【ホカ クリフトン10 レビュー】シリーズ最高峰の完成度 【ホカ クリフトン10 レビュー】シリーズ最高峰の完成度 【ホカ クリフトン10 レビュー】シリーズ最高峰の完成度 【ホカ クリフトン10 レビュー】シリーズ最高峰の完成度
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【ホカ クリフトン10 レビュー】シリーズ最高峰の完成度(動画あり)

2025年4月にホカのランニングシューズ「クリフトン10」が発売されたので購入しました。価格は19,800円。柔らかいクッションと力強い推進力を高いレベルで両立していて、正直、欠点らしい欠点が見当たらないほどの完成度です。私が2025年に購入した21足のランニングシューズの中でも、最も評価が高かった1足でした。その理由を詳しくレビューしていきます。

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【ホカ クリフトン10 レビュー】シリーズ最高峰の完成度

Hoka クリフトン 10

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マラソンがライフワークの40代ランナー。YouTubeX.comでも発信中。フルマラソン自己ベスト2時間47分13秒(2025)、Six Star Finisher(2026)。詳しいプロフィール

TOMO

この記事の目次

【結論】シリーズ最高峰の完成度

「クリフトン10」は、ジョギングから長距離走まで1足で快適に走りたいランナーにおすすめのシューズです。柔らかい厚底クッションと、ロッキングチェアのようなライド感で、長く楽しく走れます。

「クリフトン」は、ホカ(Hoka)のロードランニングシューズを代表するフラグシップモデル。分厚いミッドソール、ロッカー構造が生むライド感、そして見た目からは想像できない軽さが特徴で、世界中のランナーに支持されています。私は2018年からのクリフトンのファンで、「クリフトン5」以降は毎年欠かさず新作を履き続けてきました。前作「クリフトン9」の発売から2年2か月、この日をずっと待っていました。

コンプレッション成型EVAフォーム

「クリフトン10」のスペックは次のとおり。

  • ミッドソールはコンプレッション成型EVAフォーム
  • スムーズな重心移動を促すメタロッカー構造
  • アッパーはジャガードニット
  • アウトソールはラバー(Durabrasion Rubber)
  • ドロップは8mm(ヒール43mm・フォアフット35mm)
  • 重量は278g(メンズ28.0cmカタログ値)
  • 定価は19,800円
分厚いミッドソールが特徴のクリフトン10

横から見ると、改めてミッドソールの厚さに圧倒されます。ヒールの高さは43mm、フォアフットは35mm、ドロップは8mm。クッションにはコンプレッション成型(CM)EVAフォームを採用しています。

Durabrasion Rubberを全面配置したクリフトン10のアウトソール

アウトソールには、グリップ性能と耐久性に優れたDurabrasion Rubberを使用。ロッキングチェアのように転がして走るロッカー構造を最大限に生かせるよう、つま先からヒールまでラバーをピッチリと配置しています。

ジャガードニットのアッパーとプルタブを備えたクリフトン10

アッパーは通気性に優れ、適度な伸縮性を持たせたジャガードニット。アンクルパッドは厚めで、アキレス腱の保護を兼ねたプルタブがシャープな印象を与えます。

メンズ25.5cmワイドで実測244gのクリフトン10

重量は、メンズ28.0cmのカタログ値が278g、私が購入したメンズ25.5cmのワイドは実測値で244gでした。厚底のジョギングシューズでありながら250gを切る軽さには驚きです。

サイズ感と履き心地

さすがフラグシップモデルだけあって、「クリフトン10」はサイズとバリエーションが豊富。幅広の「ワイドタイプ」に加えて「エキストラワイド」も選べます。

ワイド25.5cmのクリフトン10を履いた様子

私は身長170cm・体重60kg。ランニングシューズのサイズは、スタンダードタイプで26.0cm、ワイドタイプで25.5cmがいつものジャストサイズです。今回は25.5cmのワイドを選びましたが、つま先周りにゆとりを感じたので、スタンダードタイプでも良かったかもしれません。

基本的にはヒールカップで足をガッチリ捉えてホールドする感覚で、分厚いアンクルパッドはオマケのような存在です。くるぶしのアウトラインに沿ったカーブのおかげで、足首の可動域が最大限まで広がります。

力強い推進力

サスペンションのようなクッションを備えたクリフトン10

「クリフトン10」の最大の魅力は、サスペンションのように衝撃を吸収する柔らかいクッションです。ヒールの高さが43mmもあるためか、足を踏み込むとグイっと良い感じに沈み込みます。アスファルトの上では衝撃をしっかり吸収してくれますし、砂利道のようなオフロードではブレを抑えてくれます。

メタロッカー構造で推進力を生むクリフトン10

しかも、これだけ柔らかいのに推進力が損なわれていないのがすごいところ。反発力そのものはそこまで強く感じませんが、8mmのドロップとメタロッカー構造のバランスが秀逸で、転がすように自然と前へ進んでいきます。

ヒールの収まりも秀逸

ヒールの収まりが良いクリフトン10

また、「クリフトン10」はヒール周りのフィット感も秀逸です。個人的に最も気に入ったのがこのポイントで、カッチリとしたヒールカップにスッポリ収まり、そこを支柱に足とシューズが一体化します。くるぶしを囲むようにアッパーの高さをギリギリまで下げることで、足首の可動域を高めているのも高評価でした。

細かいギザギザでグリップ力に優れるクリフトン10のアウトソール

アウトソールのグリップ性能も素晴らしいですね。ラバーはギザギザの目が細かく、アスファルトをガッチリ捉えます。試しに雨上がりのマンホールや鉄板の上も走ってみましたが、スリップする不安は全くありませんでした。

欠点は見当たらない

ホカのクリフトン10

当ブログは「忖度なし」のレビューをウリにしていますが、「クリフトン10」に関しては、正直、欠点が見当たりません。自分の歴代クリフトンコレクションの中でも最高の仕上がりです。強いて挙げるなら、これだけ柔らかく厚いクッションなので、硬めで接地感のあるシューズが好みの方には合わないかもしれない、という程度でしょうか。

クリフトン9との違い

参考までに、前作「クリフトン9」と比較してみましょう。以下は基本スペックのまとめです。

クリフトン10クリフトン9
発売2025年4月2023年2月
ドロップ8mm5mm
ミッドソールコンプレッション成型EVAコンプレッション成型EVA
アッパージャガードニットエンジニアードメッシュ
定価(税込)19,800円20,900円

まず驚いたのは定価です。物価高のこのご時世に、20,900円から19,800円へとプライスダウンしています。型落ちした「クリフトン9」の実勢価格は14,000円台ではありますが、ホカが「クリフトン10」を本気で売り込もうとしている姿勢がうかがえます。

クリフトン10(左)とクリフトン9(右)の比較

写真は左が「クリフトン10」、右が「クリフトン9」です。「クリフトン9」は300km近く履いているので単純には比較できませんが、「クリフトン10」はヒールの高さが3mmアップした分、ソールが厚くなっています。逆にアッパーのえぐれた部分の高さは35mmと、「クリフトン9」より5mmほど低くなり、足首周りの可動域が上がりました。アッパー素材もエンジニアードメッシュからジャガードニットにアップデートされ、柔軟性の高い、よりソフトな肌触りになっています。

クリフトン10とクリフトン9のアウトソール比較

アウトソールに目を向けると、「クリフトン10」はラバーの接地面積が大きくなり、ギザギザの目も細かくなっているのが一目で分かります。おかげでグリップ力にさらに磨きがかかりました。

履き心地に関しては、ヒールの高さが3mm高くなってクッションがより柔らかくなったにも関わらず、推進力が損なわれていないのが高評価です。やはりドロップが3mm高くなったのが大きいですね。本当に素晴らしい進化だと思います。

ボンダイ9との違い

クリフトン10とボンダイ9の比較

次に、2025年1月に発売された「ボンダイ9」とも比較してみましょう。ボンダイもホカを代表する人気シリーズですからね。ソールの厚さは、ヒール部分は同じですが、フォアフットは「ボンダイ9」の方が3mm高く、全体的に分厚い印象。対して「クリフトン10」は流線型のシュッとした印象です。

履き心地に関しては、「クリフトン10」はホカのメタロッカー構造を最大限に生かし、力強い推進力と軽やかなライド感が楽しめます。一方の「ボンダイ9」にはそれがあまり感じられず、他社の厚底ジョギングシューズとの差別化要因が見当たりません。しかも「ボンダイ9」の方が40gほど重い。個人的にどちらかを選ぶなら、迷わず「クリフトン10」ですね。

【追記】走行距離200kmの耐久性

こちらが累積走行距離が200kmの状態です。ミッドソールは側面にシワが入っているものの、走行性能が落ちるほどの劣化は感じられません。

一方で、アウトソールは損傷が目立ちします。特に外側の縁周りは、私の走りのクセも相まって凹凸がなくなり、部分的にソールが削れているのがわかります。ミッドフットもアウトソールのラバーで覆われていないため、摩耗が目立ちます。先ほど「クリフトン10」に欠点はないと書きましたが、靴底の耐久性は要注意ですね。

【追記】クリフトン11が発売

2026年7月に後継モデルの「クリフトン11」が発売されました。ぜひ関連記事より詳しいレビューをご覧ください。細かい部分でのアップデートはあるものの、基本的な設計から履き心地まで「クリフトン10」から特に進化が感じられず、個人的には買い替えは推奨しません。初めてクリフトンシリーズを履く人には、安くなった「クリフトン10」をおすすめします。

動画レビュー

他にもYouTubeチャンネル「ともらん!」ではランニングアイテムのレビューや旅ラン、マラソン大会の動画をほぼ週1のペースで更新しています。もっと見る

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【ホカ クリフトン11 レビュー】進化なし。でも最高

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【レビュー】クリフトン9:ホールド感が絶妙、でも進化は微妙

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【レビュー】Hoka ボンダイ9:期待外れ。クリフトンの方が好き

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3 ★★★☆☆

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HOKA(ホカ)は2009年に創設されたアメリカ発のスポーツブランド。ランニングシューズはロッカー構造の超厚底ソールが特徴。クッション重視のボンダイやクリフトン、スピード重視のマッハやリンコンが有名です。

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