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【伊根でランニング】海の京都の「舟屋」沿いを走ってみた

【伊根でランニング】海の京都の「舟屋」沿いを走ってみた

1階が舟置き場で2階が住居スペースの「舟屋」が伊根湾に沿って軒を連ねる京都北部の田舎町。そんな「伊根」のランニングコースを紹介します。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

更新日: 公開日:

目次と内容

ランニングコース

最近「海の京都」と呼ばれる京都北部の日本海に面したエリアが人気です。

中でも伊根は「日本のベネチア」と称され、伊根湾に並ぶ舟屋の独特な風景はインパクトがあります。

舟屋は伊根湾を囲む約4kmに区間に約230件が軒を連ねています。今回は西の高梨地区から東の亀山地区まで走って往復してきました。

主な特徴は次のとおり。

  • 舟屋を見ながら伊根湾沿いを走れる
  • 西の高梨地区から東の亀山地区まで全長約4km
  • 伊根浦伝統的建造物群保存地区
  • 伊根町観光案内所付近は飲食店が多め
  • 舟屋は個人の敷地なので侵入禁止

以下は現地にあった案内マップです。

高梨地区

今回は伊根湾の西側にある大西駐車場にレンタカーを停めることができましたので、ここから走り始めます。伊根湾を挟んで対岸には舟屋がずらりと並んでいるのが分かります。

舟屋の向こう側は海。こちらは珍しく2階建ではなく、舟置場だけの建物でした。

こちらは建物が撤去されてしまったのでしょうか。1階部分の舟置場の構造が残っています。漁の後は船を1階部分に引き上げて保管していたそうです。

伊根町観光案内所に向かって走り続けます。この辺りは住居がメインで商業施設は少なめでした。

伊根町観光案内所

伊根町で最も人が多いエリアです。バスの停車場や観光バス用の駐車場があります。

景観も素晴らしいですね。海に向かうと左右に舟屋が軒を連ねています。

舟置き場はあまり使われていないようです。木造船なら引き上げて乾かす必要がありますが、ボートなら杭に繋いでおけば良いですからね。

伊根町観光案内所付近にも駐車場がありますが、途中の道が狭い上に、観光客が多いので大型車だと通行に苦労します。とはいえ、この辺りは釣り人がたくさんいました。

小高い丘を越えて、再び舟屋街へと入ります。

舟屋は個人の私有地ですので、くれぐれも入らないようにしましょう。

INE CAFE

こちらは商業施設なので入れます。観光客に人気の「INE CAFE」。伊根湾を望みながら美味しいコーヒーが飲めると評判です。開店前から行列しており、開店後すぐに1時間待ち。そんな時間はないので今回はやむなくスルーします。

「INE CAFE」の近くに舟置場を見学できるコーナーがありました。こんな感じで引き上げられるのですね。

舟置き場から見る伊根湾の景色も素敵ですね。

商業施設の周辺は海釣り禁止となっています。実は伊根湾は魚影が濃くて、至る所に釣り人がいます。

こちらは「INE CAFE」の近くですが、足元に魚の群れが目視で確認できました。

しばらく緩やかなアップダウンが続きます。

亀山地区

伊根浦漁港を通過して、伊根湾の西側にある亀山地区にやってきました。

当たり前なんですが、伊根湾沿いの道路をランニングしていると、舟屋の海側の景色は見えません。基本的に住居として使われているので生活感があります。でも色彩などは統一されているようですね。

ふと足元に目をやると、マンホールに舟屋が描かれていました。伊根町仕様です。

亀山地区の先端から先は「関係車両以外進入禁止」となっていました。ランニングなら良いのかな?と思いましたが、ここでUターンすることにしました。

伊根湾沿いの道は基本的に一本だけなので、走ってきた道を戻りました。

寄り道スポット

今回の旅ランで寄り道したスポットを紹介します。

舟屋の里公園

伊根町観光案内所から亀山地区へ向かい途中に「舟屋の里公園」の案内板がありました。

長い階段を上るとアクセスできるようですが、眺望はどうなんだろう?大したことなかったら無駄足になるな…と半信半疑で上ってみると…

そこには伊根湾を一望できる展望台がありました。思い切って階段を上って良かった!

ちなみにこの展望台、「道の駅 舟屋の里伊根」の隣にあります。

アクセス

伊根町の最寄駅は、JR西日本・天橋立駅。京都駅から特急電車で約1時間半でアクセスできます。そこから路線バスに乗り、さらに1時間ほど若狭湾を北上します。

車なら京都縦貫自動車道・与謝天橋立ICを降りて30分ほど。日本三景のひとつ「天橋立」から遠くないので、一緒に観光する方も多いみたいですね。

おまけ

今回は「舞鶴赤れんがハーフマラソン2023」に参加するため、10月の三連休に京都府舞鶴市に2泊しました。

連休初日は移動日。レースは連休最終日でしたので、中日は終日自由に使えました。

そこで舞鶴市内でレンタカーを借りて、まずは伊根で旅ランしてきました。その後、天橋立に移動してそこでも旅ラン。

電車やバスだと時間がかかりますし、乗り継ぎも大変。自動車だと舞鶴〜天橋立は約60分、天橋立〜伊根は約30分で移動できました。

なお、今回宿泊した宿は2020年にオープンした「スーパーホテル 東舞鶴」。JR東舞鶴駅から徒歩10分、舞鶴赤れんがパークまで徒歩15分と観光に適した立地です。

小さいながらも天然温泉もあり、快適に過ごせました。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

スーパーホテル 東舞鶴は以下のサイトから予約できます。