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Salomon「センスプロ 5L」レビュー:羽織れるランニングバッグ

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入しています。

Salomon「センスプロ 5L」レビュー:羽織れるランニングバッグ

ランニングにおすすめのバッグ「サロモン SENSE PRO 5」を紹介します。

ベストのように羽織り、ランニング中でも荷物が揺れません。主な特徴は以下のとおり。

  • 容量は5Lと10Lの2サイズ
  • 安定性と動きやすさを重視した「SenseFit」構造
  • 伸縮性と通気性に優れた収納(背面2個、前面4個)
  • ジッパー式ポケット付き(2個)
  • ソフトフラスク500ml(2本)付き

日帰りのトレラン・旅ランにおすすめですが、工夫をすれば泊まりがけの旅ランにも使えます。

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目次と内容

5Lランニングバッグ

サロモン(SALOMON)はフランス発の世界的なアウトドアブランド。ウィンタースポーツが有名ですが、近年はトレイルランニングにも力を入れています。

今回紹介する「SENSE PRO(センスプロ)」はサロモンの2021年新作のランニングバッグです。主な特徴は以下のとおり。

  • 容量は5Lと10Lの2サイズ
  • 安定性と動きやすさを重視した「SenseFit」構造
  • 伸縮性と通気性に優れた収納(背面2個、前面4個)
  • ジッパー式ポケット付き(2個)
  • ソフトフラスク500ml(2本)付き

最大の特徴は、SensiFit(センスフィット)と呼ばれるサロモン独自のバックパック構造を採用し、安定性と動きやすさ両立していること。

生地は薄くて丈夫で伸縮性のある素材を使用。身体にぴたりと張り付くため、バッグを背負うというより、羽織るという感覚に近いです。

メイン収納に入れた荷物はほとんど揺れず、でも締め付けられる感じはまったくありません。荷物を運びならがストレスフリーで走り続けられます。

5Lと10Lの違い

「SENSE PRO」は、5Lタイプと10Lタイプの2種類あります。基本スペックを表にまとめました。

名称SENSE PRO 5SENSE PRO 10
品番LC15123LC15130
容量5L10L
重量 144g165g
活動時間の目安1日数日
価格17,600円19,800円

主な違いは容量のほか、「SENSE PRO 10」にはジッパー式開口部を備えたメイン収納があります。

今回は泊まりがけの旅ランで使用するために、小さい方の「SENSE PRO 5」を選びました。

活動時間の目安は1日ですが、本当に必要な荷物だけに絞れば5Lでも十分。荷物は少なければ少ないほど走りやすいですしね。

デザインとスペック

それでは「SENSE PRO 5」を詳しく見ていきましょう。

同梱物

本体に500mlソフトフラスク2本と着脱式の背面ストラップが付属します。

ソフトフラスクは2020年にリニューアルされた「ソフトフラスク スピード」モデル。フラスクの底に突起を設けることで、ポケットに収納しやすくなりました。2本合わせて1L分のハイドレーションが持ち運べます。

前面

バッグ前面の様子。収納はソフトフラスク用フロントポケットが2個、フロントポケットが2個、ジッパー式ポケットが2個。

内側は通気性優れたメッシュとパッドを兼ねています。

フロントストラップ

バックパックを固定するためのフロントストラップは、つまみを押してサイズ調整が可能です。

ソフトフラスク用フロントポケット(2個)

500mlのソフトフラスクがすっぽり収まる専用ポケットを左右に配置しています。

ソフトフラスクを固定しておけるストラップも付いているので、容量が少なくなってもポケットの中に沈み込みません。

フロントポケット(2個)

ソフトフラスク用フロントポケットに覆い被さるように、フロントポケットを左右に配置。上からも横からもアクセスできて使い勝手が良いですね。エナジージェルを。

ジッパー式ポケット(2個)

左側にはさらにジッパー式ポケットを配置。6.1インチのスマホがギリギリ入ります。

右側の肩の部分にもジッパー式ポケット。こちらは鍵など小物専用です。

背面ポケット(2個)

背面には2つのレイヤーに分かれた収納スペースが2つあります。

メイン収納はバックパックの上からアクセスできます。

メイン収納に覆い被さるようにサブ収納がもうひとつ。こちらは左右からアクセスでき、ステッキなど棒状のものを横串にして収納することも可能です。

メイン収納とサブ収納は内側で仕切られているので荷物が一緒になることはありません。

使ってみた感想

ここからは実際に「SENSE PRO 5」を使ってみた感想をまとめます。

サイズ感

まずはサイズ感について。「SENSE PRO 5」は以下のサイズから選べます。

  • メンズ:XS、S、M、L、XL
  • レディース:XXS、XS、S、M、L

今回は「XS」か「S」かで迷いましたが、タイトな着心地が好みなので「XS」を選びました。

試着の時点ではやや窮屈に感じましたが、生地の伸縮性が高いため、荷物を入れて走っているとちょうど良いフィット感に落ち着きます。

「tomo」は身長170cm、体重60kg、肩幅は狭い体型なので「XS」でも腕の動きがスムーズでしたが、肩幅の広い人や胸板の厚い人だと窮屈かもしれません。

胸囲に余裕があってもフロントストラップで調整できます。大は小を兼ねるので、サイズ選びに迷ったら大きいサイズを選ぶのが無難だと思います。

荷物が揺れない

ランニングバッグを選ぶ際に最も重要なポイントです。揺れにくい、のではなく揺れないこと。メイン収納に荷物をぎっちり詰め込んでもビヨーンと伸びたりせず、身体にぴたりと密着します。

フロントストラップが秀逸

これがよく出来ていて、着脱が簡単なのに緩んだり外れたりしません。つまみを押すだけでサイズ調整ができます。今まで使ったバックパックの中で最高の使い勝手ですね。

ソフトフラスクも扱いやすい

付属の「ソフトフラスク スピード」は底の部分に突起があるため、ポケットに入れやすくなりました。

さらに飲み口を固定するストラップも付いているので、残量が減ってもソフトフラスクがポケットの中に沈まないのが良いですね。

サブ収納へのアクセスは微妙

背面のサブ収納は左右からアクセスでき、背負ったままでも荷物の出し入れができる。はずですが、実際にやってみると難しいですね。取り出す方はまだマシですが、入れる方は厳しい。

2泊3日の旅ラン

2021年に「奥州街道」の宇都宮〜白河区間(約80km)を2泊3日で走りました。以下の荷物をすべて「SENSE PRO 5」に収納しています。

収納スペースに防水・耐水性能はありません。そのまま入れると汗や雨で濡れてしまうため、ジップロックに分けて収納するのがおすすめです。整理整頓もできて一石二鳥。

背面のサブ収納には、細長く畳んだレインウェアを横串で収納しました。突然雨が降り始めたら、サッと取り出せます。

4泊5日の旅ラン

2022年に淡路島1周150kmを4泊5日で走りました。

ちょうど8月の猛暑日でしたが、メイン収納に氷を入れたらひんやり冷たくて快適でした。熱中症予防にも良いですね。

おまけ

「SENSE PRO 5」の活動時間の目安は1日となっていますが、途中でコンビニやホテルを利用すれば、何日でも走り続けられます。

食べ物や飲み物は現地調達、ランニングウェアは最低限の着替えに絞り、宿泊先で毎晩洗濯することで4泊5日の旅ランも余裕でした。

一方で、マラソン大会で使うなら5Lは大き過ぎます。

「tomo」のおすすめは2Lサイズ。同じサロモンの「AGILE 2」を背負ってフルマラソンをサブ3で走ったことがあります。

この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterStravaでも発信しています。

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購入ガイド

Salomon「センスプロ 5L」レビュー:羽織れるランニングバッグ

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