tomo.run

「クラウドビスタ WP」レビュー:雨ランの必需品

「クラウドビスタ WP」レビュー:雨ランの必需品

2022年9月に発売されたOnの防水トレランシューズ「Cloudvista Waterproof」を紹介します。

もともとロードもトレイルも快適に走れる万能な1足でしたが、防水性能が加わったことで最強の1足になりました。特徴は以下のとおり。

  • ミッドソールに軽量高反発素材「Helionスーパーフォーム」を採用
  • アウターソールに耐久性とグリップ力に優れた「Missiongrip」を搭載
  • アッパーに防水素材を採用したWaterproofモデル
  • 定価は18,480円

「とも」は発売日当日に注文しました。早速履いてみたので詳しくレビューしたいと思います。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

更新日: 公開日:

目次と内容

待望のWaterproofモデル

Cloudvistaは2022年3月に発売されたランニングシューズ。カテゴリ的にはトレイルランニングに分類されます。

Onのトレイルランニング向けのシューズは「Cloudventure」や「Cloudultra」があり、「Cloudvista」はその中でも最軽量で短〜中距離に適したモデルという位置づけです。

CloudvistaCloudventureCloudultra
距離タイプ短〜中距離中距離長距離
重さ280g310g295g
ドロップ7mm6mm8mm
アッパー2層構造ポリエステル素材2層のメッシュ、FlipRelease
ミッドソールHelionスーパーフォーム、CloudtecHelionスーパーフォーム、Speedboard、CloudtecHelionスーパーフォーム、2層のCloudtec
アウターソールMissiongripMissiongripMissiongrip
価格15,180円17,380円20,680円

ロードもトレイルも快適

「とも」はCloudvistaを発売直後に購入し、すぐにその虜になりました。最大の特徴は、トレイルランニングシューズでありながらロードでも快適に走れること。

通常、トレイルランニングシューズにおける快適性は堅牢性とのトレードオフになりがちですが、Cloudvistaは最低限の堅牢性を担保しつつ、最大限の快適性を実現しています。

練習でロード・クロカン・トレイルを交互に走る時、旅ランで不整地を走る時などにCloudvistaを重宝しています。

Waterproofモデル

「これで防水モデルがあれば最強なんだけどな……」と思っていたら、防水仕様のWaterproofモデルが発売されました!Onさん、ありがとう!「これは買わない理由はない」と、迷わずに購入しました。

Cloudvista Waterproofの特徴は以下のとおり。

  • ミッドソールに軽量高反発素材「Helionスーパーフォーム」を採用
  • アウターソールに耐久性とグリップ力に優れた「Missiongrip」を搭載
  • アッパーに防水素材を採用したWaterproofモデル
  • 定価は18,480円

Cloudvistaとの比較

参考までに、2022年9月に発売されたCloudvista Waterproof(写真左)と2022年3月に発売されたCloudvista(写真右)を比較します。

最大の違いはアッパーの構造。Cloudvistaは通気性に優れた2層構造で外側はメッシュ素材を採用。一方でCloudvista Waterproofは外側に防水性の素材を採用し、水や空気を遮断しています。

タンの厚みにも違いがあり、Cloudvistaは薄っぺらいのに対して、Cloudvista Waterproofは厚みがあります。

Cloudvista Waterproofは「On」のロゴに反射材を使用し、暗い場所での安全性を高めています。ミッドソールの構造は同じ。

アウターソールの構造も同じです。悪路でも高いグリップ性能と安定性能を発揮する「Mission Grip」を搭載しています。

デザインとスペック

それでは、Cloudvista Waterproofを詳しく見ていきましょう。今回選んだのは、メンズ26.0cm、カラーは「Eclipse Black」。

Helionスーパーフォーム

ミッドソールには「Helionスーパーフォーム」を採用。固いフォームと柔らかいフォームを融合させた素材でクッション性と反発性に優れています。

CloudTecクッショニング

Onのランニングシューズの代名詞でもある「CloudTec」構造と組み合わせることで「Helionスーパーフォーム」の衝撃吸収と蹴り出しをよ際立たせています。

防水アッパー

アッパーは防水性に優れた素材で覆われており、水や空気の侵入を防ぎます。

タンも防水仕様

タンとアッパーを一体化させることで防水性を高めています。この結合部分までの高さなら、水に浸かっても大丈夫そう。

アンクルパッド

足首周りには柔らかいアンクルパッドを配置。くるぶしは外に出るが、アキレス腱はすっぽり覆われます。

Mission Grip

Onのトレイルランニングシューズに搭載されるアウター素材「Mission Grip」。このボコボコした突起がどんな悪路でもしっかり捉えてくれます。

重さ

メンズ26.0cmの重さは実測値で296gでした。同じサイズの防水モデルでないCloudvistaは272gなので、約10%分の増量ですね。

サイズ感

ランニングシューズのサイズは25.5cmか26.0cmで迷いますが、今回は26.0cmをえらびました。足幅に余裕があり、足指の動きか自由自在。

少し大きめのサイズでも足首周りのアンクルパッドが足をがっしり固定してくれるので、ホールド感にまったく不安を感じません。

CloudvistaもCloudvista Waterproofもサイズ感に変わりはないです。

履いてみた感想

ここからは実際にCloudvista Waterproofを履いてみた感想をまとめます。

トレランシューズなのに、しなやか

Cloudvistaが快適性が防水加工によって損なわれないか不安でしたが杞憂に終わりましたミッドソールはCloudvista同様にしなやかに曲がり、アッパーもそれに順応します。

高いホールド感

アンクルパッドとタンが足首を優しく包み込みます。アキレス腱からカカトにかけて足の形に寄り添うヒールカップがホールド感を高めています。

水たまりもへっちゃら

Cloudvistaの唯一の弱点は、水に弱いことでした。アッパーは通気性が優れていた反面、雨や水しぶきに触れると、すぐに内側まで浸透する。

Cloudvista Waterproofは、唯一の弱点を克服したことで「最強の1足」に進化しました。

不整地も安心

砂利・芝生・土・泥などの不整地や山道など、あらゆる路面に対して高い走行安定性を発揮します。

ガチなトレイルランニングをするなら「Cloudventure」や「Cloudultra」の方が安心だと思いますが、ライトなトレイルランニングやクロカンなら「Cloudvista Waterproof」でも十分です。

雨の日の通勤で重宝する

ランニング以外でも、雨の日の普段靴として履いても良し。Onはデザイン性にも優れているので普段着とコーディネートしやすく、カジュアルウェアOKなら職場にも履いていけます。

雨の日の通勤は靴が濡れたりして大変ですが、Waterproofなら大丈夫。しかも履き心地が快適なので長時間の直立・歩行にも優しい。

おまけ

CloudvistaかCloudvista Waterproofかで迷ったら、Waterproofを選ぶのが賢明。重さは約10%の増量となりますが、トレイルランニングなら防水を選んだ方が無難ですし、雨の日のランニングや通勤にも使えますよ。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

この記事で紹介した「On Cloudvista Waterproof」の最新価格・在庫状況は以下の通販サイトで確認できます。

On Cloudvista Waterproof

公式オンラインストアで探す

On公式オンラインストアなら送料無料。30日間の返品・返送料も無料なので、自宅で気軽に試着ができます。