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【新潟シティマラソン2022レポート】4年ぶりの記録更新!フル2:52:38 PB

【新潟シティマラソン2022レポート】4年ぶりの記録更新!フル2:52:38 PB

2022年10月9日に参加した「新潟シティマラソン2022」の大会レポートをお届けします。

4週間後の「富山マラソン2022」の予行演習として走るつもりが思いのほか調子が良く、自己ベストを約4分半も更新してしまいました。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

更新日: 公開日:

目次と内容

新潟シティマラソンの特徴

新潟シティマラソンは、毎年10月に新潟県新潟市で開催されるマラソン大会です。

2020年と2021年はコロナ禍で開催中止となりましたが、2022年10月9日(日)に第38回大会が開催されました。

種目はフルマラソン・ファンラン(10.6km)・ユニバーサルランがありますが、ここではフルマラソンについて紹介します。

スタートは「デンカビッグスワンスタジアム」

JR新潟駅から4kmほど南にあるデンカビッグスワンスタジアムにスタート会場が設置されます。レース当日はJR新潟駅から専用のシャトルバスが運行します。所要時間は15分ほど。

スタジアム内の陸上トラックに整列した後、一般道に移動してからスタートします。

新潟市内を駆ける

信濃川左岸と萬代橋を駆け抜け、新潟みなとトンネルを折り返します。その後日本海沿いを経由し、ラスト10kmは信濃川沿いを走ります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

コースは「日本陸上競技連盟及びワールドアスレテックス公認取得予定」となっており、2022年10月時点ではまだ取得はしていないようです。

ゴールは「新潟市陸上競技場」

新潟市民の憩いの場「白山公園」の隣にある「新潟市陸上競技場」でゴールします。レース当日は陸上競技場からJR新潟駅、デンカビッグスワンスタジアムまで専用のシャトルバスが運行します。

遠征日程

今回は10月の三連休にあわせて、新潟市内のホテルに2泊しました。土曜日に現地入りし、日曜日にレースを走り、月曜日(祝日)に帰宅する日程です。

家族も一緒に連れてきたので観光のプランもあります。

レース前日

昼過ぎにJR新潟駅に到着。「朱鷺タワー」で市内を一望し、展望カフェでひと休みしました。

その後「萬代橋」まで散策しましたが、天気が崩れてきたため「新潟市マンガ・アニメ情報館」で雨宿りました。これが結構面白かったです。

雨があがると家族と別れて、ひとりで新潟市内をジョギングしてきました。

レース当日

レースの日程は以下のとおりです。

  • 05:45 起床
  • 07:00 ホテルを出発
  • 07:15 シャトルバスに乗車
  • 07:30 スタート地点に到着
  • 08:30 スタート
  • 11:23 ゴール
  • 12:15 ホテルに戻る

午前中でレースが終わるので、午後は時間を有効に使えます。

「ピアBandai」で遅めのランチを食べてから、新潟市水族館「マリンピア日本海」へ行ってきました。

早起きしてフルマラソンを完走してからの観光は結構キツかったです……。でも水族館のイルカショーは楽しめました。

スタートラインへ

レース当日は7時にホテルを出発。JR新潟駅からスタート地点までは4kmほど離れています。ウォームアップジョグには長すぎるため、大人しくシャトルバスを利用しました。

乗り場はJR新潟駅南口にあります。最終便(7:15発)ギリギリに着いたら300mぐらい行列ができていました。

15分ほどでスタート地点の「デンカビッグスワンスタジアム」に到着。検温アプリを提示してスタート会場に入場します。

荷物は専用の袋に入れて預け入れます。ゴール地点が別の場所にあるため、トラックに積み込むスタイル。

軽くジョギングをした後、スタジアムの陸上トラックに整列します。今回は先頭「S」ブロックからのスタートでした。

スタート15分までにスタートラインが設置された一般道へ移動します。大会ゲストの高橋尚子さんが、いつもながらのテンションで雰囲気を盛り上げてくれます。

コース攻略

ここからはレースの様子を振り返ります。

前半戦

先頭ブロックからのスタートでしたので、タイムロスはわずか5秒。スタート直後の渋滞にも巻き込まれず、すぐにサブ3ペースに入れました。

今日の目標タイムは「サブ3ギリギリ」。来月の「富山マラソン」で自己ベストを狙いに行くので、燃え尽きないように気をつけます。

2km付近で進行方向右手に「鳥屋野潟」がチラッと見えました。

5km地点を過ぎると信濃川右岸に入り、新潟市の中心部へ向かいます。

8km付近で「萬代橋」を横断。右側にはファンラン(10.6km)の選手が並走します。

そのまま繁華街を直進するのですが、すぐに折り返し地点があります。大会メインスポンサー、サトウ食品のキャラクター「サトウくん」のお出ましです。

その後日本海を目指し「新潟みなとトンネル」を往復します。

このトンネル、全長は1423mもあり、高低差は約20mと侮れません。ただ、トンネルの中は蒸し暑くなく、薄暗くてむしろ走りに集中できる環境でした。

一旦地上に出て、15km地点を過ぎて間もなく二つ目の折り返し地点です。

再び「新潟みなとトンネル」に戻り、今度は新潟海岸道路を西の方向へ直進します。

新潟市水族館「マリンピア日本海」の手前で前半のハーフが終了。

後半戦:21km〜30km

ハーフ地点の通過タイムは1時間26分台、平均ペースは4:05/kmでした。サブ3狙いにしては、オーバーペース気味ですね。

実際に22km〜24kmは疲労を感じ始めて「これは後半ペースが崩れるな……」と一気に自信を失いました。

正直なところ、サブ3で完走できるか怪しくなってきました。そこで、後半に取るべき戦略を2つ考えました。

  • 30kmまで4:15/kmペースダウンしてして回復を待つ
  • このまま4:05/kmを維持できるところまで行き、最後は前半の貯金で逃げ切る

ペースダウンする方が手堅く感じますが、レースの途中でペースを変えるのは身体にダメージを与えますし、30km以降に回復あるいはペースアップできる保証はありません。最悪、そのままずるずるとペースダウンしてしまうリスクも考えられます。

というわけで、4:05/kmペースで行けるところまで行こうと腹を括りました。そしてしばらく自分の前にいる速そうな集団に引っ張ってもらいます。

25km地点で水門を渡り、青山海水浴場まで直線コースを往復します。

この辺りから身体がフワッと軽くなり、逆に4:00/kmまでペースアップしました。

先ほどの水門まで戻るとちょうど30km地点。通過タイムは2時間20秒台でした。

この調子ならサブ3どころか2時間55分も切れるのでは?と意識し始めた瞬間でもありました。

後半戦:30km〜

再び自信を取り戻りしたのも束の間、川沿いの歩道に入ると、南から向かい風がビュンビュン吹いてきます。

信濃川左岸を南下する30〜35kmは向かい風との戦いでした。油断すると4:20/kmまでペースが落ちてしまうので、とにかく走りに集中して、上半身を上手く使いながらペースダウンを防ぎます。

33km地点では大会ゲストの高橋尚子さんが応援してくださいました。しかし、向かい風は続きます。35km地点でようやく折り返しです。

35km〜37kmは土手の下を走るため、ほぼ無風でした。その後「平成大橋」を渡り、信濃川の右岸へ移動します。

再び土手の上に出ますが、北上するため、今度は追い風になります。

ラスト3kmの記憶は残っていません。それだけ必死で集中していたのですね。後でカメラロールをチェックしたら、40km地点で写真を撮っていました。

最後は「新潟市陸上競技場」で気持ちよくフィニッシュ。

ゴールの後で

完走タイムは、ネットで2時間52分38秒、グロスで2時間52分43秒でした。

これまでの自己ベストは半年前の「かすみがうらマラソン2022」でマークした2時間57分4秒なので、自己ベストを約4分半も短縮することができました!

ハーフ地点までは自己ベストを更新するなんて夢にも思いませんでしたが、途中でレース戦略を臨機応援に変えたことが吉と出た結果となりました。

参考までに、ストラバのアクティビティを載せておきます。

戦利品

本日の戦利品はこちら。スタート会場でもらったお餅2個に、ゴール会場でもらったパックごはん、ミネラルウォーターです。

シャトルバスでJR新潟駅へ

その後、陸上競技場から少し離れた場所で預けた荷物を受け取り、シャトルバス乗り場へ向かいます。1kmぐらい歩いたでしょうか。フルマラソン完走直後に歩くのはかなりキツいです……。

元気だったらJR新潟駅(約3km)まで走って帰ろうかと考えてましたが、とてもそんな余裕はありません。シャトルバスの運転手さんに感謝しても仕切れません。

おまけ

最後に、今日のレースで使用したランニングアイテムを紹介します。

メタスピードエッジ+

まず、ランニングシューズはアシックスの「メタスピードエッジ+」を着用しました。「スカイ+」と「エッジ+」を両方持っていますが、「スカイ+」は長距離用、「エッジ+」は中距離用と使い分けてきました。

今回はそのルールに反してフルマラソンに「エッジ+」を投入したわけですが、自己ベストを約4分半も更新してしまいました。もちろん100%シューズのおかげではないでしょうが、心強いサポートに感謝です。

モルテン Drink Mix 320

マラソン世界王者、エリウド・キプチョゲも愛用する世界最強のスポーツドリンクです。前回自己ベストを更新した「かすみがうらマラソン2022」では買い忘れましたが、今回はAmazonで調達しました。

1袋ずつ買えるので便利なのですが、1袋1,000円以上もする高級品。まあでも、これを飲んでおくと前半〜30kmの疲労感が全然違いますよ。

アミノサウルス ジェル

「かすみがうらマラソン2022」ではこれを飲んで自己ベストを更新したので、今回も4袋用意しました。15kmと19kmでカフェインなしを、24kmと27kmでカフェイン入りを飲みました。

サロモン NOCTURN PULSE BELT

そして今回、初めてレースに投入したのがサロモンのウエストポーチ「NOCTURN PULSE BELT」です。これまでサロモンの「AGILE 250 BELT」を長年愛用してきたのですが、前回、岩手県を訪れた際に紛失してしまいました。

「NOCTURN PULSE BELT」はマジックテープで固定するのではなく、伸縮ベルトを腰に履くような感じで装着します。

ランニング中に荷物が揺れないか心配でしたが、杞憂に終わりました。スマホ用のジッパー付きポケットと、ジェル用の大容量ポケットの組み合わせが最高に使いやすかったです。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。