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【レビュー】On クラウド6:ポテンシャルが高すぎるジョグシューズ 【レビュー】On クラウド6:ポテンシャルが高すぎるジョグシューズ 【レビュー】On クラウド6:ポテンシャルが高すぎるジョグシューズ 【レビュー】On クラウド6:ポテンシャルが高すぎるジョグシューズ

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【レビュー】On クラウド6:ポテンシャルが高すぎるジョグシューズ

そろそろOn(オン)の新作シューズが出ないかな…と公式サイトをのぞいたら「クラウド 6(Cloud 6)」が発売されていました。早速、フィット感や履き心地などを紹介します。結論から言うと、ジョギングシューズなのにオールマイティな1足でした。

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Onのクラウド

On(オン)はスイス発のランニングシューズ・アパレルのブランド。2017年に初めてランニングシーズを買った時は「知る人ぞ知る」マイナーな存在でしたが、今やランナーの間ではメジャーブランド並に認知されています。

キャッチコピーは「Run on clouds」。日本語に訳すと「雲の上を走る」。Onのランニングシューズの全モデルには「Cloud」と言う単語が必ず使われており、参考までに自分がこれまで履いてきたモデルは次のとおり。

  • Cloudeclipse クラウドエクリプス
  • Cloudstratus クラウドストラトス
  • Cloudboom クラウドブーム
  • Cloudboom Echo クラウドブームエコー
  • Cloudsurfer クラウドサーファー
  • Cloud X クラウドX

今回購入したのは、名前に「Cloud」以外何もついていない「Cloud」。Onの中でも最もベーシックモデルです。2025年2月にシリーズ6代目となる「クラウド6(Cloud 6)」が発売されました。

クラウド6の特徴

早速「クラウド 6」を詳しく見ていきましょう。まずは主な特徴から。

  • 超軽量CloudTecを搭載
  • 着脱が簡単な新しいソックライナー
  • シューレースはゴム紐
  • 重さは267g(27cm)
  • ドロップは8mm
  • 定価は18,700円

ミッドソール

ひと目でOnだと分かる「CloudTec」ソール。側面に刻まれたギザギザが「クラウド」シリーズの特徴です。内側に「Speedboard」を内蔵し、程よい反発力を生み出します。

最近は次世代テクノロジーの「CloudTec Phase」をよく見かけますが、やっぱりOnといえば、このシンプルな「CloudTec」がお似合いですよね。

アウトソール

同じ黒色で判別しづらいですが、接地部分にはグリップ性能に優れた素材を配置。真ん中の部分は窪みがあり、クッション性能を高めつつ、軽量化にも貢献しています。

アッパー

アッパーは​履き口が広く、やや低めに作られているため、足入れが非常にスムーズ。ヒールから足の甲にかけて包み込むような構造が高い安定感とフィット感を生み出します。シューレースはゴム紐(写真)と通常の紐の2種類を使い分けられます。

重量

メンズ26.0cmの実測値は252gでした。いわゆるデイリートレーナー(ジョギングシューズ)で250g台は軽い部類に入ると思います。

サイズとフィット感

自分の場合、ランニングシューズ選びでは通常タイプなら26.0cm、幅広のワイドタイプなら25.5cmがジャストサイズになることが多いです。今回はワイドタイプがなかったため26.0cmを選びましたが、全体的にやや大きめな印象でした。

「クラウド」はスニーカーとしても人気があり、少しサイズ感的に余裕がある方が足入れしやすくなります。一方でランニングの時はシューレースでしっかり固定すれば足ズレの心配はありません。オンとオフのメリハリがつけられるのが良いですね。

ファーストインプレッション

実際に「クラウド 6」を履いてランニングしてきました。気づいた点をざっくりまとめていきます。

ホールド感が神

最も感動したのホールド感です。シューズの構造をよく見ると、ヒールから足の甲まで包み込むような形をしています。シューレースで固定すると、まるで足首を両手でギュッと掴まれているかのような感覚に陥ります。しかも圧力分散が秀逸でどこか一カ所に負荷がかかることもなく、長時間履き続けても疲れにくいですね。

履き口はやや低めに作られているので、見た感じだと脱げやすくないのかな…と不安でしたが、くるぶしの下を包み込むようにガッチリとホールドしてくれます。

まるで素足のようなクッション

最近はOnの厚底シューズばかり履いていますが「クラウド 6」のソールは厚さ控えめ。クッションは硬めで程よい反発力がありますが、すべて自然な感じ。1時間ほど走り続けていると「あれ?シューズ履いてたっけ?」と思うほど、素足に近い感覚でした。

ジョグからスピード走まで

デイリートレーナーの割には程よい反発力と大きめのドロップ(8mm)もあるため、かなりのハイペースでもスイスイ走れてしまいます。軽いので足さばきも軽快。ファルトレク走で遊んでみましたが、急なギアチェンジにも素早く対応してくれました。意外とオールマイティなシューズなんですね。

ゴム紐はランニング向きではない

購入時はゴム紐が通してあります。スニーカーとして履くならゴム紐の方が足入れしやすいですし、歩行時に脱げてしまう心配はありません。ただランニングだとゴム紐は物足りない。結局、付属の紐に付け替えました。

用途に応じて付け替えられるなんて素敵!と最初は思いましたが、実際には付け替え作業は結構難しかったです。日常的に使うなら、ゴム紐か通常の紐か、選ぶことになりそうです。

着圧分散が素晴らしい

あと驚いたのが、直立時や歩行時に体重が靴底に均等に分散されて非常にストレスフリーなんです。片道1時間の通勤で立ちっぱなしでも全く疲れませんでした!ヒール〜足の甲もストレスフリーなので、本当に疲れにくいシューズだなと思います。

良い意味で期待を裏切られた

名前に「Cloud」以外何もついていない「Cloud」。ベーシックでミニマルなシューズというイメージを持っていましたが、実際には「クラウド 6」はめちゃくちゃポテンシャル高いシューズでした。

デイリートレーナーとしてはストレスをまったく感じさせない履き心地。でもペースアップも楽々こなせてしまう。スニーカーとしても使えて、スマートカジュアルのドレスコードなら、そのままオフィスに履いて行っても違和感なし。

評価まとめ

Onの「クラウド 6」の良い点、気なる点のまとめは次のとおり。

良い点

  • すべてがストレスフリー。本当に雲の上にいるみたい
  • スロージョグからハイペースまで対応できる
  • スニーカーとしてもカッコよくて優秀

気になる点

  • ゴム紐はランニングだと使いづらい

通勤ラン専用として買いましたが、もっと出番が多くなりそうな予感。久しぶりに大満足の買い物でした。

自分が所有するシューズコレクションの中で「クラウド 6」に似ているのは、Brooksの「ハイペリオン(Hyperion)」ですかね。Brooksは「Hyperion」がついたモデル名が多いのですが、こちらも「Hyperion」以外何もついていない「Hyperion」。ただデザインは「クラウド 6」の方が断然カッコいいです。

最後まで読んでいただき有難うございました。この記事を共有していただけると嬉しいです。

購入ガイド

【レビュー】On クラウド6:ポテンシャルが高すぎるジョグシューズ

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