【志賀島】博多からフェリーで30分、島1周9kmのランニングコース

志賀島(しかのしま)は、福岡市東区の最西端の島で、歴史の教科書に登場する「金印」が発見された場所でもある。志賀島を観光するには、海沿いの全長9kmの「金印街道」がおすすめだ。福岡出張のついでにフェリーで志賀島に渡り、金印街道を走ってきたので紹介したい。

アクセス

Googleマップで志賀島を見ると、九州本土と陸続きのように見える。実際に県道59号経由で本土から志賀島にアクセスできる。それ以外にも、ベイサイド博多埠頭からフェリーでアクセスすることも可能。

住所:福岡県福岡市東区志賀島

海のない埼玉県に住んでいるとフェリーに乗る機会がないので、今回はフェリーで志賀島に向かうことにした。宿泊先の博多駅からの移動時間は以下のとおり。志賀島を1周して温泉で汗を流しても、半日で帰って来られた。

  • 7時30分:博多駅を出発(ランニング)
  • 8時15分:ベイサイド博多埠頭を出発
  • 8時45分:志賀島に到着
  • 10時40分:志賀島を出発
  • 11時10分:ベイサイド博多埠頭に到着
  • 11時15分:天然温泉「波葉の湯」
  • 11時45分:ベイサイド博多埠頭を出発(バス)
  • 12時00分:博多駅に到着

コース

今回は志賀島の東側にあるフェリー乗り場から、時計回りで全長約9kmの「金印街道」をぐるりと1周してきた。以下は現地で見つけた志賀島の地図。赤い線の矢印に沿って走る。

ベイサイド博多埠頭を出航してから約30分で志賀島のフェリー乗り場に到着。いきなり金印のレプリカ(建物の中央)が出迎えてくれる。大人の背丈ほどある大きさだが、金印の実物は2cmにも満たないそうだ。

天気はあいにくの雨、しかも、どしゃ降り。青い空と海を求めて志賀島に来たというのに、現実は灰色の空と海と、時々ピカッと光る稲妻。まあ、こういうこともある。

金印公園

フェリー乗り場から「金印街道」を時計回りで走り始める。片側一車線の道路を1kmほど走り続けると、集落を抜けて海岸線に出た。

遠方には、博多湾に浮かぶもうひとつの島、「能古島(のこのしま)」がうっすらと見える。

しばらく走り続けると、「金印公園」に差し掛かる。「漢委奴国王印」が発見されたことを記念して建てられた公園だ。

せっかくなので公園の展望台に立ち寄ることにした。階段を登る途中にガサガサと音がするで、思わず「ウォォッー!!」と声を上げてしまった。なんと、カニだった。

展望台からの景色がこちら。天気が良ければ絶景なんだろうな…としか思えない。

蒙古塚(蒙古軍供養塔)

公園を後にして再び金印街道へ。どしゃ降りの中、海沿いの道路を走り続ける。

今度は「蒙古塚」と書かれた石碑を発見。現地案内版によると、この地は1274年と1281年の二度にわたる元寇襲来の古戦場とされ、古くは「首切塚」とも呼ばれていた。この供養塔は、元寇襲来の際に戦死した元(モンゴル)軍の兵士のために建てられたそうだ。金印といい、元寇といい、志賀島には日本の教科書に登場するものが多い。

勝馬海水浴場

「弘」と呼ばれる漁港を通過。集落を見ると人がいるんだと思い、安心する。

と思ったら、また海岸線が続く。雨がどんどん強くなってきて、坂の上から雨水が滝のように流れてくる。さすがに、「なんでこんな所を走っているだろう…」と、ちょっと心が折れそうになった。

この景色は天気が良い日に見たかった。

峠を越えて勝馬(かつま)海岸へ。この辺りには休暇村があり、ちょっとしたリゾート地になっている。雨が強く、波も荒いので、さすがに誰もいない。

誰もいないビーチを走って見た。

これで晴れていれば文句なしなんだけど。。

勝馬海岸のすぐ近くには「中津宮古墳」がある。現地案内版によると、この古墳は7世紀ごろに造られたもので、勝馬を基地とした海女集団の首長の墓と考えられているそうだ。

志賀島の岩場

勝馬海岸を後にして志賀島の北側へ。ちょうど道路工事中だったので、信号機が置かれていた。この看板、なぜか6カ国語に対応している。日本語、英語、韓国語、中国語はわかるけど、残りの2つは何語だろう。

島の北部はゴツゴツした岩場が多い。まるで鬼の洗濯岩みたい。

しかも道路は断崖絶壁と隣り合わせ。落石・土砂崩れがないことを祈りたい。

途中、「さざえつぼ焼き 志賀島バーガー」と書かれた一軒家を発見。車が一台停まっていたが、お店は開いていない様子。それにしても「志賀島バーガー」は気になる。

志賀海神社

島の東側まで来ると雨が止んだ。「志賀海神社」の看板を見かけたので、寄り道していくことにした。志賀島神社は古くから博多湾の総鎮守として篤く信仰されている。

神社は丘の上にあるので、階段を上って境内へと向かう。ここの階段でもカニを見かけた。

こちらが本殿。

お参りの際は「御潮井」と呼ばれる砂を軽くふりかけてお清めをします。

海の神社ということで「海上安全」「大漁満足」のお守りを販売している。

神社を後にして、再び金印街道へ。こちらは九州本土につながる県道59号。時間があれば、県道経由で走って博多方面に戻るのも良さそう。

スタートから2時間で、フェリー乗り場に戻ってきた。出航時間の直前にフェリーに飛び乗り、ベイサイド博多埠頭へ。

お役立ち情報

ベイサイド博多埠頭には「みなと温泉 波葉の湯」がある。源泉掛け流しの天然温泉、サウナや水風呂もある。雨と汗でびしょ濡れだったので、温泉に浸かってさっぱりしてきた。

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