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【京都亀岡ハーフマラソン2024】自己ベストならずもベストを尽くす
2024年12月8日に京都府亀岡市で「京都亀岡ハーフマラソン」が開催されました。今回はハーフの部に参加し、自己ベスト更新を狙うも達成できず、1時間22分12秒で完走しました。
京都亀岡ハーフマラソン2024を1時間22分12秒NTで完走。実力不足で自己ベストならずもベストを尽くしました。途中、森井勇磨選手とスライドできたのは良き思い出。亀岡市の皆様、有難うございました!
— tomo. @ともらん (@tomorunblog) December 8, 2024
👟Adidas Adios Pro4
🎽Asics Metarun Shirts
🩲Mizuno Multi Pocket Pants
🧦Tabio Racing Run Pro pic.twitter.com/leMSavQTi0
エントリーした理由
京都亀岡ハーフマラソンは毎年12月に京都府亀岡市で開催されるマラソン大会です。2024年大会で第10回目の開催となります。公式サイトはこちら。
2024年下半期は11月の神戸マラソンが本命レースでした。年内にもう1本レースを走りたくてハーフマラソンを探していたら、京都亀岡ハーフマラソンを発見。12月上旬に走れる日本陸連公認コースがエントリーの決め手でした。
しかしその後、仕事の関係で神戸マラソンがDNSとなったり…、9月は膝の治療のためトレーニングを控えたり…、想定外のことが重なります。そのため準備は万全ではありませんでしたが、年内最後のレースでハーフ自己ベスト更新を狙おうと決めました。
マラソン遠征の日程
京都亀岡ハーフマラソンが開催される京都府亀岡市は京都府の中西部に位置します。JR京都駅から山陰本線に乗って30分ほどでアクセスできます。
自宅のある埼玉県からだと日帰りは無理なので今回は1泊2日の日程です。ちなみに京都市と亀岡市の間には「保津峡(ほづきょう)」という有名な渓谷があります。ちょうど紅葉が見頃らしいので、レース前日に寄り道することにしました。
というわけで、JR京浜東北線、東海道新幹線、山陰本線を乗り継いで亀岡を目指します。
明日は「京都亀岡ハーフマラソン」を走ります!4時間かけて(埼玉)北浦和駅→東京駅→京都駅→亀岡駅を移動中。鯵の押寿し、美味しかったけど足りなかった… pic.twitter.com/eAB7P0DEsF
— tomo. @ともらん (@tomorunblog) December 7, 2024
山陰本線では嵯峨嵐山駅で途中下車して、駅のコインロッカーに荷物を預けました。そして、嵐山から保津峡まで渓谷沿いの山道を9kmほど走りました。獲得標高は386m。レース前日に無理しすぎましたと反省…。
京都亀岡ハーフマラソンの前日は、京都市左京区の「保津峡」で紅葉狩り。観光するならトロッコ列車や遊船川下りがメジャーですが、自分は嵐山から保津峡駅まで渓谷沿いの山道を走りました。走行距離8.9km/獲得標高386m pic.twitter.com/hKjOmq5hg7
— tomo. @ともらん (@tomorunblog) December 7, 2024
その後、保津峡駅から電車で嵯峨嵐山駅へ戻り、再び山陰本線で亀岡駅に向かいました。
会場は亀岡運動公園
レース当日は朝7時に起床。スタートは9時45分なので余裕を持って行動できました。
- 07:00 起床
- 07:10 朝食
- 08:30 ホテル出発
- 08:45 シャトルバスで亀岡駅を出発
- 09:10 会場到着
- 09:25 スタートライン整列
- 09:45 スタート
- 11:07 フィニッシュ
- 11:50 亀岡駅前に戻る
朝食はホテルのバイキングをいただきました。これに加えてモルテンの「Drink Mix 320」も飲みました。普段はフルマラソンの時しか飲みませんが、今日は自己ベストを狙うので特別です。
ホテルは亀岡駅北口前の「ホテルルートイン京都亀岡駅前」に宿泊。この日は大人1人の朝食付きで6,400円でした。
大会会場行きのシャトルが亀岡駅北口から発着しており、ホテルから乗り場までの移動時間は徒歩1分。非常に便利です。ただし乗車待ちの長い行列があり、15分ほど待ちました。
スタート・フィニッシュ会場のある「亀岡運動公園」は、亀岡駅から西へ3kmほど離れています。ウォームアップがてらジョギングできなくもないですが、今日は自己ベストを狙うのでエネルギーを温存します。
会場には男女別の更衣室が用意されており、自己責任で荷物を置いておくスタイル。一応、貴重品を預ける小型ロッカーもありました。
スタート・フィニッシュは亀岡運動公園内の陸上競技場。9時30分までに整列しないとなのですが、トイレに並んでいたら遅くなってしまい、締め切り5分前にスタートブロックに滑り込みました。
コースの特徴
ハーフマラソンのコースは日本陸連の公認コースです。コースマップは公式サイトで確認できます。
ほぼ直線を往復するコースで、折り返し地点が2箇所しかありません。2km〜6kmに高低差約80mの上り坂があり、逆に15〜19kmは下り坂になります。この上り坂は高低図で見るよりもキツくて、予想以上に苦戦しました。
レース攻略
ここからは実際にレースの様子を振り返ります。
ちなみにハーフの自己ベストは「上尾シティハーフマラソン2023」の1時間20分42秒。これより速く完走するには、3:45/kmペースで走る必要があります。
スタート〜5km(19:33)
今回は先頭Aブロックからのスタートだったため、渋滞はほぼなく、最初からスムーズに走れました。競技場を3/4周してから公道に出て、最初の1kmは3:48/kmでした。最初の5kmは無理せず3:50/kmを超えないペースを目指します。
しかし2kmを過ぎたあたりから上り坂に差し掛かると、自ずとペースダウンしてきます。5km付近は4:00/kmまで落ちてしまいました。高低差約80mの坂は半端なかった…。早くも自己ベスト更新に黄信号です。
5km〜10km(19:55)
上り坂の傾斜が最もキツくなる6kmではペースが最も遅い4:23/kmまで落ち込みました。
峠を越えて1kmほど走ると、3:50/kmまでペースが回復しました。ただ、脚の調子が良くないですね…。ズシリと重く感じるだけでなく、力が入らない状態。復路の下りでタイムロスを挽回できたとしても、この状態で平均ペース3:45/kmを維持するのは厳しいなと思いました。
この時点で自己ベスト更新は諦めて作戦変更。3:50-3:55/kmのペースで巡航することにします。向かい風が強くなり、このペースでも精一杯でした。
9kmあたりで先頭を走る森井勇磨選手とスライド。「ファイト」をお声がけしましたが、自分の方が勇気をもらった気がします。
10km地点を39分台で通過。これはフル自己ベスト並みのタイムですね…。ハーフ自己ベストが手に届くレベルではありません。
10km〜15km(19:33)
10km地点の先で第1折り返しポイント、12kmあたりで第2折り返しポイントをUターンして復路を走ります。追い風になったのか、さっきよりも走りやすく感じます。それでも3:50/kmが精一杯です。
15km〜20km(19:05)
15km地点を越えると長い下り坂が始まります。後ろを走っていたランナーの集団は一気にペースアップして行きましたが、自分は3:45/kmぐらいに留めておきました。坂を下り切ってから、2kmは平坦な道が続くので、ここで力を出し切らないようにしないと。
下り坂に助けられて、15〜20kmは最速の5km区間でした。市街地に近づくにつれて沿道の応援が増えてきて、勇気づけられました。
20km〜フィニッシュ
最後は亀岡運動公園に戻り、競技場の外側を半周した後、競技場内に入ってフィニッシュします。
ハーフ自己ベストならず
完走タイムは、ネットで1時間22分12秒、グロスで1時間22分17秒でした。平均ペースは3:53/kmぐらい。ハーフ自己ベストより1分半近く遅いタイムでした。
天候も体調もパーフェクトに近い状態でレースに挑めたので、完全に実力不足でした。10月からトレーニングを再開したものの、11月は海外出張なので思うように時間が確保できず、準備が万全だったとは言えません。
先週の9kmペース走でも3:55/kmでゼーゼーしていたので、今日は実力通りの走りだったのでしょう。また、上り坂が想定以上にキツかったのも失速の原因です。
それにしても自己ベストを諦めるタイミングが早過ぎないか?とも思いましたが、あの状態で無理していたら、ダメージが大きくなり、後のトレーニング計画にも響きます。自己ベストを更新できなかったのは残念ですが、今日はハーフのペース走を走れたとポジティブに捉えます。
次のレースは2025年1月の「伊万里ハーフマラソン」。来年とはいえ、あと5週間後なのであっという間です。年末年始を含め、しっかり準備していきたいと思います。
参加賞と完走賞
参加賞はTシャツ、完走賞はスポーツタオルでした。Tシャツは派手なカラーですが、肌触りが良いので夏の普段着に使えそう。スポーツタオルは、自宅に10枚以上ストックがあるので、しばらく使わないと思います。完走賞を貰わない代わりに参加費を割引してくれると嬉しいのですが…。
ランニングアイテム紹介
最後に、今回のレースで使用したランニングアイテムを紹介します!
京都亀岡ハーフマラソンはこちらの装備で走ります!現在天気は曇り、気温は5℃、体感温度は1℃🥶 pic.twitter.com/WU8weZ2E23
— tomo. @ともらん (@tomorunblog) December 7, 2024
今回、レースシューズに新たに使用したのは、11月に発売されたばかりのAdidasの「アディゼロ アディオス プロ4」です。フィッティングや試走では非常に好調でしたが、レースでも最高のサポートをしてくれました。
トップスは、Asicsの「METARUN半袖シャツ」を初めて使用しました。大きさの異なるメッシュを戦略的に配置することで通気性と伸縮性を高めています。
ちなみにスタート時の気温は5℃。シャツだけだと寒いので、アームウォーマーと腹巻きと手袋で動きやすさを損なわずに保温力を高めました。
ちなみにエナジージェルは「アミノショット」を1袋携帯しましたが、レース前に飲んだモルテンの「Drink Mix 320」の効果が持続したため、補給は水分のみでした。
今回使用したアイテムの詳しいレビューを関連記事に載せておきます。
最後まで読んでいただき有難うございました。この記事を共有していただけると嬉しいです。
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