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Hoka「クリフトン 8」レビュー

Hoka「クリフトン 8」レビュー

2021年6月に発売されたホカのランニングシューズ「クリフトン 8(CLIFTON 8)」を紹介します。

マシュマロのような柔らかいクッションがトレードマークで、長距離のロードランニングにおすすめです。主な特徴は以下のとおり。

  • フルコンプレッションのEVAミッドソール
  • 通気性に優れたエンジアードメッシュアッパー
  • 着脱しやすい一体設計のプルタブ
  • 重さは250g(メンズ27.0cm)
  • ドロップは5mm
  • 価格は税込17,600円

「とも」は発売日に注文しました。早速履いてみたので詳しくレビューしますね。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

更新日: 公開日:

目次と内容

8代目のクリフトン

クリフトン(CLIFTON)は、ホカのランニングシューズのフラグシップモデル。

柔らかくて分厚いマシュマロのようなクッションが脚を衝撃から守り、長距離のロードランニングでも故障しにくいのが特徴です。

2021年9月にはシリーズ8代目となる「クリフトン8」が発売されました。主な特徴は以下のとおり。

  • フルコンプレッションのEVAミッドソール
  • 通気性に優れたエンジアードメッシュアッパー
  • 着脱しやすい一体設計のプルタブ
  • 重さは250g(メンズ27.0cm)
  • ドロップは5mm
  • 価格は税込17,600円

前モデル(7)との違い

前作の「クリフトン7」とも比較してみましょう。基本スペックを表にまとめました。

クリフトン 8クリフトン 7
発売2021年6月2020年7月
重さ250g(27.0cm)247g(27.0cm)
ドロップ5mm5mm
ミッドソールフルコンプレッションのEVAミッドソールフルコンプレッションのEVAミッドソール
アッパーエンジニアードメッシュアッパーオープンエンジニアードサンドイッチメッシュ
アウトソール踵部分にHOKAの拡張クラッシュパッドと耐久性を高めるラバーカバレッジを配置摩擦の多い部分にのみラバーを配置

写真の左が新作の「8」、右が前作の「7」です。

改良点として、公式サイトでは次の3つのポイントを挙げています。

  • 新しい軽量フォームがよりソフトな走り心地を実現
  • 拡張されたヒールが着地から蹴りだしまでをスムースに
  • 通気性の良いアッパーと厚みのあるシュータンが、今までにないフィット感を実現し、より快適な履き心地に

実際に履き比べてみると、最初の2つの違いはあまり実感できません。3つ目の違いは明白で「クリフトン8」はタンが分厚くなり、前モデルよりもフィット感が向上しています。

他に気づいた点としては、アウターソールの構造(真ん中の窪み)とラバーの配置が進化しています。

アッパーの外観は特に目立った違いはありません。

以下は「とも」のクリフトンコレクションです。「クリフトン5」から毎年新作を飼い続けています。

デザインとスペック

それでは「クリフトン8」を詳しく見ていきましょう。今回購入したのはメンズ25.5cmのワイドタイプ。カラーはシンプルな「ブラック/ホワイト」を選びました。

まずは側面から。ホカの代名詞とも言える超厚底のマシュマロクッションが「クリフトン8」にも搭載されています。

ドロップは5mmと比較的フラットな構造。クッションはつま先の部分も厚みがあり、足指へ負荷を和らげてくれます。

アッパーは前作の「クリフトン7」と同じく、通気性と快適性に優れたエンジニアードメッシュアッパーを採用。アッパーと一体化したシューレースシステムにより、フィット感は抜群です。

「クリフトン7」から採用されたプルタブも引き継がれています。指でつまむと着脱がしやすく、あると便利です。

最も進化を実感できるのがタンの部分。厚みを増したクッションで足を上部から包み込み、フィット感をさらに向上させています。

アウターソールは耐久性とグリップ力を高めるために、フォアフットとカカト部分にのみラバー素材を配置。

メンズ25.5cmワイドタイプの重さは実測値で241gでした。見た目よりも全然軽いです。

サイズ感

「クリフトン8」のサイズ展開は以下のとおり。

  • メンズ:25.0〜29.0cm/30.0cm
  • メンズ(ワイド):25.0〜28.5cm
  • レディース:22.0〜25.0cm

ランニングシューズのサイズ選びでは25.5cmか26.0cmで迷います。クリフトンシリーズは幅広のワイドタイプもあるので、今回は25.5cmのワイドを選びました。ちょうど良いサイズ感でした。

耐久性と寿命

こちらは後日、アップデートします。

30km

まずはデビューランで30kmを走った後の様子。アウターソールの縁の部分がシワシワになり、靴底についた傷が気になります。マシュマロクッションの自己犠牲によって脚が守られているわけですね。

100km

アウターソールの縁の損傷が目立ちます。マシュマロみたいに柔らかいので仕方ない。

履いてみた感想

ここからは「クリフトン8」を実際に履いた感想をまとめます。

つま先が疲れない

「クリフトン8」はつま先にも厚底クッションを配置しているので、長時間走り続けても足指の疲労感が少なく感じます。

ワイドタイプを選んだことでつま先周りの圧迫感もなく、30km走を最後まで快適に走り切ることができました。

抜群のフィット感

絶妙な設計のヒールカップとアンクルパッドが足首をガッチリ固定し、厚みのあるタンがフィット感を高めています。また、プルタブを外側に反らすことでアキレス腱と干渉が避けられます。

高い走行安定性

「クリフトン 8」の威力が最も発揮されるのは硬いアスファルトでのロードランニング。柔らかいマシュマロクッションが衝撃を吸収し、メタロッカーテクノロジーがロッキングチェアのようなスムースな動きをサポートしてくれます。

接地面積が広いため、砂利道や山道などロード以外でも高い走行安定性を発揮します。ただしクッションの寿命は縮まります。

ただし耐久性は不安

唯一の弱点は、ミッドソール・アウターソールともに損傷しやすいこと。30km走っただけで目立ったシワや傷が出来ました。これは衝撃吸収とのトレードオフなので仕方ありません。

おまけ

クリフトンのような人気シリーズものは値崩れがしにくいのですが、新作が発売されると旧作が2〜3割引で買えることがあります。

ホカの公式サイトでも不定期でセール(最大で3割引)を実施ているので、メールアドレスを登録しておくのがおすすめです。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

この記事で紹介した「ホカ クリフトン 8」の最新価格・在庫状況は以下の通販サイトで確認できます。

ホカ クリフトン 8

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