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【Hoka ハイクパック13Lレビュー】ランニングリュックとしては中途半端 【Hoka ハイクパック13Lレビュー】ランニングリュックとしては中途半端 【Hoka ハイクパック13Lレビュー】ランニングリュックとしては中途半端 【Hoka ハイクパック13Lレビュー】ランニングリュックとしては中途半端

【Hoka ハイクパック13Lレビュー】ランニングリュックとしては中途半端

通勤ランのためにHokaの新作ランニングリュック「ハイクパック13L」を購入しました。ノートPCスリーブにもリザーバーポケットにもなる多機能ポケットや、身体を全方位から優しく包み込むエアメッシュウェビングが秀逸な一方で、サイズ調整用のストラップの作りが微妙。ハイキングパックとしてはオーバースペック、ランニングリュックとしては中途半端、そんな印象です。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

更新日: 公開日:

目次と内容

主な特徴

Hokaの「ハイクパック13L(Hike Pack 13L)」は、トレイルランニングやハイキング向けのバックパックです。主な特徴は次のとおり。

  • メイン収納はダブルジッパー仕様
  • ノートPCスリーブ兼リザーバーポケット
  • 上部・前面にジッパーポケット
  • 寸法は高さ40cm・幅25cm・奥行12cm
  • 定価は16,500円

スペック的には、ランニング用ベストとハイキング用パックの中間の位置付けです。容量は13L。メイン収納の他に収納ポケットが豊富で、日帰り〜1泊の旅に必要な荷物が収まります。ガチではないトレラン、ハイキング、通勤ランなどにおすすめです。

メイン収納

メイン収納はダブルジッパー式。開口部が大きく、かさばる荷物も出し入れが簡単です。

内側背面には、13.3インチのMacbook Air M2がピッタリ収まるノートPCスリーブを配置。とジッパー式ポケットも付いており、ケーブルや小物類を保管するのに適しています。

内側上部にはバックル仕様のホルダーがあり、水分補給用のリザーバーを固定することができます。つまりノートPCスリーブはリザーバーポケットとしても使えます。

その証拠に、メイン収納のリザーバーから水分補給チューブを外に出すチューブスロットが設けられています。

上部・前面ポケット

「ハイクパック13L」の上部には、メイン収納の開口部とチューブスロットの他、もうひとつジッパー式ポケットを配置しています。スマホや貴重品など、サッと取り出したい物を保管するのに最適です。

また前面にもジッパー式ポケットを配置。こちらは拡張性があるので、多少かさばる物を入れておくのに便利ですね。

ストレッチメッシュポケット

左右のショルダーハーネスにはストレッチメッシュポケットがあり、収納スペースが上下2つに分かれます。下部はジッパー式でジェルや補給食の保管に向いています。右側のポケットはセーフティーホイッスル付き。

上部はドリンクボトル用。Salomonの500mlソフトフラスクがピタリと収まりました。固定用のホルダーも付いており、ソフトフラスクの容量が縮んでもポケットに沈み込まないように工夫されています。ちなみに500mlペットボトルはピッチピチになりますがギリギリ収納できます。

500mlペットボトルを保管するなら、両サイドにあるドリンクボトルホルダーを使うのが便利です。ただし上下動の激しいランニングだと飛び出してしまうので、あくまでもハイキング専用。

エアメッシュウェビングが快適

身体に密着する部分にはエアメッシュウェビングを採用。クッション性と通気性に優れ、適度な硬さを持ち、装着時には背中、脇腹、胸の全方位から身体を包み込みます。上下動の激しいランニング中でも荷物が安定し、非常に快適でストレスフリーです。

エアメッシュウェビングは立体構造になっており、適度な厚みがあります。通勤ランでノートPCを持ち運ぶ際、ノートPCが背中に当たってストレスに感じることがありますが、厚みのあるエアメッシュウェビングのおかげで快適。

通勤ランにちょうど良いサイズ感

今回は通勤ランで使用するために「ハイクパック13L」を購入しました。いつも帰宅時に走るのですが、持ち運ぶ荷物は主に、職場で着替えた洋服とノートPC、ポーチ(貴重品・小物類を収納)です。これぐらいの荷物であれば10L容量のリュックでもキツキツに詰めれば収納できますが、余裕のなさはストレスになります。

「ハイクパック13L」だと、メイン収納に2割ほどに余白があり、その他の収納ポケットも追加で使用できます。通勤ランで使うなら12〜13L容量がちょうど良いですね。

ストラップは緩くて微妙

実際に「ハイクパック13L」を使ってみて残念に感じたのは、サイズ調整用のストラップの作りが甘いこと。前面に2箇所、両サイドに計4箇所、ストラップの長さが調整できるのですが、ランニング中に緩んでしまい、何度か立ち止まって再調整する必要がありました。

特に前面上部のストラップは腕振りの動きに影響されてなのか、10分もしないうちに全開状態に…。クルッと結いて固定すれば問題は解決しますが、もう少し工夫されていると良かったなと思います。動きの激しくないハイキングならそこまで問題ならないんでしょうけどね。

評価まとめ

Hokaの「ハイクパック13L」を購入してそこそこ満足しています。

まず自分の場合、容量が通勤ランにドンピシャ。収納力が非常に高く、ノートPCやかさばる荷物を背負っても快適に走れるのが気に入っています。

一方で、サイズ調整用ストラップが緩むのはランニングリュックとして致命的。リザーバーホルダーやチューブスロットの機能を追加する前に、ここをしっかり作り込んで欲しかったですね。

まとめると、ハイキングパックとしてはオーバースペック、ランニングリュックとしては中途半端

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

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