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【天橋立でランニング】日本三景の松並木から阿蘇海を1周してみた

【天橋立でランニング】日本三景の松並木から阿蘇海を1周してみた

天橋立の松並木は全長2.6kmありますが、隣の阿蘇海を1周すると14kmあります。そんな日本三景「天橋立」を楽しみ尽くすランニングコースを紹介します。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

更新日: 公開日:

目次と内容

ランニングコース

日本三景の「天橋立」は全長2.6kmの松並木を行き来できます。以下は現地の案内図。道中は天橋立神社や珍しい松の木が見どころです。

松並木をランニングする様子を動画で撮影しました。

往復すると5kmちょっと。歩いたり、サクッとサイクリングしたりするには良さそうですが、ランニングするにはやや物足りない…。

そこで今回は、松並木を走りつつも西側に広がる「阿蘇海」を1周することに。1周14km。阿蘇海越しに見る松並木も美しくて見応えがありました。

主な特徴は次のとおり。

  • 阿蘇海の東側が天橋立の松並木(全長2.6km)
  • 西側はサイクリングコースが整備されている
  • ほぼ海抜ゼロのフラットコース

今回は阿蘇海の西側から走り始めて、天橋立駅周辺から天橋立の松並木を反時計回りに巡ります。

阿蘇シーサイドパーク

阿蘇海の西側はサイクリングロードが整備されており、天橋立を眺めながら散策できます。写真の左側の松並木が天橋立、右側の山が展望台のあるエリアです。

天橋立によって日本海から仕切られた阿蘇海は魚影が非常に濃く、ランニングしながらボラやエイ、クロダイなどが目視で確認できました。釣り人も多かったですね。

阿蘇シーサイドパークの近くには、こんな開放的なエリアもありました。

車を駐車して阿蘇海を走るなら「阿蘇シーサイドパーク」を拠点にするのがおすすめです。天橋立近辺だと駐車料金の相場が1日700〜1,000円ですが、こちらは無料で駐車できます。子供向けのアスレチックもあり家族連れでも安心です。

しばらく走り続けると、野田川を横断します。野田川の淡水が流入するため、阿蘇海の塩分濃度は外海の2⁄3程度だそうです。

天橋立

阿蘇海の南側、天橋立の近くまで来ると、こちらもサイクリングロードが整備されていました。

コーナーを右に曲がると再び天橋立の松並木が見えてきました。天橋立まであと1km。

ここで一旦寄り道します。お目当ては天橋立駅近くにある「天橋立ビューランド」。リフトまたはゴンドラに乗って海抜130mの高さから天橋立が一望できます。テレビや雑誌で見る天橋立は、大抵ここからの景色です。

その後、天橋立へと続く「廻旋橋」へ移動します。三連休だったので観光客でごった返していました。

廻旋橋は名前の通り、船を通すためにまわります。その様子を毎時40分頃に見られるそうですが、さすがにあと30分も待てないよな…と思い、スルーしました。

こちらは廻旋橋から見た景色。川縁を走ったら気持ち良さそう!

松並木

廻旋橋を渡り切ると松並木に入ります。廻旋橋から北側の松並木終点までの距離は2.6kmです。さすがに歩いて往復すると距離があるため、皆さんはレンタルサイクルで観光していました。

至るところに「日本三景」の文字を見かけます。ちなみに日本三景は以下の三景を指します。

  • 天橋立(京都府)
  • 松島(宮城県)
  • 宮島(広島県)

天橋立は展望台から見た景色が美しいのであり、松並木の中は、普通の松並木の景色です。

とはいえ、時折見える白い砂浜は心が和みます。たまたまこの時は音楽のイベントでグランドピアノが置いてありました。

こちらは「天橋立神社」。

その近くには「磯清水」と呼ばれる井戸がありました。天橋立は四方を海で囲まれているのに、なぜか塩味がまったくしないそうです。試飲してみましたが、確かに塩気はないですね。ちなみに「名水百選」に選ばれています。

松並木の見どころと言えば松の木。こちらは阿蘇海側にある「阿蘇の松」。

こちらは外海側にある「羽衣の松」。幾重にも分かれた枝がまるで天を舞う羽衣のように見えますね。

松並木の終点付近。さすがにここまで来ると観光客は少なくなります。

近くに「全国健称マラソン発祥の地」と書かれた記念碑を発見。マラソンランナーとしては見過ごせません。

全国健称マラソンとは、満60歳以上の男女のみを対象とした「老人」マラソン大会です。1971年に第1回大会には38人のご老人が参加されたそうです。

ただ今の時代、60歳は老人ではありません。少なくとも自分は60歳になっても自己ベストを更新するような若者でいたいと願っています。

その後、阿蘇海の西側をひたすら走り続けてスタート地点に戻りました。

今回は阿蘇海を1周するために14kmも走りましたが、天橋立をいろんなアングルで見ることができて良かったです。

寄り道スポット

今回の旅ランで寄り道したスポットを紹介します。

天橋立ビューランド

観光客でかなり混雑していたのでパスしようか悩みましたが、さすがに天橋立を上から見ずに帰るのはダメだよな…と思い、リフトに乗って展望台を目指しました。

やっぱり上から見ないとダメですね。海抜スレスレだとその美しさが良くわかりません。ちなみに写真の左側に見える湖のようなところが、今回走って1周した阿蘇海です。

アクセス

天橋立の最寄駅は、JR西日本・天橋立駅。京都駅から特急電車で約1時間半でアクセスできます。

車なら京都縦貫自動車道・与謝天橋立ICを降りて10分ほど。ただし週末や大型連休は駐車場が混雑するので注意が必要です。

おまけ

今回は「舞鶴赤れんがハーフマラソン2023」に参加するため、10月の三連休に京都府舞鶴市に2泊しました。

連休初日は移動日。レースは連休最終日でしたので、中日は終日自由に使えました。

そこで舞鶴市内でレンタカーを借りて、まずは伊根で旅ランしてきました。その後、天橋立に移動してそこでも旅ラン。

電車やバスだと時間がかかりますし、乗り継ぎも大変。自動車だと舞鶴〜天橋立は約60分、天橋立〜伊根は約30分で移動できました。

なお、今回宿泊した宿は2020年にオープンした「スーパーホテル 東舞鶴」。JR東舞鶴駅から徒歩10分、舞鶴赤れんがパークまで徒歩15分と観光に適した立地です。

小さいながらも天然温泉もあり、快適に過ごせました。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

スーパーホテル 東舞鶴は以下のサイトから予約できます。