On Trail Breaker:保温性と通気性に優れたトップス【評価・レビュー】

マラソンブロガーの「tomo」です。
Onの長袖トップス「Trail Breaker(トレイルブレーカー)」を紹介します。
保温性に優れた前面プロテクションと、通気性に優れた背面メッシュのおかげで、寒い季節のランニングでも着心地は快適。主な特徴は以下のとおりです。
- 防風・撥水機能に優れたフロント部分
- 伸縮性と通気性の高い背面メッシュ
- 肘まわりもメッシュで動きやすい
- ウォッチウインドウ・サムホール付き
- 定価は税込20,900円
デザイン性にも優れており「tomo」はデニムとコーデして普段着としても使っています。

On Trail Breaker
目次と内容
保温性と通気性に優れたトップス
On(オン)は、スイス発のランニングシューズ・ウェアのブランドです。
ランニングシューズにはソールに凹凸のある「CloudTec」技術を搭載し、今やメジャーブランドに匹敵するほどランニング界で広く認知されています。
また近年はランニングウェアにも力を入れており、機能性とデザイン性の高さに定評があります。

今回紹介するの「Trail Breaker(トレイルブレーカー)」は、Onの長袖トップスです。主な特徴は以下のとおり。
- 防風・撥水機能に優れたフロント部分
- 伸縮性と通気性の高い背面メッシュ
- 肘まわりもメッシュで動きやすい
- ウォッチウインドウ・サムホール付き
- 定価は税込20,900円
最大の特徴は、肩甲骨以下の背面を覆うように配置されたメッシュ生地。網目が荒く、かざすと反対側が透けているように見えます。
ランニング中に汗をかいても熱や湿気が効果的に排出され、快適な着心地が長続きします。
保温力も抜群。肌寒い季節や冬のランニングにおすすめの1着です。

デザインとスペック
同じOnのウェアで「Weather Shirt(ウェザーシャツ)」という長袖シャツがあります。
サムホールやウォッチウィンドウ、ジッパー付きポケットなど、ランナーの細やかなニーズを満たしてくれる工夫が施されています。

今回紹介する「Trail Breaker」は「Weather Shirt」の進化版でもあるので、両者の基本スペックを表にまとめてみました。
Trail Breaker | Weather Shirt | |
---|---|---|
素材 | 前面は保温性に優れたプロテクション、背面は通気性に優れたメッシュを使用 | 伸縮性に優れたポリエステル&レーヨンを使用 |
機能 | サムホール、ウォッチウィンドウ | サムホール、ウォッチウィンドウ |
ポケット | なし | ジッパー式ポケット |
それでは「Trail Breaker」を詳しく見ていきましょう。
前面
まずは前面の様子。「Weather Shirt」と決定的に違うのは、機能の異なる2種類の素材を戦略的に使い分けていること。

前面に使われている素材(ネイビー色)は冷たい雨風から守るプロテクション機能を持ち、背面に使われているメッシュ素材(黒色)は熱や湿気を逃がすベンチレーション機能を持ちます。
アーム
よく見ると、脇腹の部分やアームの内側の部分、さらには肘まわりやて首まわりにもメッシュ素材を配置していますね。

肘まわり。伸縮性が高く、腕振りの邪魔になりません。

手首まわり。寒い時は手首にぴたりとフィットして風の侵入を防ぎます。暑い時は腕まくりがしやすいです。

背面
背面のほとんどがメッシュ。ランニング中は雨風が前方から来るので、特に寒く感じることはないですね。網目が荒いので通気性が抜群。

右下には「On」のロゴのリフレクターを配置しています。夜道でも安心です。

首まわり
ジッパーも「On」のロゴ入り。しかも首に当たる部分はパッド付きなので、ジッパーが皮膚を痛める心配はありません。こういう細かいところにも、ユーザーファーストの「On」らしいこだわりが感じられます。

首まわりにパッド(黒い部分)を配置し、着心地の安定感と快適性を高めています。

サイズ感
Onのウェアは商品によってサイズ感が異なります。
「tomo」は身長170cm、体重60kg、痩せ型の体型ですが、Onはメンズの「S」か「M」を選ぶことが多いです。
今回は「S」を選びましたが、ちょうど良いサイズ感でした。
袖はサムホールを使うことを想定して、通常の長袖シャツよりも長くなっています。袖を伸ばしきると、指まですっぽり隠れます。
着用してみた感想
ここからは実際に「Trail Breaker」を着用してみた感想をまとめます。
ウォッチウィンドウが便利
ウォッチウィンドウからランニングウォッチのディスプレイが出せるのは便利。これがないとペースを確認するために毎回手首をめくらないといけないですし、ディスプレイを出したままだと手首に冷たい風が当たります。

手袋いらずのサムホール
そして親指を通すサムホールは簡易的な手袋にもなり、真冬でなければこれだけで寒さは凌げます。

手袋と併用するのが最強
真冬はサムホールだけだと寒いので、手袋を着用した上からサムホールを使うのがベスト。ランニングウォッチのディスプレイだけ外に出せます。
汗で濡れない
「Weather Shirt」は着心地が良くて気に入っているのですが、唯一の欠点は汗をかいたときに熱や湿気が内側にこもること。要するに逃げ場がないのです。
すると生地が汗で濡れ、濡れたまま冷たい風にさらされると体感温度がグッと下がります。
一方で「Trail Breaker」は背面メッシュから熱や湿気がどんどん排出されるので、汗をかいてもびしょ濡れになりません。
前面のプロテクションが秀逸
前面に配置された生地は薄いのに、防風性に優れており、冷たい風を受けても肌は暖かいまま。また耐水性にも優れているため、小雨程度なら難なく乗り越えられます。
おまけ
「Trail Breaker」はデザイン性にも優れており、「tomo」がこれまで購入した長袖トップスの中でもカッコ良さはトプクラス。
デニムとコーデすれば、デイリーウェアとして使ってもまったく違和感ありません。というか、自分で言うのもなんですが、結構映えます。
ランニングシューズ同様に、Onのランニングウェアは高価ですが、普段着としても使えることを考えるとコスパは非常に高いと思います。
購入ガイド
この記事で紹介した「On Trail Breaker」は以下の通販サイトから購入できます。

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