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宮古島:与那覇前浜と来間大橋を走る旅

宮古島:与那覇前浜と来間大橋を走る旅

2016年5月に沖縄県・宮古島の南西部を旅ランしてきました。

宮古空港から与那覇湾を経由し、宮古島の人気観光スポットである「与那覇前浜」と「来間大橋」をめぐるコースです。自動車や自転車と違い、ランニングなら砂浜の上も走れますよ。

最後に宮古島南部のリゾート施設で温泉に浸かり、旅ランの疲れを癒しました。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

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目次と内容

アクセス

宮古島は沖縄本島の南西に位置し、飛行機で沖縄・那覇空港から1時間弱、東京・羽田空港から3時間半でアクセスできます。住所は沖縄県宮古島市。

今回は、宮古島の空の玄関口である宮古空港を起点に、島の南西の海岸を走ってきました。

与那覇湾の砂浜を走り、真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海が美しい与那覇前浜を目指します。そこから来間大橋を渡り、来間島へ寄り道して竜宮展望台で休憩。

再び本島へ戻り、最後は高級リゾート施設にある「シギラ黄金温泉」で長旅の疲れを癒します。

走行距離は25km。これを東京〜宮古島を日帰りで走ります。宮古空港を11時半に出発し、シギラ黄金温泉に到着したのが16時頃。

1時間ほど温泉に浸かり、空港までタクシーで移動し、夕方のフライトで羽田へ戻りました。

与那覇湾

宮古島に降り立つと、空は曇り気味。沖縄に来たからには突き抜けるようなブルーの空を期待していたのでテンションが下がりました。

しかし5月だというのに尋常じゃないほど蒸し暑いですね。空港のベンチでランニングウェアに着替え、荷物をバックパックに詰め込んでから、赤い屋根の宮古空港を出発しました。

空港から南西に向かい与那覇湾を目指します。道路はたまに車が通るだけで通行人はいません。

川満という交差点の先に「赤名宮」という神社を発見。

与那覇の住宅街に入ります。この辺りは海抜が低く、津波の際に避難する高台がないためか、住宅街の真ん中に防災センターを見かけました。

住宅街を抜けると、与那覇湾の砂浜が見えてきました。最初に目に飛び込んできたのはマングローブの樹。南国っぽいですね。

与那覇湾は遠浅の砂浜で、砂の色は橙色でした。砂浜の上を走ってみると着地が硬く、足が沈み込まないので走りやすかったです。

ここから与那覇前浜まで海岸沿いのビーチを走っていきます。所々に流木があり、自然の障害物を避けながら走ります。

与那覇の西側に来ると、砂の色が橙色から白色に様変わり。黒くゴツゴツしたサンゴの残骸が多く。つまづかないように注意して進んでいきます。

サンゴの残骸の上には、白い人骨のようなものが無数にありました。これらはサンゴの死がいです。採取は禁止されているので、持ち帰りたい気持ちを堪えてそのまま立ち去りました。

与那覇前浜

しばらく走り続けると、遠くに与那覇前浜と来間大橋が見えてきた。海も色鮮やかなエメラルドグリーンに様変わり。

与那覇前浜まで来ると、いつの間にか砂浜は純白のホワイト。これぞ自分がイメージしていた宮古島の海です。

あまりにも美しいので、腰を下ろしてしばらく海を眺めていました。このあたりは宮古島で人気の観光スポットなので観光客が多いですね。

しばらく休憩した後、与那覇前浜港を通り過ぎて来間大橋を目指します。

来間大橋

宮古島の南西に来間島(くりまじま)という小さな島があります。宮古島と来間島の間には全長1.7kmの「来間大橋」があり、自由に行き来することができます。片道1車線で片側に歩道もあるので安心して走れます。

水深の関係からか、走り進むと海の色がどんどん濃くなってきました。途中、橋脚を見下ろすと、シーサーを発見!橋上の安全、海上の安全を見守っているのですね。

来間島の海岸線はゴツゴツしていました。

来間島

来間島に上陸すると、島の東側を北上し、竜宮展望台を目指します。海岸線に近い歩道は木が生い茂っており、時々茂みの間から、先ほど渡ってきた来間大橋が見えます。

竜宮展望台に到着すると、近くの売店で休憩しました。マンゴー&シークワーサーのドリンクを注文し、柑橘系の酸味で疲れを癒します。

「来間島憲法」と書かれた看板を発見。敷地内に「ハイビスカスの花を1本以上植える」というのが、何とも沖縄らしくて素敵だなと思いました。

こちらが竜宮展望台。三階建ての展望台で無料で入場できました。

展望台からは、先ほど走ってきた与那覇前浜の白い砂浜と来間大橋が一望できます。

シギラリゾート

時間に余裕があれば来間島を1周したかったのですが。帰りのフライトに間に合わなくなるので、竜宮展望台からUターンして来間大橋へ。

再び宮古島に戻ると、今度は島の南部にあるシギラリゾートを目指します。

ちょうど来間大橋の交差点のところで宮古島名物「まもるくん」とご対面。宮古島の交通安全を見守っているのですね。

シギラリゾートまでの距離は約7km。しばらく海岸から離れ、内陸部を走ります。途中、下地体育館の前で立派なシーサーを見かけました。

こちらはサトウキビ畑です。

シギラリゾートに近づくと、道路がきれいに舗装されていました。向かって左側が自動車道路、そして右手が幅が10mほどある自転車道と歩道です。

真夏並みの蒸し暑さでバテてしまい、最後はほとんど歩きながらシギラリゾートにたどり着きました。

シギラリゾートは宮古島有数の超高級リゾート施設。今回はその敷地内にある「シギラ黄金温泉」を日帰りで利用しました。温水プールも併設されており、家族連れの観光客で賑わっていました。

お役立ち情報

シギラ黄金温泉から宮古空港までバスで向かい予定でしたが、バス停まで歩いて20分もかかると知り、そんな元気もなかったのでタクシーで向かいました。

途中、タクシーの運転手さんに気になることを聞いてみました。

  • 下水処理はどうなっているのか? → 島の北側に下水処理場がある
  • 水道水は? → 石灰質が多量に含まれているので、島民の多くはミネラルウォーターを飲んでいる
  • 宮古島の土はみんな赤いのか? → 南側は赤いが、北側は赤くない

とても勉強になります。

今回はザノースフェイスの10Lランニングバッグを背負って宮古島を走りました。バッグの中身は以下のとおり。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。