
【別府地獄めぐり】7つの地獄をまわる、7kmのランニングコース
→「別府地獄めぐり」とは、大分県別府市の鉄輪・亀川エリアにある7つの地獄(=温泉噴出口)をめぐること。全部制覇するには最短でも7kmあり、移動はバスやタクシーを使うのが主流。今回は「別府大分毎日マラソン」に参加したついでに、走って地獄めぐりしてきたのでその様子を紹介する。
アクセス
「別府地獄めぐり」は、以下の7つの「地獄」からなる。地獄とは温泉噴出口のことで、高温の源泉が吹き出しているのが特徴。
- 鬼石坊主地獄
- 海地獄
- かまど地獄
- 鬼山地獄
- 白池地獄
- 血の池地獄
- 龍巻地獄
「別府地獄めぐり」はどこから始めても良い。今回は以下のルートで制覇してきた。
別府大学駅 → 鬼石坊主地獄 → 海地獄 → かまど地獄 → 鬼山地獄 → 白池地獄 → 血の池地獄 → 龍巻地獄 → 亀川駅
移動距離に無駄がなく、7kmの道のりを約2時間半かけてまわった。もちろんそれぞれの地獄での観光も含めての時間。徒歩よりも速く、バスやタクシーよりも便利で経済的だと思う。
というわけで、まずはJR別府駅からJR別府大学駅まで電車で移動。
コース
まずは別府大学駅から出発。
ここから3kmほど、緩やかな上り坂をひたすら上へ。標高差は150mほど。正直、結構キツい…。「別府大分毎日マラソン」の前日に、こんな坂を上って大丈夫なんだろうかと心配になる。
1. 鬼石坊主地獄
まずはひとつ目の地獄、「鬼石坊主地獄」に到着。この地獄は、灰色の泥が丸くボコッと沸騰し、その様子がまるで坊主頭のように見えます。
ニュルッとした坊主頭?が見どころ😆 pic.twitter.com/ZhECKbCdWt
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) February 1, 2020
2. 海地獄
美しいコバルトブルーが特徴の海地獄。敷地が広く、レストランや売店なども充実している。
サイダーみたいな色 pic.twitter.com/dxqDMv3Ip5
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) February 1, 2020
ちなみに、海地獄の隣にある山地獄は、「別府地獄めぐり」にはカウントされない。ちょっと紛らわしい。
3. かまど地獄
かまど地獄では、「別府地獄めぐり」で一番熱い温泉を噴出している。100℃とか、ほぼ蒸気だ。
飲泉(80℃)でウォーターローディング pic.twitter.com/zj9Ocgt9AU
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) February 1, 2020
かまど地獄では源泉の熱さを体感することができ、飲泉のコーナーもある。温度は80℃。ランニングの水分補給には熱すぎる!
地獄めぐり通りを走って、次の鬼山地獄へ。
4. 鬼山地獄
別名「ワニ地獄」としても知られる鬼山地獄。7つの地獄の中で、ここが一番湯気が出ていた。
鬼の他にワニもいた! pic.twitter.com/6I7zsWiLtI
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) February 1, 2020
なんと鬼山地獄では、ワニを飼育しています。地獄のイメージが強まりますね!
5. 白池地獄
美しい青白の湯が特徴の白池地獄。海地獄に似ている。
ピラニアがいた! pic.twitter.com/eEhXvCE8jj
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) February 1, 2020
白池地獄の一角には源泉で温めた池に熱帯魚を放流しています。そのさらに奥には、人喰魚のピラニアの水槽もありました。恐ろしや…。
ここからは3kmほど走り、次の血の池地獄へ。歩くと結構かかるので、バスを利用する人が多いみたい。
看板が出ているので、道に迷う心配はないが、歩道が狭いので車に注意。
途中、湯けむりの街、別府を一望できるスポットを差し掛かり、記念写真を一枚。
#別府 #地獄めぐり 湯けむりの街 pic.twitter.com/fSf2xwHouV
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6. 血の池地獄
血の池地獄は、日本で最も古い天然の地獄。赤い粘土が噴出し、溜まったお湯はまさに「血の池」のごとし…。
ちょっぴり貧血気味… pic.twitter.com/dWYdIZBSo3
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) February 1, 2020
足湯もある。疲れた脚を癒したかったが、あまり時間がないので次へ。
ちょうど循環バスが停車していた。バスは便利だけど、待つのが面倒。その点、ランニングは気楽でいい。
7. 龍巻地獄
最後の地獄、龍巻地獄に到着。特徴は「間欠泉」であること。約40分の間隔で熱湯が吹き出すわけだが、たまたま噴出している瞬間を目の当りにしました。自分の運の強さに感心する。
ちょうど間歇泉の噴出時に到着🏃♂️ pic.twitter.com/OT1JwkxEKI
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) February 1, 2020
以上で、7つの地獄を制覇し、「別府地獄めぐり」は終了。龍巻地獄からは坂を下り、亀川駅から電車に乗って別府駅に戻った。7kmとはいえ、標高差が結構あるので思いの外疲れた。
お役立ち情報
共通観覧券がお得
「海地獄」や「血の池地獄」など有名な地獄だけを観るなら、観覧券を都度購入しても良いが、7つの地獄を全部まわるなら「共通観覧券」がお得。7枚綴りで2,000円。どの地獄でも購入することができる。
スタンプラリーが楽しい
共通観覧券を買うと、スタンプ帳がもらえる。スタンプラリーで楽しみも倍増!
今回の「別府地獄めぐり」でも、ちゃんとスタンプを押してきた。
別府大学駅 → 鬼石坊主地獄 → 海地獄 → かまど地獄 → 鬼山地獄 → 白池地獄 → 血の池地獄 → 龍巻地獄 → 亀川駅
観光込みの所要時間は2時間半、走行距離は約7km。共通券2000円はカード支払で1800円だった😊 pic.twitter.com/NxRbOTI9lL
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) February 1, 2020