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【クリフトン9】レビュー:ホールド感が絶妙、でも進化は微妙
クリフトンシリーズは「クリフトン 5」からの大ファンで5世代続けて購入していますが、新作の「クリフトン 9」は前作からの進化が微妙でした。アップデートされたのはアッパーと価格(大幅値上げ)ぐらい。シューズ単体の出来は悪くないんですが、長年のファンだからこそ厳しい目で見てしまいます。
目次と内容
主な特徴
Hokaの「クリフトン9」は、クッション性能と軽さを両立したランニングシューズです。主な特徴は次のとおり。
- ミッドソール
- クッション性能に優れたEVAミッドソール
- アッパー
- ホールド感を高めるエンジニアードニット
- アウトソール
- 耐久性に優れたDURABRASIONラバー
- オフセット
- 5mm
- 重さ
- 248g(メンズ27cm)
- 定価
- 20,900円
- 発売
- 2023年2月15日
ミッドソール
ミッドソールはクッション性能に優れたEVAミッドソールを採用していますが、歴代のクリフトンシリーズに比べるとやや硬めの印象。中にプレートが入っている?と思えるほど、剛性も高くなっています。手で触れてみた感じも「マシュマロ」というより「お餅」のような感じ。弾力性はありますが、ふわふわしていません。
アッパー
アッパーはエンジニアードニットを採用。メッシュの網の目は細かく、適度に伸縮性を持たせています。シュータンは厚みがあり、エンジニアードニットのアッパーと一緒に上部から足をしっかり押さえ込みます。また、シューレースとアッパーと一体化させることでホールド感を高めています。
分厚いアンクルパッドが足首周りを優しく包み込みます。キツネの耳のようにピンと立ったプルタブは指でつまむことで着脱をしやすくなりますが、アキレス腱には干渉しないように設計されています。
アウトソール
アウターソールには耐久性に優れたDURABRASIONラバーを配置。歴代のクリフトン・シリーズの特徴であった真ん中の部分の窪みは最小限に留められています。
重さ
これだけ分厚くボリューミーなソールを持ちながら、重さは248g(公式値・メンズ27.0cm)と250gを切ります。メンズ25.5cmのワイドモデルの実測値は226gとレースシューズ並み。
サイズ感
男女別のサイズ展開は次のとおり。いずれも標準モデルと幅広モデル「ワイド」が選べます。クリフトンのような人気シリーズだと出荷がそこそこ見込めるため、メーカーとしてもバリエーションを増やす余地があります。
- メンズ:25.0〜29.0cm、30.0cm
- レディース:22.0〜25.0cm
今回は、メンズ25.5cmのワイド、カラーはBlack/Black(オールブラック)を選びました。
普段、ランニングシューズ選びでは標準モデルなら26.0cm、幅広モデルなら25.5cmがジャストフィットになることが多いですが、クリフトン 9も25.5cmワイドでちょうど良いサイズ感でした。足指周りに関してはスペース的にかなり余裕があります。
剛性が高い
歴代のクリフトンの中では剛性が最も高く感じます。ソール自体、両手で力を加えても曲がりません。「中にプレート入っている?」と思いました。マシュマロのように柔らかいクッションをイメージしている方には違和感があるかもしれません。
ホールド感が最高
前作「クリフトン 8」から最も進化を感じるのがアッパーです。特に伸縮性に優れたエンジニアードニットのおかげで足の甲全体を上から押し付けるような形で適度なホールド感を実感します。しかも長時間着用しても窮屈に感じません。
自分はクリフトンを主にロードでの長距離走に使うので、このホールド感は非常に重要。ちょっとしたズレがあると疲労が蓄積しますし、怪我や故障につながります。かと言って、あまり押しつけ感が強いと長距離を走る時にストレスになります。クリフトン 9はその辺りのバランスの取り方が絶妙だなと思います。
カカトの反発力が強い
実際に走ってみると、カカト部分からの反発力(突き上げる感じ)が最も強く感じます。「カカトの下にバネ入っていない?」と感じるほど。推進力もそこそこあるので、ジョギングからちょっとペースを変えたい時にもモタつきません。
普段履きシューズとしても快適
今回、カラーは「Black/Black」を選びましたが、オールブラックだと普段履きとして使っても違和感がありません。黒だと、どんな服装にもコーデしやすいですし、カジュアル服装OKな職場にも履いていけます。
前作「クリフトン8」との違い
Hokaの公式サイトによると、前作「クリフトン8」との主な違いは次のとおり。
- 軽量化
- 厚みが3mmアップ
- クッションと反発力のバランスが良い新フォーム
参考までに基本スペックを表にまとめました。
クリフトン 9 | クリフトン 8 | |
---|---|---|
発売 | 2023年2月 | 2021年6月 |
重さ(27.0cm) | 248g | 250g |
ドロップ | 5mm | 5mm |
ミッドソール | EVAミッドソール | EVAミッドソール |
アッパー | エンジニアードニット | エンジニアードメッシュ |
定価 | 20,900円 | 17,600円 |
以下の写真は左がクリフトン 9、右がクリフトン 8です。ちなみにクリフトン 8は400kmほど走っています。スペックだけ見ると、軽量化(-2g)は誤差の範囲。ソールの厚みは見た目でも違いが実感できます。
クリフトン 9ではアッパーの網目が細かくなり、ニット素材によるホールド感が高まりました。
靴底は黒なので見分けが付きにくいですが、クリフトン 9ではラバーの接地面積をやや増量しています。
スペック的にも、実際に履き比べてみてもクリフトン 9はのマイナーアップデートという位置付けですね。ただし価格だけはインフレと円安の影響なのか、メジャーアップデート級の値上がりとなっています。
総合評価:そこそこ満足
Hokaの「クリフトン9」を購入してそこそこ満足しています。シューズ単体の満足度は高いです。硬いアスファルトの上でも衝撃をしっかり吸収してくれるクッション性能、その見た目から想像できないほどの軽量性、さらに長時間着用しても疲れにくい絶妙なホールド感。
一方で、前作「クリフトン8」に比べると進化を感じるのはアッパーぐらい。いや、もうひとつありました、価格設定です。メジャーアップデート級の値上げがありました。そんなわけで、クリフトン 9を購入するよりも、割安となった「クリフトン8」を選ぶのがおすすめです。
ちなみに自分はクリフトンシリーズの大ファン。「クリフトン 5」以降の全シリーズを所有しており、クリフトンの進化の変遷を見守ってきました。
我が家のホカオネオネのクリフトン四兄弟。上から「クリフトン5」「クリフトン6」「クリフトンエッジ」、そして発売されたばかりの「クリフトン7」
— tomo.run|マラソンブログ (@tomorunblog) August 1, 2020
レビュー記事→ https://t.co/AU8siR4n2X pic.twitter.com/4PQ6YC4XAV
それだけに今回のマイナーアップデートは期待はずれ感が大きく、残念な気持ちになりました。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
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「クリフトン9」を買うぐらいなら、割安の「クリフトン8」を買った方が満足度が高いと思います。実際に「クリフトン9」の発売直後、「クリフトン8」の実勢価格の最安値は12,000〜13,000円を推移しています。