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「クラウドストラトス」レビュー:二層CloudTecを初搭載

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「クラウドストラトス」レビュー:二層CloudTecを初搭載

2019年6月に発売されたOnのランニングシューズ「Cloudstratus」を紹介します。

On史上初の2層構造のCloudTecを搭載したダブルクッションがクセになります。主な特徴は以下のとおり。

  • On史上初の2層構造のCloudTec
  • 通気性に優れた2層構造のアッパー
  • ロードランニング・トレーニングに最適
  • 重さは302g(25.5cm)
  • ドロップは8mm
  • 定価は税込18,480円

早速履いてみたのでレビューしたいと思います。

更新日: 公開日:

目次と内容

On史上初の2層CloudTec

On(オン)はスイス発のランニングシューズ・ウェアのブランドです。

「とも」がOnのランニングシューズを履き始めた2017年頃はまだ「知る人ぞ知る」的な存在でしたが、今やランニング界のメジャーブランドになりつつあります。

コアなファンも多く、身につけるものは全部On、というランナーもよくお見かけします。

今回紹介するのは、Onで史上初となる2層構造のCloudTecを搭載した「Cloudstratus(クラウドストラトス)」。主な特徴は以下のとおりです。

  • On史上初の2層構造のCloudTec
  • 通気性に優れた2層構造のアッパー
  • ロードランニング・トレーニングに最適
  • 重さは302g(25.5cm)
  • ドロップは8mm
  • 定価は税込18,480円

CloudTec(クラウドテック)はOnがスイス工科大学と共同開発した特許技術で、Onのトレードマークでもあります。

あのユニークなボコボコした形状のミッドソールから、ソフトな着地と爆発的な推進力が生まれます。

「Cloudstratus」を真横から見ると、2層のハニカム構造になっていることが分かります。

Cloud Xとの違い

参考までにOnの最もスタンダードなモデルとされる「Cloud X」との違いを見ていきましょう。基本スペックを表にまとめました。

CloudstratusCloud X
発売2019年6月2017年11月
重さ305g240g
ドロップ8mm6mm
ミッドソール2層のCloudTec1層のCloudTec
アッパー左右非対称のメッシュエンジニアードメッシュ
アウトソールラバー素材ラバー素材

CloudTecが二層構造なだけあって、それなりの重さがありますね。メンズ25.5cmの重さは、実測値で302gもあました。

デザインとスペック

それでは「Cloudstratus」を詳しく見ていきましょう。

ミッドソールは、ミッドフットからヒールにかけてハニカム構造の2層構造を採用しています。

穴の形は六角形。フォアフットからヒールにかけて弓のような形をしており、着地から蹴り出しの一連の動きがスムーズになります。

アッパーは、ベースのメッシュ素材と外側の耐久素材の二層構造。シューレースは外側の素材をキュッと締め付ける形になっており、窮屈すぎず、緩すぎず、抜群のフィット感を実現しています。

シューレースは左右非対称に配置されています。これはあまり見ないパターンですね。ほとんどが左右対称なので。さらにシューレース(紐)の穴までもが二層構造になっており、ディテールへのこだわりに感心します。

ヒールカップには薄くて硬い素材が使われており、シューズの耐久性と安定性を高めています。

靴底には内側を除き、ほぼ全面的に滑り止めのラバーが配置されています。

サイズ感

「Cloudstratus」のサイズ展開は以下のとおり。

  • メンズ:25.0cm〜30.0cm/31.0cm
  • レディース:22.0cm〜28.0cm

普段のランニングシューズ選びでは25.5cmか26.0cmで迷いますが、今回は25.5cmを選びました。ワイドタイプではありませんが、横幅に余裕を感じられるちょうど良いサイズでした。

履いてみた感想

実際に「CloudStratus」を履いてみた感想を紹介します。

より高いクッション性

キャッチコピーは「2層のCloudTec®でクラウドパーツとクッションニングが倍増」でしたが、さすがに倍増は言い過ぎ。ですが「Cloud X」などの一層構造のCloudTecに比べると、クッション性能の高さを実感します。

最適ペースは5:30/km

ただし、そこそこ重量があるのでハイペースでの走行には向いていません。5:30/kmのペースがちょうど良い。5:00/kmだとちょっと厳しいかな、という感じです。

雨の日はおすすめしない

構造的に水に弱いのが弱点です。アッパーはメッシュ素材から水が侵入してきますし、靴底のアウトソールは濡れた路面で滑りやすいです。ただ逆にいうと、通気性は抜群なので夏場は涼しく感じます。

おまけ

Onはランニングシューズが素晴らしいのですが、それ以上にランニングウェアが秀逸です。

「とも」はOnのアパレルの半分くらいは持っているのではないでしょうか。ランニングではもちろんですが、日常生活でもOnのウェアで過ごしています。

最近は寝る時もOnのウェアをパジャマにしています。それはちょっとやりすぎかもですね。

この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterStravaでも発信しています。

購入ガイド

「クラウドストラトス」レビュー:二層CloudTecを初搭載

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