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Salomon「TRANSITION FZ MID」レビュー:裏起毛フリース

Salomon「TRANSITION FZ MID」レビュー:裏起毛フリース

サロモンのミッドレイヤー「TRANSITION FZ MID」を紹介します。

生地が薄くても裏起毛なので冬でもポッカポカ。スマホ収納も優秀。冬ランの長袖シャツとしておすすめです。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

更新日: 公開日:

目次と内容

スマホ収納が秀逸なフリース

サロモンのTRANSITION FZ MID(トランジション・フルジップ・ミッド)は、薄くて暖かいミッドレイヤーです。

主な特徴は以下のとおり。

  • 暖かくて動きやすい薄手のフリース
  • 表地はきめの細かい光沢ある素材
  • 裏地は起毛フリース素材
  • 左胸に反射材ロゴとジッパー式ポケットを配置
  • 定価は税込9,790円

最大の特徴は、薄手の生地+起毛フリースのコンビネーション。

一応、重ね着を想定したミッドレイヤーです。製品名の「MID」は「Mid Layer」を意味します。

しかし単独でランニングシャツとして使用しても十分暖かく感じます。

さらに嬉しいことに、左胸のジッパー式ポケットのスマホ収納が秀逸で、ランニング時でも安定します。

デザインとスペック

それでは「TRANSITION FZ MID」を詳しく見ていきましょう。まずは全体像から。着脱しやすいフルジップの開口部。製品名の「FZ」は「Full Zip」の略です。

表地はきめの細かい光沢ある素材で、ツルツルした手触りが特徴。ミッドレイヤーとして重ね着する際に、スルッと着脱できるようにするためらしいです。

首回りはハイネック仕様なので、冬でもネックウォーマーが必要ありません。首の付け根にあたる部分に柔らかいパッドを配置し、快適性を高めています。

裏地は起毛フリースで肌触りが良く、保温性にも優れています。

左胸には、反射材のロゴを配置。夜道でも安心。ジッパー式ポケットもあり、縦型の収納スペースにはスマートフォンも収納できます。

袖口は窮屈すぎず、ランニングウォッチを着用しても締め付け感がありません。適度な伸縮性もあるので、暑くなってきたら腕まくりも可能。

着用してみた感想

ここからは実際に「TRANSITION FZ MID」を着用してみて気づいた点をまとめます。

サイズはやや大きめ

身長170cm・体重60kmの体型でサロモンのミッドレイヤーは基本的にSサイズがジャストサイズ。しかし今回の「TRANSITION FZ MID」は、ミッドレイヤーにしてはサイズ感にゆとりがあります。

アウターの下に着用するなら、ワンサイズ下でも良いかもしれないですね。

薄手なのに暖かい

最大の特徴はこれ。フリースの中では薄手の部類に入り、とにかく軽いです。かといって保温性を犠牲にしているわけではなく、裏起毛を肌に密着させることで保温性と体感温度を高めています。

ランニング中もスマホが安定する

左胸のジッパー式ポケットは縦型の作りのため、ちょうどスマートフォンが入ります。以下は5.4インチの「iPhone 13 mini」を入れた写真ですが、高さにまだ余裕があります。

「iPhone 13 Pro」は6.1インチですが、こちらもスッポリと収納できました。ランニング中は全く揺れないわけではありませんが、縦型ポケットのゆえ、上下動があっても安定します。

もうちょっと伸縮性が欲しかった

「TRANSITION FZ MID」は適度な伸縮性があり、ランニングの動作の妨げになりません。しかし腕を後ろに強く引くと、肩甲骨周りの生地が少しだけ軋みます。。

快適性を求めるならパタゴニア

同じ薄手フリースだと、パタゴニアの「R1 デイリー・ジャケット」は伸縮性に優れており、腕を強く引いても全くストレスフリー。快適性を求めるならパタゴニアをおすすめします。

スマホ収納ならサロモン

パタゴニアの唯一の欠点は、左胸ポケットにスマートフォンを入れるとランニング中の上下動がストレスになること。この点、サロモンの「TRANSITION FZ MID」は安定感があります。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

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