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【トレイルミックス12L JP】レビュー:通勤ランも旅ランも快適なリュック

【トレイルミックス12L JP】レビュー:通勤ランも旅ランも快適なリュック

今回紹介するのはネイサンの「トレイルミックス12L JP」というランニングバッグです。13インチノートパソコンやA4書類がスマートに収納でき、通勤ランで使うリュックとして購入したのですが、旅ランやトレランでも同じくらい快適に使えます。片道13kmの通勤ランや3泊4日の旅ランで使用した感想も交えてレビューします。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

更新日: 公開日:

目次と内容

ネイサンとは?

ネイサン(NATHAN)はアメリカ生まれのランニングエッセンシャルブランド。主にランニング向けのハイドレーションやLEDライド、リュックやポーチなど展開しています。アメリカでは圧倒的なブランド認知がありますが、日本では無名と言って良いでしょう。

ネイサンは他社にはないユニークな着眼点と企画力に優れています。例えば、こちらの「クイックショットプラス」は、給水ボトルに小物入れを合体させたもの。品質の良し悪しはさておき、こんな面白い商品をよく作ったな…と感心します。

主な特徴

ネイサンの「トレイルミックス12L JP(Trail Mix 12L JP)」は、通勤にもトレランにも使える12L容量のランニングバッグです。主な特徴は次のとおり。

  • 4つに分かれた収納システム
  • ジッパー式ショルダーポケットが2つ
  • ボトルポケットが2つ
  • ワンサイズ・ユニセックス設計
  • カラーはブラックのみ
  • 容量は12L
  • 重さは330g
  • 定価は15,950円

最も刺さったのが、メイン収納に13インチのノートパソコンとA4サイズの書類が安全に収納できること。コロナ禍が明けてから週2回の通勤ランを再開し、ノートパソコンを背負っても快適に走れるリュックを探していたところで「トレイルミックス12L JP」と出会いました。

表面の様子。オールブラックに反射材の「NATHAN」ロゴがきらりと光ります。

次に背面へ。ショルダー部分には左右にジッパー式ポケットとボトルポケットを配置。さらにボトルポケットの外側には、伸縮性に優れたポケットが付いています。

収納スペース

ここからは「トレイルミックス12L JP」の収納スペースを詳しく紹介します。

メイン収納

開口部はジッパー式ではなく、クルクル折りたたんでカチッとロックするロールトップ式です。

全開するとこんな感じ。

横幅は28cm

高さは約50cmありますが、折りたたむと30〜40cmになります。

荷物の量によって高さを調整できるのがロールトップ式のメリットですね。

こちらは13.3インチの「MacBook Air M2」とA4書類を入れた状態。開口部が大きいで出し入れに手間取りません。

ジッパー式ポケット

メイン収納の外側にはジッパー式ポケットの収納スペースが設けられています。開口部は大きくありませんが、中は広々としています。貴重品や小物類を入れておくのに便利です。

カンガルーポケット

一番外側には伸縮性に優れたカンガルーポケットを配置。開口部が左右にありますが、内側で繋がっています。サッと取り出したいアウターシェルやタオルを入れておくのにおすすめです。

ブラッダーポケット

最も背中に近いレイヤーにハイドレーション用のブラッダーを収納できるポケットがあります。ジッパー式で固定用のマジックテープ付き。ブラッダーを使用しない時は、汚れたウェアなどを分けて収納するのに便利です。

ショルダーポケット

縦長のジッパー式ポケットを左右に配置。左側にはエマージェンシーホイッスルを内蔵しています。

ボトルポケット

ショルダーの最下部にはボトルポケットを配置。最大600mlの給水ボトルが収納できますが、ネイサンの純正ボトルじゃないとピッタリ収まらないので注意が必要です。外側にもう1つポケットがありますが、ボトル使用時はスペースに余裕がありません。

背面メッシュ

背中や肩と密着する背面は凹凸のあるメッシュ構造になっており、通気性を高めています。

チェストストラップ

胸の部分にはサイズ調整できるストラップが2個付いています。上下に移動でき、最も快適なポジションで固定することができます。

サイドストラップ

脇腹の部分にはサイズ調整できるストラップが2個付いています。

サイズ感

「トレイルミックス12L JP」はユニセックスかつワンサイズのみとなります。チェストストラップと合わせて調整すれば、どんな体型にもフィットします。また、荷物の量によってもフィット感が変わってくるので、都度ストラップで調整すると良いでしょう。以下は参考までに、身長170cm・体重60kgの男性が着用した様子です。

職場でも違和感なし

カラーはオールブラックなので、職場に持っていても違和感ありません。ちなみにシューズもオールブラックを履いていき、帰宅時にそのまま走って帰ります。

通勤ランで使用する場合、重さあるノートパソコンが揺れないか気になりますよね。これに関しては、メイン収納にピタリと収まる感じなのでランニング時にはほぼ揺れません。非常に快適です。

カンガルーポケットが超絶便利

サッと取り出せるので、アウターシェルやタオルなんかを入れておくのに便利です。こちらはリュックを背負った状態でも手を後ろに伸ばせが届きます。例えば、ランニング中に突然雨が降り始めても、すぐに防水シェルを着用できます。

伸縮性に優れているのでかさ張るものでも大丈夫。ゴミ箱がない時に、空のペットボトルを一時保管したりしました。

ボトルポケットはイマイチ

「トレイルミックス12L JP」は給水ボトルが付属しません。試しにSALOMONのソフトフラスク(500ml)を使ってみましたが、縦長すぎて使い物になりませんでした。

仕方なくネイサン純正の「インサレーテッド イグソドローソフトフラスク」を購入しました。

これならジャストサイズで入ります。しかし、余計な出費ですよね…。独自規格ならちゃんと付属してほしいです。

さらにツッコミどころがもうひとつ。ボトルポケットはショルダーの最下部に配置されているので、ストローなしだと使いづらいです。幸い、こちらは別のソフトフラスクのものを使い回しできました。さらにさらに、ストローをショルダーに固定できないんですよね…。

もっと言うと、ボトルポケットを使うと色落ちします…。こちらはネイサンのボトルを4日間使用した後の状態。

ボトルポケットはイマイチ

汗でびしょ濡れになっても、基本的に手洗いを推奨しています。

ポケットが4層になっているため、洗うのが面倒ですし、乾くのにも時間がかかります。

ボトルポケットはイマイチ

ちなみにメイン収納はロールトップ式で防水加工っぽい素材ですが、防水仕様ではないので注意が必要です。どうやら下部の方の密閉が甘いらしく、ずぶ濡れになると下の方から染み込んできます。ただし、普通に通勤ランで使用する分には心配しなくて大丈夫です。

通勤ランで使用する場合

もともと荷物が少ないので、上下の着替えとノートパソコンと小物類ぐらいしかありません。さすがに容量が12Lもあると余裕があって良いですね。メイン収納には荷物を直に入れていますが、汗びっしょりでも中身は大丈夫でした。ちなみにボトルポケットは片方に給水ボトル、もう片方にスマホを入れると便利です。

旅ランで使用する場合

3泊4日の旅ランでも使いました。これだけ詰め込んでもまだスペースに余裕があります。

今回はブラッダーを使用しませんでしたが、ブラッダーポケットに氷袋を入れると真夏の炎天下でも背中がひんやりして気持ちよかったです。熱中症対策にもなりますしね。

荷物を詰め込んでもあまりかさ張りません。そのため、雨天では防水シェルをリュックの上から羽織ることもできます。

総合評価:普通に満足

ネイサンの「トレイルミックス12L JP」を購入して普通に満足しています。メイン収納には13インチノートパソコンとA4書類がスマートに収納でき、その他収納ポケットも充実しています。通勤ランでも旅ランでもトレランでも同じくらい快適に使えます。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

この記事で紹介した「ネイサン トレイルミックス12L JP」の最新価格・在庫状況は以下の通販サイトで確認できます。

ネイサン トレイルミックス12L JP