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T8「シェルパショーツ」レビュー:香港発のランニングパンツ

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入しています。

T8「シェルパショーツ」レビュー:香港発のランニングパンツ

香港発のブランドT8(ティーエイト)のランニングパンツ「Sherpa Shorts」を紹介します。

ウエスト周り360度に大容量のメッシュポケットを配置しており、スマホやジェルを入れて走っても揺れません。主な特徴は以下のとおり。

  • 伸縮性に優れた4-WAYストレッチ素材を採用
  • ウエスト周りに4つのメッシュポケットを配置
  • ビブスホルダー付き
  • 内外どちらでも結わけるドローコード付き
  • 税込11,000円

フルマラソンにもおすすめです。「tomo」はウエストポーチを使わず、これにスマホとジェル4袋入れて走りましたが、サブ3で完走することができました。

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目次と内容

香港発のランニングパンツ

T8(ティーエイト)は、香港に拠点を置くランニングウェアのブランド。主にウルトラマラソン向けのシャツやパンツを製造・販売しています。

公式サイトによると、香港では台風の強度をT1(最も弱い)〜T8(最も強い)の指標で表すそうですが、「T8」には過酷な状況でも快適に走れるウェアという意味が込められているそうです。

今回紹介する「Sherpa Shorts(シェルパショーツ)」は、T8のランニングパンツの第2世代(v2)モデル。主な特徴は以下のとおりです。

  • 伸縮性に優れた4-WAYストレッチ素材を採用
  • ウエスト周りに4つのメッシュポケットを配置
  • ビブスホルダー付き
  • 内外どちらでも結わけるドローコード付き
  • 税込11,000円

最大の特徴は、ウエスト周りに配置されたメッシュポケット。内側に丈夫な生地を使うことでフィット感と安定感を高め、スマホやジェルなど重たい荷物を入れて走っても揺れない設計になっています。

「Sherpa Shorts」とは偶然出会いました。

先日「富山マラソン2022」を走ってきたのですが、ウエストポーチを忘れてしまい、富山県高岡市にあるランニングショップ「Sallys Running Dept」に駆け込みました。

しかしウエストポーチは品切れ、代わりにウエストポケット付きのランニングパンツを探していたら店員さんにT8をおすすめいただきました。

T8は初めて知るブランドだったので正直不安でしたが、思い切って購入することにしました。

デザインとスペック

それでは「Sherpa Shorts」を詳しく見ていきましょう。

全体像

丈夫なウエスト部分とヒラヒラしたパンツの部分によって構成。前面の左足には「T8」のロゴが入っています。

ウエスト周りには360度メッシュポケットを配置。前面・背面・側面(左)・側面(右)の4つのコンパートメントに分かれています。

メッシュポケット

前面のポケットが最も大きく、スマホや給水ボトルが余裕で入ります。

背面のポケットが最も小さく、6.1インチの大型スマホがギリギリ入ります。

側面の左右にもポケットがあります。

ビブスホルダー

前面にはアスリートビブス(ナンバーカード)を装着できるビブスホルダー(2つのループ)を配置。

装着するための専用ゴム紐も付属します。トレラン選手がよくパンツの前の部分に装着していますよね。

ドローコード

ウエストサイズが調整できるドローコードにも特徴があります。特殊な縫製により、外側で結くこともできれば、

こんな感じで紐を内側に通して、

内側で結くこともできます。こういうのは初めてみたので、ちょっと感動しました。

サイズ感

「Sherpa Shorts」のサイズとウエストサイズは以下のとおり。

サイズメンズレディース
XS26-28cm24-26cm
S29-30cm27-28cm
S/M31cmなし
M32-33cm29-30cm
L34-35cm31-32cm
XL36-38cm33-35cm
XXL39-41cmなし

香港発のブランドということもあり、アジア人向けのサイズとなっています。

「tomo」は身長170cm、体重60kg、痩せ型の体型ですが、メンズの「S/M」サイズを選びました。「S」よりも大きく「M」よりも小さく、ピタリとフィットする絶妙なサイズ感でした。

ウエスト周りはほとんど伸び縮みしません。大きめのサイズだとブカブカでポケットの荷物が安定せず、小さめのサイズだと窮屈に感じます。よって、ジャストサイズをおすすめします。

履いてみた感想

ここからは実際に「Sherpa Shorts」を履いてみた感想をまとめます。

軽くてサラサラ

生地にはポリエステル(86%)とポリウレタン(14%)を使用。パンツの部分は必要最低限のプロテクション性能を持ち、速乾性にも優れています。

ふんわり軽くて、サラッとした肌触りがとても快適です。

荷物が揺れない

ウエスト周りは作りが丈夫で腰に密着させればパンツ自体が安定します。そのため、重たいスマホやジェルをポケットに入れて走っても揺れません。

メッシュポケットは伸縮性に優れ、かさばるものでも余裕で収納できます。これがウエスト周りに360度配置されているので、ウエストポーチ代わりになります。

スマホが出し入れしやすい

今回は「富山マラソン2022」で使うはずのウエストポーチを自宅に忘れてしまい、急きょ「Sherpa Shorts」で走りました。スマホとエナジージェル4袋を入れて走りましたが、最後まで快適でした。完走タイムは2時間54分52秒でした。

前面ポケットに「iPhone Pro 14」を収納し、絶景ポイントを見つけるとサッと取り出して撮影しました。

インナーブリーフが欲しかった

ひとつ残念なポイントは、インナーパンツ・ブリーフを内蔵していないこと。これがあれば完璧なのに……。試しに下に何も履かずに試走してみましたが、フル◯ンとだと落ち着かないです。

「富山マラソン2022」では、Onの「Hybrid Shorts」のインナータイツを下に履きました。

ちなみにT8のアンダーウェア「Commandos Running Underwear」を履くのが王道らしいです。

おまけ

インナーブリーフを内蔵したランニングパンツが欲しいなら、パタゴニアの「ストライダープロ ショーツ」がおすすめです。

スマホが入るジッパー式背面ポケット、ジェルが入るできる小型サイドポケットを4つ配置し、ウエストポーチ並みの収納力があります。

ハーフ・フルマラソンの本命レースでは大体これを履いています。

「Sherpa Shorts」もそうですが、トレイルランニングやウルトラマラソン用のパンツって、マラソンとも相性がいいんですよね。

この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterStravaでも発信しています。

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購入ガイド

T8「シェルパショーツ」レビュー:香港発のランニングパンツ

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