【2025年】通勤ランにおすすめのランニングリュック4選
マラソンブロガーのtomo.が厳選したランニングリュックを紹介します。すべて自費で購入してレースやトレーニングでガシガシ使い込み、本当に良いものを見極めているので、自信を持っておすすめできる逸品ばかり。詳しいレビューはページ下の関連記事を参照してください。

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ノートパソコンをいかに快適に運べるかが重要
最初にお断りしておくと、ここで言う「ランニングリュック」は、主に通勤ランで使うリュックサックを指します。トレラン用のザックではありません。
自分が通勤ランを始めたのは2017年頃。ちょうどフルマラソンを本格的に走り始めた時期と重なり、練習量を増やしたいけれど時間がない…という悩みを解決するために、週に2回、帰宅ルートの一部区間(約14km)を通勤ランに充てました。
通勤ランに欠かせないものといえば、ランニングリュック。手ぶらで走るのが理想ですが、現実的には仕事道具や着替えなど持ち運ぶ必要があります。自分の場合はノートパソコンも毎日持ち帰らないといけません。これが結構重くて運びづらいんですよね…。
そんなわけで、通勤ランのリュック選びでは「ノートパソコンをいかに快適に運べるか」が最重要事項でした。ノートパソコンがしっかり収納でればA4書類なども保管できるので、ほとんどのビジネスパーソンのニーズを満たしてくれるはず。
ここでは、自分が愛用しているランニングリュックを4つ紹介します。
The North Face ワンマイル12

「ワンマイル12」は、アウトドアブランドのThe North Faceが通勤ランのために作ったリュックサックです。主な特徴は次のとおり。
- メイン収納はPCスリーブ付き
- サブ収納はマルチポケット付き
- 両サイドにメッシュポケットを配置
- 胸と腰の2箇所で固定可能
- 容量:12L
- 重さ:310g
- 寸法:H39×W24×D11.5cm
- 定価:12,100円
最大の特徴は、メインコンパートメントに配置されたPCスリーブ。メッシュスリーブは伸縮性に優れ、13インチのノートパソコンがすっぽり収まります。スリーブの上部2箇所にあるスナップでリュックに固定でき、不要な時は取り外しも可能です。

こちらがPCスリーブを取り外した状態。通勤ランで使う時はスナップで固定すれば揺れないですし、洗濯機で洗う時は外しておけば乾燥が楽になります。着脱できると意外と便利なんですよね。

サイズ的には13.6インチ型の「MacBook Air M2」がすっぽり収納できました。メッシュスリーブは伸縮性が高いため、14インチぐらいまではギリギリ行けるのではないでしょうか。
その他の使い勝手は、さすがThe North Faceといった感じで、トレラン用ザックの開発で培われた知見が細部にまで生かされています。胸と腰の2箇所で固定でき、ランニング時の安定感も非常に高くて疲れません。
Mammut エナジー12

「エナジー12」はスイス発のアウトドアブランドのMammut(マムート)が作ったスピードハイク向けのリュックサック。スピードハイクとは、ハイキングとトレイルランニングの中間みたいなもので、ガチなトレラン用のザックではありません。主な特徴は次のとおり。
- ジッパーで大きく開閉できるメイン収納
- 荷物を取り出しやすいアウターメッシュポケット
- 幅の広いショルダーストラップ
- ハイドレーションシステムに対応
- 幅21cm・高さ44cm・奥行10cm
- 容量は12L・重量は約280g
通勤ラン用に設計されたものではありませんが、ハイドレーションのリザーブポケットはノートパソコンを収納するのにちょうど良いサイズ感。そして、背中のメッシュパッドは程よい厚さと固さが、ノートパソコンをしっかり守ってくれます。

上の写真は13インチのノートパソコンを入れた状態。スリーブでガッチリ固定するタイプではありませんが、立てた状態での収まりは良く、ランニング時にはほとんど揺れません。「ワンマイル12」に比べると、メインコンパートメントが大きく開閉でき、荷物が出し入れいやすいのもお気に入りポイントです。
Nathan トレイルミックス12L JP

「トレイルミックス12L JP」は、アメリカ発のアウトドアブランドのNathan(ネイサン)が作ったリュックサック。トレランでも通勤ランでも快適に使える用に設計されたハイブリッドモデルです。主な特徴は次のとおり。
- 4つに分かれた収納システム
- ジッパー式ショルダーポケットが2つ
- ボトルポケットが2つ
- ワンサイズ・ユニセックス設計
- カラーはブラックのみ
- 容量は12L
- 重さは330g
- 定価は15,950円
メインコンパートメントの開口部はジッパー式ではなく、クルクル折りたたんでカチッとロックするロールトップ式。荷物の量によって折りたたみ具合を調整すれば、無駄な空きスペースをなくして、中身の安定感を高めることができます。

開口部は上に向かって広がりがあるため、ノートパソコンや書類の出し入れも簡単。内側は水を弾く耐水仕様になっていますが、完全防水仕様ではないので注意が必要です。特に夏は汗をビッショリかくと中身が濡れるため、ビニール袋などで包む必要があります。
「トレイルミックス12L JP」はトレラン用のザックとしても優秀で、山や旅ランでも使っています。これひとつで3泊4日かけて茨城県の霞ヶ浦を走って1周したこともあります。通勤ランだけでなく、トレランや旅ランでもハイブリッドで使いたい方におすすめのモデルです。
夏休みの旅ラン企画。2023年は和歌山県の熊野古道・中辺路を走る予定でしたが、台風7号が紀伊半島に上陸するらしく…急きょ行き先を変更。そんなわけで、今日から3泊4日の日程で茨城県の霞ヶ浦1周(カスイチ) 130kmを走ります! pic.twitter.com/FAJngzRE55
— マラソンブロガー tomo (@tomorunblog) August 13, 2023
Paago Works ラッシュ10

最後に紹介するのは「ラッシュ10」。日本発のアウトドアブランド、Paago Works(パーゴワークス)が作ったランニングリュックです。ファンランやガチではないトレランで使うことを想定しています。主な特徴は次のとおり。
- 全面にストレッチメッシュを採用し、荷物の揺れを軽減
- メイン収納は大きく開口し、内側にはポケットが2個
- さっと出し入れできるジッパー式フロントポケット
- 背負ったままアクセスできるバックポケット
- ハーネスには左右にボトル・スナックポケットを配置
- ショルダー・チェスト・両サイドの長さ調整が可能
- サイズは縦42cm・横23cm・奥行14cm
- 容量は9.5L、重さは370g
- 定価は16,500円
メインコンパートメントはジッパーで大きく開閉できて、荷物の出し入れが簡単。通勤ランでは駅のトイレで着替えているので、フックにかけた状態で荷物を整理できるのは助かります。その他、スマホや給水ボトルをさっと取り出せるショルダーポケット、小物入れに便利なサブコンパートメントの使い勝手が良いですね。

ノートパソコン用のスリーブはありませんが、13インチサイズならメインコンパートメントにピタリと収まり、ランニング時にほとんどゆれません。ただしNathanと同様に、汗でびしょ濡れになるとメインコンパートメントが濡れるので、ノートパソコンや書類はビニール袋に包んでおいた方が無難です。
というわけで、通勤ランにおすすめのランニングリュックを4つ紹介しました。詳しいレビューはページ下の関連記事を参照してください。
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