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【舞鶴赤れんがハーフマラソン2023レポート】ハーフ1:21:29 PB
2023年10月9日に京都府舞鶴市で開催された「舞鶴赤れんがハーフマラソン」の様子を紹介します。ハーフの部に参加し、自己ベストを28秒短縮しました。
目次と内容
舞鶴赤れんがハーフマラソン2023 を1時間21分29秒で完走&5年ぶりにハーフ自己ベスト更新!後半は時計を見ずに自分の感覚を信じて走り、美しいネガティブスプリットとなりました
— マラソンブロガー tomo (@tomorunblog) October 9, 2023
レースレポートhttps://t.co/M04mZQjxu6
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舞鶴赤れんがハーフの特徴
舞鶴赤れんがハーフマラソンは、毎年10月に京都府舞鶴市で開催されるマラソン大会です。
主な特徴は以下のとおり。
- 種目はハーフ(21.1km)と2km
- スタート・ゴール会場は舞鶴赤れんがパーク
- 海上自衛隊の基地内を走れる
- ハーフは日本陸連公認コース
最新情報は大会の公式サイトをご確認ください。
軍港の面影を残すコース
明治時代から終戦まで、舞鶴には旧日本海軍の拠点である鎮守府が置かれていました。市内には軍需物資を保管する赤れんが倉庫や、運搬する鉄道跡地などが現存しています。
中でもスタート・ゴール会場が設置される「舞鶴赤れんがパーク」の倉庫群は圧巻です。
自衛隊基地内を走れる
かつて軍港として使われていたエリアは、現在は海上自衛隊の基地となっています。普段は入場が制限されている「海上自衛隊航空基地」や「海上自衛隊桟橋」の敷地内を走れます。
埼玉から2泊3日で遠征
そんな魅力あふれるマラソン大会ですが、地元埼玉からのアクセスは容易ではありません。
レースは10月の三連休最終日に開催されるため、今回は2泊3日の日程で「舞鶴赤れんがハーフマラソン2023」に挑みました。
2023年10月7日(土)
早朝に自宅を出発して、5時間かけて東舞鶴駅まで移動しました。
5時間かけて舞鶴に到着しました!
— マラソンブロガー tomo (@tomorunblog) October 7, 2023
07:11 北浦和駅発
08:01 品川駅発
10:25 京都駅発
12:01 東舞鶴駅着
10月7日は『舞鶴引き揚げの日』。78年前の今日、引き揚げ第1船が舞鶴港に入港しました。これから現代史の勉強を兼ねてランニングしてきます🏃♂️ pic.twitter.com/r8gdKt53oy
午後は「舞鶴引揚記念館」を見学した後、市内観光しながら14km走りました。
2023年10月8日(日)
連休2日目は自由行動。レンタカーで京都北部の伊根(いね)と天橋立を観光してきました。
観光といっても、もちろんランニングしながらです。伊根では「日本のベネチア」と称される舟屋街を中心に7km走りました。
京都北部の「伊根」をランニングしてきました。海側から望む舟屋街は水の都ベネチアを彷彿させますが、道路側は普通の木造家屋。大西駐車場から伊根岬まで往復で7kmでした pic.twitter.com/cSfkDRaCch
— マラソンブロガー tomo (@tomorunblog) October 8, 2023
その後、天橋立に移動。有名な松並木の全長2.6kmですが、それだけだと物足りないので、松並木を含む隣の阿蘇海をぐるりと1周しました。
京都の「天橋立」をランニングしてきました。有名な松並木の中は、いたって普通の松並木。ちなみに全長は2.6km。今回は隣の阿蘇海を1周してトータルで14km走りました pic.twitter.com/fyKsi1SGy6
— マラソンブロガー tomo (@tomorunblog) October 8, 2023
意外と距離があり、14kmも走ってしまいました。伊根の分と合わせて21km。レース前日なのに走りすぎましたね…。
2023年10月9日(月・祝)
レース当日の日程は以下のとおりです。レースの後は5時間かけて地元埼玉に戻ります。
- 07:00 起床
- 07:15 朝食
- 08:00 ストレッチ
- 08:45 ホテルから会場へ
- 09:15 スタートライン整列
- 09:30 スタート
- 10:52 ゴール
- 11:40 ホテルで荷物受け取り
- 12:10 東舞鶴駅到着
- 12:29 東舞鶴発
- 17:11 北浦和着
さすがに三連休の翌日は休むわけにいかず…。とはいえ、かなりのハードスケジュールでした。
スタートラインへ
朝起きてスタートラインに立つまでの流れを紹介します。
朝食は「海軍カレー」
日本のカレーは旧日本海軍の食事が発祥と言われています。舞鶴のホテルでは「海軍カレー」が朝食の定番のようです。
会場に到着
スタート・ゴール会場のある舞鶴赤れんがパークに到着。ホテルから徒歩15分でした。ハーフマラソンは9時半スタートで15分前に整列なので、時間に余裕があります。
荷物は体育館に保管
舞鶴赤れんがパーク内にある体育館に荷物を置いておきます(女子は別)。貴重品だけ封筒に入れて預かってくれますが、それ以外は自己責任で。
今回スーツケースはホテルで預かってもらいましたが、レースの後の着替えだけ体育館においておきました。ゴミと間違われないと良いのですが…。
スタートラインに整列
今回は先頭Aブロックからのスタート。スタート20分前でブロックの最後尾に並ぶ羽目に。大会ゲストの千葉真子のテンションの高いトークを聴きながら号砲を待ちます。
コース攻略
簡単にですが、ハーフマラソンのコースの特徴をまとめておきます。
- スタート・ゴール地点は舞鶴赤れんがパーク
- コースは日本陸連公認
- 6kmあたりで海上自衛隊航空基地内を走行
- 4〜5km、7〜8kmの区間に高低差約30mの起伏
- 9kmあたりで海上自衛隊桟橋の敷地内を走行
- 10km過ぎで舞鶴赤れんがパークに戻る
- 10〜21kmは舞鶴湾の東側を走行
以下は大会パンフレットに載っていたコースマップです。
アップダウンは4〜5kmと7〜8kmの坂道ぐらいで後半はほぼフラットです。
スタート・ゴール会場は、舞鶴市の人気観光スポット「舞鶴赤れんがパーク」内に設置されます。レースに参加しがてら観光もできて一石二鳥。
前半戦
今回は3週間後の「金沢マラソン2023」の前哨戦としてハーフマラソンに挑みます。
目標ペースは3:55〜3:50/km。3:50/kmを切れれば自己ベスト更新が手に届きます。
スタート直後は、舞鶴赤れんがパークの北側にある前島埠頭を走行。舞鶴と北海道を結ぶ「新日本海フェリー」の客船が見えました。
その後、再びスタート地点に戻ります。この辺りは声援が大きかったですね。和太鼓の演奏にも元気づけられました。
赤れんが倉庫を横に、舞鶴港の西へ向かいます。
途中で右折して、海上自衛隊航空基地を目指します。4km地点を過ぎたあたりから、緩やかな上り坂が続きます。
雁又トンネルの手前から下り坂になります。
トンネルを抜けて坂を下り切ると海上自衛隊航空基地へ入ります。
記念撮影スポットでパシャリ。海上自衛隊の方たちの熱い応援に元気をもらいました。
海上自衛隊航空基地を出ると、再びトンネルを抜け、アップダウンを乗り越えて舞鶴赤れんがパークを目指します。
9kmあたりで海上自衛隊桟橋の敷地内に入り、護衛艦の横を駆け抜けます。海上自衛隊によるブラスバンドの演奏も素敵でした。
10km地点を39分で通過。ここまでは時計を見ながら3:55〜3:50/kmを意識しましたが、呼吸は安定しており、汗もそれほど出ていない様子。
後半戦
後半は時計を見ずに自分のペース感覚を信じて走ることにします。
舞鶴赤れんがパークを通過し、後半は舞鶴港の東側を往復します。11km地点で「しおじプラザ」を通過。
その後、海上自衛隊の教育施設の前を通過。ここだけ少しアップダウンがありました。
舞鶴港の向こうに舞鶴クレインブリッジがチラリと見えました。
16km手前の折り返し地点。ここまで来れば、気持ち的には楽です。ペースダウンしているランナーを追い抜きながらペースを落とさないよう心がけます。
ラスト3kmは必死に走っていたので記憶がありません。ただ、18kmあたりで道路の反対側を走るランナーの方から「ともらんさん、頑張って!」とお声がけいただきました。嬉しかったですね。それだけは覚えています。
再び舞鶴赤れんがパークに戻り、赤レンガ倉庫街の中心でフィニッシュします。
レースの振り返り
気になるタイムは、ネットで1時間21分29秒、グロスで1時間21分54秒でした。
これまでのハーフ自己ベストは「上尾シティハーフマラソン2018」の1時間21分57秒でしたので、28秒短縮して自己ベストを更新することができました!
平均ペースは3:50/km。ラップタイムを振り返ると、17km以降からペースアップして、ラスト4kmを3:45〜3:40/kmで走れています。
時計を見ずに自分の感覚を信じて走ったのが良かったですね。
もちろん練習のほうも頑張りました。9月はほぼ毎週のように16〜18kmのペース走(4:00〜4:05/km)を走り切りましたし、800〜1600mインターバル走でも3:30〜3:45/kmのペースに慣れました。
ゴールの後で
ゴールの後は、赤れんが倉庫の中で計測チップを外してもらい、ミネラルウォーターを受け取ります。これもまた、舞鶴でしか体験できないことです。
せっかくなので、屋台で販売していた「海軍カレー」を食べてみました。大サイズで600円。なぜか唐揚げパックをサービスしてくれました。
朝食も海軍カレーでしたので、今回のレースは海軍カレーで始まり、海軍カレーで終わることになります。
使用したランニングアイテム
最後に、今回のレースで自分をサポートしてくれたランニングアイテムを紹介します。
On「クラウドブームエコー 3」
Onのマラソンシューズの最高峰モデル。スピードシューズとしての性能は申し分なく、ハーフの自己ベスト更新に貢献してくれました。
ただしスペック的に「フルマラソン4回分」しか使えず、耐久性はまったくもって期待できず、実際にはハーフを1回走っただけでソールがひどく損傷しました。
本日の舞鶴赤れんがハーフマラソン2023では、Onの「クラウドブームエコー 3」を着用。自己ベストを28秒短縮できましたが、ソールが死にました。フルマラソン4回分どころか、ハーフマラソン1回でこれって…悲しすぎる pic.twitter.com/4Z83sUpMYu
— マラソンブロガー tomo (@tomorunblog) October 9, 2023
Tabio「レーシングラン ナノグリップ」
生地全体に滑り止め加工が施されているレース仕様のランニングソックス。Onのランニングシューズは足が中で滑りやすいため、Tabioとの相性は抜群でした。
Mizuno「マルチポケットパンツ」
ウエスト周りに360°メッシュポケットを配置。今回はスマホ、貴重品、ジェル2個しか携帯しなかったため、ウエストポーチは使用せず、すべてマルチポケットパンツに収納しました。
ちなみに最近ロングパンツ(裏起毛)も購入し、今回のマラソン遠征では移動中に着用して重宝しました。
New Heights.「レーシングボクサーショーツ」
アンダーウェアは、滋賀県発のブランドNew Heights.(ニューハイツ)のレース仕様の下着を着用。股ずれせず、快適な走りをサポートしてくれます。
「アミノサウルス ジェル」
レースの補給食の定番。今回はカフェイン無しをスタート直前に、カフェイン入りを8km過ぎの給水ポイントで摂取しました。
UA「アイソチル ローンチラン キャップ」
ランニングキャップはUA(アンダーアーマー)をレースに初投入。汗止めが非常に秀逸です。レース終了後、キャップを外したら汗がダラーッと垂れてきました。こんなに汗かいていたんだ!と驚いたほどです。
おまけ
今回は「舞鶴赤れんがハーフマラソン2023」に参加するために舞鶴市に2泊しました。
宿泊先は2020年にオープンした「スーパーホテル 東舞鶴」。JR東舞鶴駅から徒歩10分、舞鶴赤れんがパークまで徒歩15分と観光に適した立地です。
小さいながらも天然温泉もあり、快適に過ごせました。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
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