろうかと心配になります。

まずはひとつ目の地獄、「鬼石坊主地獄」に到着。この地獄は、灰色の泥が丸くボコッと沸騰し、その様子がまるで坊主頭のように見えます。

海地獄

次は美しいコバルトブルーが特徴の海地獄です。敷地が広く、レストランや売店なども充実していました。

ちなみに海地獄の隣にある山地獄は、「別府地獄めぐり」にはカウントされません。紛らわしいですね。というか、なぜ仲間はずれにされたのか気になります。

かまど地獄

かまど地獄は「別府地獄めぐり」で一番熱い温泉を噴出しています。温度は100℃、ほぼ蒸気です。

かまど地獄には飲泉のコーナーもあり、源泉の熱さを体感することができます。こちらの温度は80℃。ランニングの水分補給には熱すぎます。

地獄めぐり通りを走って、次の鬼山地獄を目指します。

鬼山地獄

別名「ワニ地獄」としても知られる鬼山地獄。7つの地獄の中で、ここが一番湯気が出ていました。

そして鬼山地獄では、ワニを飼育しています。地獄のイメージが強まりますね。

白池地獄

美しい青白の湯が特徴の白池地獄。海地獄に似ています。

白池地獄の一角には源泉で温めた池に熱帯魚を放流しています。そのさらに奥には、人喰魚のピラニアの水槽もありました。ワニといい、ピラニアといい、穏やかではないですね。

ここからは3kmほど走り、次の血の池地獄を目指します。歩くと結構かかるので、バスを利用する人が多いみたいですね。

道中には案内板があるので、道に迷う心配はありません。ただし歩道が狭いので車に注意しましょう。

途中、湯けむりの街、別府を一望できるスポットに差し掛かりました。

血の池地獄

血の池地獄は、日本で最も古い天然の地獄です。赤い粘土が噴出し、溜まったお湯はまさに「血の池」のごとし…。

足湯もありました。疲れた脚を癒したかったのですが、あまり時間がないので次へ向かいます。

ちょうど循環バスが停車していました。バスは便利ですが、待つのが面倒。その点、ランニングは気楽です。

龍巻地獄

最後の地獄、龍巻地獄に到着しました。こちらの地獄は約40分の間隔で熱湯が吹き出す間欠泉です。

到着したら運良く噴出している瞬間を見ることができました。

以上で、7つの地獄を制覇しました。

龍巻地獄からは坂を下り、亀川駅から電車に乗って別府駅に戻りました。

おまけ

共通観覧券がお得

7つの地獄を全部まわるなら「共通観覧券」がお得です。7枚綴りで2,000円。どの地獄でも購入することができます。

スタンプラリーが楽しい

共通観覧券を買うと、スタンプ帳がもらえます。スタンプラリーで楽しみが倍増します。

今回の「別府地獄めぐり」でも、ちゃんとスタンプを押してきました。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。