〔志賀島でランニング〕金印街道を1周する9kmコース
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〔志賀島でランニング〕金印街道を1周する9kmコース

福岡県福岡市でランニングしたい方のために、志賀島を1周する「金印街道」9kmコースを解説。私が2018年9月に走ってきた時の様子も紹介します。金印発見の地や元寇の古戦場など日本史ゆかりの史跡を巡りながら、博多湾の海岸線を走れる歴史ランコースです。

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TOMO

この記事の目次

志賀島とは?

志賀島(しかのしま)は福岡市東区の最西端にある島です。地元の人でなければ名前を聞いても分からないかもしれませんが、歴史の教科書に登場する「金印」が発見された場所と聞けばピンと来るかもしれません。国宝にも指定されている「漢委奴国王印」の金印は、ここ志賀島で発見されました。

今回はフェリーで志賀島へ向かい、島を1周する「金印街道」を走ってきました。博多駅から日帰りで楽しめるコースです。

金印街道が赤い線で描かれた志賀島の現地案内マップ

こちらは現地で見つけた志賀島の地図。地図の赤い線が「金印街道」で、1周すると約9kmになります。

アクセス

志賀島へはベイサイド博多埠頭からフェリーでアクセスするのが便利です。乗船時間は約30分。今回は博多駅からベイサイド博多埠頭まで走り(約4km)、8時15分発のフェリーに乗りました。また、九州本土から県道59号経由で陸続きでアクセスすることもできます。

ランニングコース

今回走ったコースは次のとおり。

  • 志賀島フェリー乗り場からスタート
  • 金印公園を経由
  • 勝馬海水浴場を経由
  • 志賀海神社に寄り道して
  • 志賀島フェリー乗り場に戻ってフィニッシュ

参考までにSTRAVAのコース情報を載せておきます。走行距離は9km、スタートから2時間でフェリー乗り場に戻りました。

フェリー乗り場

どしゃ降りの雨と稲妻が光る中をベイサイド博多埠頭から出航

天気はあいにくのどしゃ降り。青い空と海を求めて志賀島に来たというのに、現実は灰色の空と海と、時々ピカッと光る稲妻でした。

志賀島のフェリー乗り場で出迎える大人の背丈ほどある金印のレプリカ

ベイサイド博多埠頭を出航してから約30分で志賀島のフェリー乗り場に到着。いきなり金印のレプリカが出迎えてくれます。大人の背丈ほどある大きさですが、金印の実物は2cmにも満たないそうです。

金印公園

フェリー乗り場から金印街道を時計回りに走り始める

フェリー乗り場から「金印街道」を時計回りで走り始めます。片側一車線の道路を1kmほど走り続けると集落を抜けて海岸線に出ました。

博多湾に浮かぶ能古島がうっすらと見える志賀島の海岸線

遠方には博多湾に浮かぶもうひとつの島「能古島(のこのしま)」がうっすらと見えます。

漢委奴国王印が発見されたことを記念して建てられた金印公園

しばらく走り続けると金印公園の前を通ります。「漢委奴国王印」が発見されたことを記念して建てられた公園です。

金印公園の展望台へと続く階段でカニに遭遇

せっかくなので展望台に寄り道。階段を登る途中にガサガサと音がして思わず声を上げたら、なんとカニでした。

どしゃ降りの中、海沿いの道路を走り続ける金印街道

公園を後にして再び金印街道へ。どしゃ降りの中、海沿いの道路を走り続けます。

1274年と1281年の元寇襲来の古戦場に立つ蒙古塚の石碑

今度は「蒙古塚」と書かれた石碑を発見。この地は1274年と1281年の二度にわたる元寇襲来の古戦場で、古くは「首切塚」とも呼ばれていたそうです。元軍の兵士のために建てられた供養塔です。金印といい、元寇といい、志賀島は日本史に関する史跡が多いですね。

勝馬海水浴場

人影のない雨の「弘」漁港を通過

「弘」と呼ばれる漁港を通過。先ほどから誰とも会わなかったので、集落に人の気配を感じてほっとします。

雨がどんどん強くなり坂の上から雨水が滝のように流れてくる海岸線

雨がどんどん強くなり、坂の上から雨水が滝のように流れてきます。「なんでこんな所を走っているんだろう……」と、ちょっと心が折れそうになりました。

天気が良ければ絶景のはずの志賀島の海岸線

この景色は天気が良い日に見たかったです。

峠を越えた先に広がる宿泊施設・休暇村がある勝馬海岸

峠を越えて勝馬(かつま)海岸へ。この辺りには宿泊施設の「休暇村」があり、ちょっとしたリゾート地になっています。雨が強く波も荒いので誰もいません。

雨の勝馬海岸で誰もいないビーチランを楽しむ

晴れていれば文句なしなんですけどね。

勝馬海岸のすぐ近くにある7世紀ごろに造られた中津宮古墳

勝馬海岸のすぐ近くには「中津宮古墳」があります。7世紀ごろに造られたもので、勝馬を基地とした海女集団の首長の墓と考えられているそうです。

道路工事中に設置された6カ国語表記の信号機

勝馬海岸を後にして志賀島の北側へ。道路工事中の信号機がなぜか6カ国語で表記されていました。日本語・英語・韓国語・中国語は分かりましたが、残りの2つは何語なのか不明です。

島の北部に続くゴツゴツした岩場が特徴的な志賀島の海岸線

島の北部は鬼の洗濯岩みたいにゴツゴツした岩場が多いですね。

断崖絶壁と隣り合わせの志賀島北部の道路

しかも道路は断崖絶壁と隣り合わせ。落石・土砂崩れがないことを祈りながら走りました。

さざえつぼ焼きと志賀島バーガーの看板が気になる一軒家

途中、「さざえつぼ焼き 志賀島バーガー」と書かれた一軒家を発見。どんなバーガーなのか気になります。

志賀海神社

島の東側まで来ると雨が止み志賀海神社の看板が目に入る

島の東側まで来ると雨が止みました。「志賀海神社」の看板を見かけたので寄り道します。古くから博多湾の総鎮守として信仰を集めてきた神社です。

丘の上にある志賀海神社の境内へと続く階段

神社は丘の上にあります。階段を上って境内へ。ここの階段でもカニを見かけました。

博多湾の総鎮守として古くから信仰を集める志賀海神社の本殿

こちらが本殿です。

お参りの際に軽くふりかけてお清めをする御潮井

お参りの際は「御潮井」と呼ばれる砂を軽くふりかけてお清めをします。

海の神社らしく海上安全・大漁満足のお守りが並ぶ志賀海神社

海の神社ということで「海上安全」「大漁満足」のお守りを販売しています。神社を後にして再び金印街道へ。スタートから2時間でフェリー乗り場に戻り、出航時間の直前にフェリーに飛び乗りました。

お役立ち情報

みなと温泉 波葉の湯

みなと温泉 波葉の湯

ベイサイド博多埠頭には源泉掛け流しの天然温泉「みなと温泉 波葉の湯」があります。今回の旅ランでは雨と汗でびしょ濡れだったので、温泉に浸かって身を清めてきました。志賀島から戻ったらぜひ立ち寄ってみてください。