【琵琶湖疏水】大津から南禅寺まで走ったら、意外と近かった
最終更新日:

【琵琶湖疏水】大津から南禅寺まで走ったら、意外と近かった

滋賀県大津市から京都府京都市へランニングしたい方のために、琵琶湖疏水に沿って走る10kmコースを解説。私が2022年8月に走ってきた時の様子も紹介します。明治時代の土木遺産を眺めながら峠を越え、原生林を抜けて南禅寺へと至る、歴史と自然を同時に楽しめるコースです。

当ブログは広告・アフィリエイトから収入を得ていますが、PR案件・商品提供はお断りしており、ランニングアイテムは全て自費で購入しています。

お得なセール情報

マラソンがライフワークの40代ランナー。YouTubeX.comでも発信中。フルマラソン自己ベスト2時間47分13秒(2025)、Six Star Finisher(2026)。詳しいプロフィール

TOMO

この記事の目次

琵琶湖疏水とは?

明治時代に建設された琵琶湖疏水の水路と周辺の様子

琵琶湖疏水(そすい)とは、琵琶湖の水を京都に運ぶために1885年に建設が始まった水路です。疏水とは、水源の異なる場所から水を流す水路を意味します。水源は日本最大の湖・琵琶湖。滋賀県大津市の西部から京都府京都市の東部まで水を運ぶために、県境の険しい山々をトンネルで貫通させました。設計・施工を担ったのは土木技師の田邉朔郎。当時の最先端の土木技術を用いて日本人だけで完成させた、明治時代を代表する土木遺産です。

この素晴らしい土木遺産の存在をNHKの特集番組で知り、夏休みに大津市に滞在する機会があったので、琵琶湖疏水をめぐるランニングコースを走ってきました。

アクセス

スタート地点の琵琶湖第1疏水取水口へは、京阪・びわ湖浜大津駅から徒歩約5分。ゴール地点の南禅寺からは、地下鉄東西線・蹴上駅が徒歩圏内で、びわ湖浜大津駅まで電車1本で戻れます。京都〜大津は意外と近くて驚きました。

ランニングコース

今回走ったコースは次のとおり。

  • 琵琶湖第1疏水取水口からスタート
  • 小関越の峠を越えて京都府へ
  • 東山自然緑地の遊歩道を西へ
  • 京都1周トレイルの山道を抜けて
  • 南禅寺・水路閣でフィニッシュ

参考までにSTRAVAのコース情報を載せておきます。走行距離は10kmでした。

琵琶湖第1疏水

足元に「そすいさんぽ 0km」の距離表示が刻まれた琵琶湖疏水の起点

スタート地点は琵琶湖の湖畔にある琵琶湖第1疏水の取水口。足元には「そすいさんぽ 0km」の表示があり、ここを起点に距離表示が設けられています。びわ湖浜大津駅から500mほどの場所です。

琵琶湖第1疏水沿いに広がる普通の住宅街の風景

水路の両側には普通の住宅街が広がります。観光地というより生活に根ざした水路という印象です。

琵琶湖の水が地中へと流れ込む地下トンネルの入口

その奥には地下水路の入口がありました。ここから地中のトンネルの中を水が京都へ向かって流れていきます。

峠越え

小関越えへの道中にある長等神社が目印になる

トンネルの中は通行できないため、「小関越」と呼ばれる峠を越えて京都へ向かいます。住宅街を抜けると長等神社が目印になります。

片道一車線の舗装路が続く走りやすい小関越の峠道

小関越は片道一車線の舗装路なので走りやすく、坂を上っていくとあっという間に峠を越えます。

峠を越えた先で道が二手に分かれる分岐点

峠を越えた先で道が二手に分かれます。左手の遊歩道を進み、緩やかな坂を降っていきます。

その先の分かりづらい道で目印になるローソン藤尾小金塚店

その先は少し分かりづらいので「ローソン 藤尾小金塚店」を目印にすると迷いません。

ローソンを左に曲がると再び姿を現す琵琶湖疏水の水路

ローソンの先を左に曲がると、琵琶湖疏水が再び姿を現します。

滋賀県から京都府へ県境をまたぐ琵琶湖疏水沿いの道

水路に沿って東へと進みます。このあたりが県境で、滋賀県から京都府へと入ります。

東山自然緑地

琵琶湖疏水に沿って整備された東山自然緑地の遊歩道を走る地元ランナー

しばらく走り続けると「東山自然緑地」に入ります。疏水公園とも呼ばれ、全長3300mのウォーキング・ジョギングコースとして整備されています。地元ランナーの姿も見かけました。

東山自然緑地の遊歩道に100m毎に設置された距離表示

100m毎に距離表示があるのは有難いですね。

琵琶湖疏水の水面を眺めながら走れる東山自然緑地の遊歩道

琵琶湖疏水を眺めながら走り続けます。琵琶湖第1疏水からの距離も1km毎に表示があります。

京都1周トレイル

本当に入っていいのか躊躇するほど細い京都1周トレイルの登山口

東山自然緑地の東端から南禅寺に抜ける遊歩道があります。未舗装で起伏の激しいガチな山道です。トレイルランニングが苦手な人は御陵駅経由で一般道を走るのがおすすめです。

岩場を乗り越えるような難所もある京都1周トレイルの山道

遊歩道はこんな感じ。岩場を乗り越えるような難所もあるのでトレイルランニング用のシューズを履いていくのが無難です。

途中、京都1周トレイルの東山コースと交差します。この地点は道が5つに分かれているので注意が必要です。実際に道を間違えてしばらく別方向に走ってしまいました。

ゴールが近いことを知らせる最勝院奧之院の建物

「最勝院 奧之院」の建物が見えると、ゴールはもうすぐです。

南禅寺と水路閣

長い階段を下り切った先で再び琵琶湖疏水と合流する

最後に長い階段を下りると、再び琵琶湖疏水と合流します。

1890年代に建造されたレンガ造りの水道橋・水路閣

坂の下には1890年代に建造されたレンガ造りの水道橋「水路閣」が残っています。

夕方にも関わらず観光客で混雑する水路閣の周辺

知る人ぞ知る京都の観光スポットで、夕方にも関わらず混雑していました。

琵琶湖疏水が京都市内へと続く南禅寺の境内

さらに坂を降ると京都市左京のお寺「南禅寺」があります。

本日のランの終点となった琵琶湖疏水記念館のある公園

琵琶湖疏水はここから京都市内へと流れていきますが、最後に琵琶湖疏水記念館のある公園まで走って本日のランは終了。帰りは南禅寺から徒歩圏内の地下鉄東西線・蹴上駅から京阪・びわ湖浜大津駅まで電車1本で戻りました。あと1〜2km延ばせば鴨川や清水寺まで足を伸ばすこともできます。

お得なセール情報

           

京都府の大会&ランニングコース

京都府の旅ランやマラソン大会の様子をお届け。

           

滋賀県の大会&ランニングコース

滋賀県の旅ランやマラソン大会の様子をお届け。

旅ランの最新記事

「旅先で走る × 走って旅をする」をテーマに、日本や世界各国の魅力的なランニングコースを紹介します。