福岡市東区で非日常が楽しめる「志賀島」ランニングコース

福岡市東区で非日常が楽しめる「志賀島」ランニングコース|ともらん

福岡滞在中に半日だけ時間が空いていたので、博多湾に浮かぶ志賀島(しかのしま)を走ってきました。1周9kmのオーシャンビューのランニングコース。博多駅からサクッと行けるのでおすすめです。
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福岡市東区のランニングコース

仕事で博多駅周辺のホテルに宿泊しました。

福岡市には「大濠公園」や「シーサイドももち海浜公園」など魅力的なランニングコースが数多くありますが、どれも博多駅からは遠いんですよね…。

博多駅の近くだと「東公園」や「山王公園」あたりがランニングに良さそう。

でも、もっと「非日常」が楽しめるランニングコースがないかな…とグーグルマップで探していたら、福岡市東区の最西端にある「志賀島」に行き着きました。

地図で見ると遠く感じますが、ベイサイド博多埠頭からフェリーで30分で行けるとのこと。

というわけで、行って来ました。志賀島。

博多駅→ベイサイド博多埠頭→志賀島

今回のスケジュールはこちら。

  • 7時30分:博多駅を出発(ランニング)
  • 8時15分:ベイサイド博多埠頭を出発
  • 8時45分:志賀島に到着
  • 10時40分:志賀島を出発
  • 11時10分:ベイサイド博多埠頭に到着
  • 11時15分:天然温泉「波葉の湯」
  • 11時45分:ベイサイド博多埠頭を出発(バス)
  • 12時00分:博多駅に到着

博多駅〜ベイサイド博多埠頭は距離でいうと3km弱。往路はランニング、復路はバスで移動しました。

ベイサイド博多埠頭〜志賀島はフェリーに乗って移動します。詳しくはこちらの記事にまとめています。

志賀島での滞在時間は約2時間。1周9kmですが、観光スポットで寄り道しながら走っていたら、結構ギリギリでした。

ランニングの後は、ベイサイド博多埠頭にある温泉で汗を流しました。

志賀島「金印街道」

さて、志賀島の走り方ですが、海沿いの道路「金印街道」を1周するコースがおすすめです。所どころに観光スポットがあるので、寄り道しながら走ると楽しいですよ。

こちらの地図の赤い部分が「金印街道」。約9kmの道のりです。

なぜ「金印街道」と呼ばれているかというと、志賀島で「金印」が発見されたからです。金印とは、歴史の教科書にも出てくる「漢委奴国王印」のこと。

金印は江戸時代、博多湾に浮かぶ志賀島(しかのしま)で農作業中に偶然発見されました。その後、筑前藩主である黒田家に代々伝わり、1978年に福岡市に寄贈されました。(引用元

こちらは、志賀島のフェリー乗り場。真ん中に金印のレプリカがあるの分かりますか?

大人の背丈ほどある超ビッグサイズです。実物は2cmにも満たないそうですけどね。

言い忘れましたが、この日はどしゃ降りの雨。青い空と青い海を求めて志賀島に来ましたが、あるのは灰色の空と灰色の海と、時々ピカッと光る稲妻。

まあ、こういう時もありますよね。

金印公園

それでは、志賀島のフェリー乗り場から金印街道を時計周りで走ります。

1kmも走らないうちに集落を出ました。海沿いのクネクネしたコースを走ります。

博多湾に浮かぶもうひとつの島、能古島(のこのしま)が遠くに見えました。

しばらく走ると「金印公園」と書かれた看板を目にします。「漢委奴国王印」が発見されたことを記念して建てられた公園です。

金印公園は、紀元57年に後漢の光武帝が奴国(なこく)の王に与えたとされる「漢委奴国王印」と記された金印が、天明4(1784)年にこの付近で発見されたことを記念した公園です。公園の入口には、大正11(1922)年に建立された「漢委奴国王印発光之処」と記された石碑があります。(現地案内板より)

公園の展望台へ向かう途中、ガサガサと音がするので思わず「ウォォッー!!」と声を上げてしまいました。なんと、ガサガサ動いていたのはカニでした。

展望台からの景色がこちら。能古島と、遠くに福岡市の高層ビル群が薄っすらと浮かび上がっています。天気が良ければ絶景なんでしょうね。

展望台の様子を動画でもどうぞ。


蒙古塚(蒙古軍供養塔)

再び金印街道に戻り、どしゃ降りの中、海沿いの道路を走り続けます。

すると「蒙古塚」と書かれた石碑に差し掛かりました。

この地は、文永11年(1274年)および弘安4年(1281年)の二度にわたる元寇襲来の古戦場とされ、古くは「首切塚」とも呼ばれていました。この供養塔は、文永・弘安の襲来の際に戦死した元(モンゴル)軍の兵士のため、昭和2年(1927年)に日蓮宗の僧高鍋日統の提唱で建てられました。(現地案内板より)

あの「元寇」の古戦場ですか。金印といい、元寇といい、志賀島は歴史の教科書的には重要なスポットですね。

勝馬海水浴場

「弘」と呼ばれる漁港を通過します。

雨がどんどん酷くなっていきます。ここから上り坂なんですが、雨水が滝のように流れて来ます。「なんでこんな所を走っているだろう…」と、ちょっと心が折れそうになりました。

これ、天気が良ければ絶景なんでしょうね。

峠を越えると「玄海国定公園」の看板が見えました。このあたりは海水浴場もあり、ちょっとしたリゾート地になっています。

こちらが勝馬海岸。勝馬と書いて「かつま」と読みます。雨が大分弱まりましたが、人の気配がありませんね。波もかなり荒っぽいです。

この付近は海の流れが速く、つい最近も水難事故が発生したそうです。

誰もいないビーチを走ってみました。


オーシャンビューで気持ちの良いランニングコースです。これで晴れていれば文句なし!

水産資源を勝手に採る人が多いのか、至るところで「密漁禁止」の看板を目にします。ウニ、アワビ、サザエ、海藻類の密漁は、3年以下の懲役または200万円以下の罰金を課せられます。

勝馬海岸のすぐ近くに古墳がありました。大昔、この辺りには海女さんたちが住んでいたんですね。

中津宮古墳:この古墳は7世紀ごろに造られたもので、勝馬を基地とした海女集団の首長の墓と考えられています。この古墳は円墳で、円丘の径7m、高さ1.5mの大きさをもち中津宮の前庭に位置しています。(現地案内板より)

志賀島の岩場

勝馬海岸を後にして、志賀島の北側を走ります。ちょうど道路工事中だったので、信号機が置かれていました。

こちらの看板、なんと6カ国語に対応しています。日本語、英語、韓国語、中国語はわかるけど、残りの2つは何語だろう。

島の北部はゴツゴツした岩場が多いですね。

しかも隣は断崖絶壁。落石・土砂崩れがないことを祈ります…。

鬼の洗濯岩みたいにゴツゴツしています。

途中、「さざえつぼ焼き 志賀島バーガー」と書かれた一軒家を発見。車が一台停まっていましたが、お店は開いていないようでした。

志賀海神社

島の東側まで来ると、雨が上がりました。上を見ると「志賀海神社」の道路案内を発見。

福岡市東区志賀島に鎮座する志賀海神社は、伊邪那岐命の禊祓によって出現した綿津見三神を奉斎している神社です。神代より「海神の総本社」「龍の都」と称えられ、玄界灘に臨む海上交通の要地博多湾の総鎮守として篤く信仰されてきました。(公式サイトより)

裏側の階段を上って境内へと向かいます。そういえば、ここの階段でもカニを見かけました。

こちらが本殿。

お参りの際は「御潮井」と呼ばれる砂を軽くふりかけてお清めをします。

海の神社ということで「海上安全」「大漁満足」のお守りを販売していました。

再び金印街道を進んでいくと、スタート地点に戻りました。こちらは海の中道(陸地)と繋がる道路です。時間が許せば、ここから「海の中道海浜公園」に行くのも良いですね。

今回は時間が限られていため、そのままフェリーに乗って博多方面に戻りました。

ワンポイントアドバイス

志賀島(しかのしま)は、地図で見ると博多駅から大分離れていますが、バスとフェリーを使えばサクッと行けます。

福岡で手軽に「非日常」を楽しみたければ、志賀島がおすすめです。

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