On Hybrid Shorts:ショーツとタイツの2in1【レビュー】

Onのハーフパンツ&タイツ「Hybrid Shorts(ハイブリッドショーツ)」を紹介します。
アウターショーツとしても、ハーフタイツとしても使え、両方セットでも使えます。主な特徴は以下のとおり。
- アウターショーツとインナータイツの2 in 1のランニングパンツ
- インナータイツは取り外し可能
- アウターショーツはジッパーポケット付
- 価格は11,000円(税込)
インナータイツはオマケ的なものではなく、機能性に優れた本格タイツです。しかし「tomo」はモッコリ感が恥ずかしいので、結局アウターパンツとセットで使っています。
この記事はマラソンブロガーの「」が書きました。こちらの商品は実店舗または通販サイトから自費購入し、忖度なしで評価しています。

On Hybrid Shorts
目次と内容
ショーツとタイツの2in1
On(オン)は、スイス発のランニングシューズ・ウェアのブランドです。
ランニングシューズにはソールに凹凸のある「CloudTec」技術を搭載し、今やメジャーブランドに匹敵するほどランニング界で広く認知されています。
また近年はランニングウェアにも力を入れており、機能性とデザイン性の高さに定評があります。

今回紹介するの「Hybrid Shorts(ハイブリッドショーツ)」は、Onのハーフパンツ&タイツです。主な特徴は以下のとおり。
- アウターショーツとインナータイツの2 in 1のランニングパンツ
- インナータイツは取り外し可能
- アウターショーツはジッパーポケット付
- 価格は11,000円(税込)
最大の特徴は、アウターショーツとインナータイツをそれぞれ単独のアイテムとして使えること。
連結用のボタンを外せば、アウターショーツはランニングパンツとして、インタータイツはブリーフまたはハーフタイツとして機能します。

しかもインナーショーツは「脇役」的な中途半端なものではなく、速乾性・フィット感・収納力に優れ、ハーフタイツとしての完成度が高い。
例えばマラソン大会では、レース本番にインナータイツを履き、前後の移動中にアウターショーツを着用する、といった使い方も可能です。
デザインとスペック
「Hybrid Shorts」の購入を検討する人は、Onのもうひとつのハーフパンツ「Lightweight Shorts」も気になると思います。
そこで両者の違いが分かるように、基本スペックを表にまとめました。
Hybrid Shorts | Lightweight Shorts | |
---|---|---|
構造 | アウターショーツとインナータイツ(取り外し可) | インナーブリーフを内蔵したパンツ(取り外し不可) |
素材(アウター) | ポリエステル100% | 前部:ポリアミド85%、エラスタン15%、後部:ポリエステル100% |
素材(インナー) | ポリアミド71%、エラスタン29% | ポリエステル84%、エラスタン16% |
収納 | アウターショーツ:サイドポケット2個、ジッパー付ポケット1個 インナータイツ:サイドポケット2個 | 背面ポケット1個 |
重さ | 192g | 105g |

Lightweight Shortsとの違い
設計思想が異なるため比較するものではないですが、あえて言うならば「Hybrid Shorts」の方が収納に優れています。
「Lightweight Shorts」はふんわりとした履き心地が気に入っていますが、収納がバックポケットしかないのが不満でした。
しかもジッパーが付いていないので、スマートフォンを入れるとランニング中に飛び出す危険があります。以下は僕が使っている「Lightweight Shorts」。

一方で今回新たに購入した「Hybrid Shorts」はアウターショーツだけでもポケットが3つ(うち1つはジッパー付)、インナーショーツだけでもサイドポケットが2つ付いています。
アウターショーツ
それでは「Hybrid Shorts」を詳しく見ていきましょう。まずはアウターショーツから。
インナータイツの上から重ね履きができるよう、やや大きめのサイズになっています。

左右には「On」のロゴのリフレクターをプリント。夜道でのランニングでも安心ですね。

ウエスト周りの長さを調整できるドローコードは、アウターショーツの外側で結ぶタイプ。紐が二重になっているので、キツめに結んでもウエスト周りの肉に食い込みにくいです。

左右にポケットを配置。

後ろ側はこんな感じ。

右側にはジッパー式ポケットを配置。6.1インチの「iPhone 12 Pro」が余裕で収まるサイズです。ジッパーが付いているので、貴重品類を入れても飛び出さずに安心。

アウターショーツの内側をめくると、左右にボタンホールが配置されています。インナータイツのボタンをはめると、アウターショーツとインナータイツが連結できます。

インナータイツ
次にインナータイツを見ていきましょう。左右のボタンは連結用。左側には「On」のロゴのリフレクター。インナーショーツ単独でも使える理由がここにあります。

後ろ側はこんな感じです。

ウエスト周りは伸縮性の高い素材が使われており、ドローコードなしでもピタリとフィットします。
左右にはサイドポケットを配置。面白いことに、深さが左右で異なります。左側は約14cm。スマートフォンを入れるのにちょうど良いですね。

右側は深さが約8cm。ジェルや自宅の鍵などを入れるのにピッタリ。

ちなみにインナータイツを履くとこんな感じ。これ以上ズームアウトすると恥ずかしいので、、これで勘弁して下さい。

こちらはアウターショーツを履いた様子。丈は短すぎず、長すぎず、全てにおいてちょうど良い感じ。

サイズ感
Onのウェアは商品によってサイズ感が異なります。
「tomo」は身長170cm、体重60kg、痩せ型の体型ですが、Onはメンズの「S」か「M」を選ぶことが多いです。
「Hybrid Shorts」のサイズ展開はS、M、L、XL、XXLの5段階。今回は「S」を選びましたが、インタータイツはピッタリ、アウターショーツはややダブついています。ただし、2枚合わせて着用するとちょうど良いサイズ感です。
着用してみた感想
ここからは実際に「Hybrid Shorts」を着用してみた感想をまとめます。
アウターショーツのポケットが秀逸
まず、左右のアウターショーツの左右ポケットが良く出来ています。収納力がある割には、ランニング中に中身が飛び跳ねないし、外に飛び出す心配もない。きっと特殊な構造に秘密があるのでしょう。
給水ボトルも入る

ジェルなどの補給食はもちろん、サロモンの150mlソフトフラスクも入ります。しかもランニング中に揺れません。

インナータイツは使い回しに便利
「Hybrid Shorts」の真の実力者はインナータイツかもしれない。そう思わせるぐらいポテンシャルが高いです。
どうせオマケ的な薄っぺらいタイツなんだろうと思っていたら、良い意味で期待を裏切られました。素材は丈夫で速乾性に優れ、フィット感や収納力も申し分ない。
これがハーフタイツとして単独で販売していても迷わず買うと思います。それほどクオリティが高い。

また、他のランニングパンツを履く時のインナーブリーフとしても使えます。
ただし「モッコリ」する
タイツなので、男性が履くとどうしてもモッコリします。これは好き嫌いが分かれると思いますが、「tomo」は恥ずかしいと感じます。

周りの人もオッサンのハーフタイツ姿は見たくないと思います。案の定、妻と娘たちからはNGがでました。「変態じゃない?」と。
マラソン大会に慣れている人なら、男性ランナーのタイツ姿は珍しくないのですが、やっぱり普段のランニングで使うのはハードルが高すぎますね。
メインユースは2 in 1
というわけでモッコリが恥ずかしいので、アウターショーツとインナータイツの「2 in 1」のコンビで使うことになりそうです!
おまけ
ランニングタイツを履きたいけどモッコリが恥ずかしい、でも重ね着はしたくない……とお悩みの男性ランナーには、パタゴニアの「エンドレスラン ショーツ」をおすすめします。
ベースはハーフタイツですが、前面が二層構造になっていてモッコリ感がカモフラージュされます。スマホや給水ボトルを揺れずに運べるサイドポケットも付いており、あらゆるランニングシーンで重宝します。
購入ガイド
この記事で紹介した「On Hybrid Shorts」は以下の通販サイトから購入できます。

On Hybrid Shorts
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