【レビュー】Patagonia ストライダープロ ショーツ:究極のランパン
パタゴニアのハーフパンツ「ストライダープロ ショーツ」を紹介します。ランニング短パンのひとつの完成形であり、ハーフ・フルマラソンでレースで愛用しています。ウエストポーチ並みの収納力を持ち、これだけでトレランの20kmレースを完走したことがあります。

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目次と内容
短パンの決定版
パタゴニア(Patagonia)はアメリカ発の世界的アウトドアブランドです。
登山やサーフィンをはじめアウトドア全般に根強いファンがいますが、ランニングウェアも完成度の高さに定評があります。

今回紹介する「ストライダー プロ ショーツ(Strider Pro Shorts)」は、ランニング向けのハーフパンツ(短パン)。主な特徴は以下のとおりです。
- 軽量で吸湿速乾性に優れた素材を採用
- サイドポケットを4つ、ジッパー式ポケットを1つ配置
- インナーブリーフを内蔵
- ドローコードでウエストの調整が可能
これはもう、ランニング短パンの完成形と言っても過言ではないほど、完成度の高いプロダクトです。「tomo」は2017年から愛用しており、本命レースで使用しています。
先日の「新潟シティマラソン2022」でも着用し、自己ベストを4分半も更新しました。1秒でも速く走りたいレースでも確実に戦える勝負パンツですね。
#新潟シティマラソン をPR 2時間52分38秒(ネット)で完走しました!
— tomo.run|マラソンブロガー (@tomorunblog) October 9, 2022
前半はややオーバーペース。ヤバい後半潰れるかも…と思いきや30kmまで余裕。30〜35kmは向かい風との戦い、ラスト7kmは自分との戦い
👟ASICS Metaspeed Edge+
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有難うございました! pic.twitter.com/okhJffbwy3
デザインとスペック
「ストライダープロ ショーツ」は3種類あり、それぞれ丈の長さが異なります。メンズ向けに7インチ(17.7cm)と5インチ(12.7cm)、レディース向けに3インチ(7.6cm)を展開。基本スペックを表にまとめました。
メンズ・ストライダー・プロ・ショーツ 7インチ | メンズ・ストライダー・プロ・ショーツ 5インチ | ウィメンズ・ストライダー・プロ・ショーツ 3インチ | |
---|---|---|---|
股下の長さ | 7inch/約17cm | 5inch/約12cm | 3inch/約7cm |
製品番号 | 24667 | 24633 | 24657 |
重さ | 111g | 105g | 79g |
「tomo」が愛用しているは、5インチのモデル。いわゆる短パンという感じの短い丈で、脚が自由自在に動かせます。それでは詳しく見ていきましょう。
前面

いずれのタイプも速乾性に優れたストレッチ・リップストップ・リサイクル・ポリエステルを使用。前面の左側には反射素材の「Patagonia」のロゴを配置しています。ドローコードは外側で結くモデル。
背面

ウエスト周りの収納は側面〜背面に集約されています。中央にはジッパー式ポケットを配置。
収納システム

ジッパー式ポケットは、貴重品やスマホを入れておくのに便利です。

5インチのスマホ(写真)なら余裕で出し入れできます。6.1インチの「iPhone Pro」ならギリギリ収まります。

ウエストの左右にはサイドポケットを配置。それぞれ前後2つのコンパートメントに分かれています。前の方は作りが大きく、180gのエナジーゼリーも入ります。小型のエナジージェルだと4〜6袋は余裕で収納できます。
インナーブリーフ

内側にはブリーフを内蔵。アンダーウェアが不要だと洗濯物が減って助かります。
ループ

腰の部分には、吊るして乾かす時に使うループが付いています。地味だけと便利です。
サイズ感
パタゴニアのウェアは商品によってサイズ感が異なります。
「tomo」は身長170cm、体重60kg、痩せ型の体型ですが、パタゴニアはメンズの「XS」か「S」を選びます。
「ストライダープロ ショーツ」に限っては、「S」でもやや窮屈に感じました。ただし窮屈の方がポケットの荷物が安定しやすいので、あえて「S」を選びました。

着用してみた感想
実際に「ストライダープロ ショーツ」を着用してみた感想をまとめます。
ウエストポーチ並みの収納力

サイドポケット(4つ)とジッパー式ポケット(1つ)の収納力はウエストポーチに匹敵します。どのポケットも伸縮性に優れ、サイトポケットには180gのパウチゼリーなんかも入ります。
実際にランニングバッグやウエストポーチを使わずに、これだけで20kmのトレランレースを走ったこともあります。
今日の「両神山麓トレイルラン」はパタゴニアのストライダー・プロ・ショーツで
— tomo.run|マラソンブロガー (@tomorunblog) June 23, 2019
ポケットは5つ。右前にはスマホ、左前にはカメラリモコン、左右後にはエナジーバー、ジッパー付きの中央には貴重品類。これだけ入れても全然揺れない
お陰でベストは着用せずに済みました😀https://t.co/QdrDLcRxOd pic.twitter.com/VjCwNmAK06
ウエストポーチを忘れも大丈夫
「tomo」はランニング中にスマホで撮影するので、レースではウエストポーチを使っています。「一関ハーフマラソン2022」では、ウエストポーチを持っていくのを忘れてしまったのですが、なんとか乗り切れました。
#一関国際ハーフマラソン を1時間22分26秒(ネット)で完走しました!
— tomo.run|マラソンブロガー (@tomorunblog) September 25, 2022
最初の5kmは4:00/kmで様子見→7km過ぎからペースアップ→12km前後で心が折れかける→ラスト5kmから奇跡の復活しガーミンを見ずに追い込む
⌚️Garmin Forerunner 255S
🧦Tabio Racing Run Nano Grip
👟Saucony Endorphin Pro 3 pic.twitter.com/Dmcpzcye1z
荷物が揺れない

たくさん収納できても、ランニング中に荷物が揺れたら意味がありません。こちらはウエストにピッタリと密着するため、その心配はありません。サイズ感が少し窮屈な方が荷物が安定しやすいですね。
夏ランでも快適サラサラ

生地は速乾性に優れているので、汗や水に濡れてもすぐに乾きます。「日本最北端わっかない平和マラソン2019」では、レースの途中でゲリラ豪雨に遭いましたが、雨が止んでからしばらく走っていたら乾きました。
洗濯物が減る
インナーブリーフを内蔵しているので、アンダーウェアが必要ありません。洗濯物が少なくて済みますし、マラソン遠征に持っていく荷物も減ります。インナーブリーフに慣れてしまうと、もう後戻りできませんよ。
おまけ
同じ生地を使ったツ「ストライダー プロ パンツ(Strider Pro Pants)」というロングパンツがあります。
こちらは収納力が内ポケットのみとイマイチですが、履き心地が快適でリラックスウェアとして活用しています。
裾の部分のボタンを外すとランニングシューズを履いたまま着脱できるので、マラソン大会の会場へ移動する際に良く使っていますね。
「ストライダープロ ショーツ」とセットで持っておくと便利ですよ。
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