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ユニクロ「ドライEX クルーネックT」レビュー

ユニクロ「ドライEX クルーネックT」レビュー

ユニクロのスポーツTシャツをランニングで使ってみました。速乾性能は期待したほどではないが、後ろ半分にメッシュ素材を採用し通気性は抜群でした。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

更新日: 公開日:

目次と内容

ドライEX クルーネックTとは?

「ドライEX」は、ユニクロと東レが共同開発した高機能速乾素材の名称です。汗をかいてもすぐに乾くので、運動時でも快適な状態が長続きします。

ドライEXに使用される生地は、肌から素早く汗を吸収し、生地の表面に広く拡散させることにより優れた速乾性を発揮します。これにより、汗による肌面のべたつきを防止することができます。汗による不快感を軽減、軽量でさらりとした着心地で競技中のパフォーマンスをサポートします。ーー東レ公式サイト

例えば夏のランニングをイメージしてみましょう。炎天下で走ると汗が滝のようにながれ、シャツがびっしょり濡れます。これは汗を吸収するスピードが発散させるスピードよりも速いためです。

「ドライEX」は汗の発散させるスピードを速めることで、シャツがびしょ濡れになるのを防いでくれます。

今回購入した「ドライEX クルーネックT」は、この素材の特性を最大限に生かしたユニクロのスポーツTシャツです。

1枚1500円の高機能Tシャツ

「ドライEX クルーネックT」の特徴は以下のとおり。

  • 速乾性に優れたスポーツTシャツ
  • 通気性に優れたメッシュ素材を後ろ半分に編み込んでいる
  • 定価は税込1500円

魅力:通気性抜群

前と後ろで生地の編み方が異なり、後ろ半分はメッシュ状になっているのが特徴です。運動時に体温が上昇しても熱がこもらず、背中から熱をどんどん逃してくれます。

おかげで炎天下でランニングしていても体感温度が2〜3℃低く感じます。

欠点:速乾性能はイマイチ

肝心の「ドライEX」の速乾性能は期待していたほど凄くはなかったです。炎天下で1時間ほどランニングすると前面は汗でびっしょり濡れました。背面は通気性の良いメッシュ素材なので濡れにくいですが。

デザインとスペック

それでは「ドライEX クルーネックT」を詳しく見ていきましょう。

シルエット

シンプルで飽きないデザイン。製品カテゴリではユニクロのスポーツ向けシリーズ「スポーツユーティリティウェア」ですが、普段着のTシャツとしても違和感なく使えると思います。

丈夫な作り

首周りと前面は生地にやや厚みがあり、カラダのラインが目立ち過ぎません。

メッシュ素材

背面にはメッシュ素材を採用。宙にかざすと反対側が透けて見えるのが分かります。

汗をかきやすいワキの下にもメッシュ素材を配置し、通気性を高めています。

前面と背面は編み地を変化することで一体化させています。上の写真は左側が前面、右側が背面。間に継ぎ目がなく、途中から編み方が変わっているのが分かります。

さらに拡大した写真。継ぎ目がないため、激しい運動で長時間使用しても肌を傷める心配はありません。

着用してみた感想

「tomo」は普段、ランニング用のTシャツを買う機会がありません。というのも、マラソン大会に出場すると参加記念としてTシャツをもらうので、毎年10枚前後のランニングTシャツがコレクションに加わるから。

そもそもお金を出して買う必要がないのです。

とはいえ、参加記念でもらうTシャツは必ずしも通気性や速乾性が高くはありません。春や秋など比較的涼しいシーズンなら問題ないですが、夏の暑い時期だと通気性や速乾性はパフォーマンスに直結します。

そこで今回「ドライEX クルーネックT」を買ってみたわけですが、通気性の高さは申し分なく、体感温度が2〜3℃低く感じられました。

一方で、速乾性能は期待したほどはなく、炎天下でのランニングでは汗で濡れることは避けられないようです。

それでも1枚1500円で涼しさを感じられるランニングTシャツが手に入るなら安いもの。

今回は、ユニクロの人気ハーフパンツ「ウルトラストレッチ アクティブ ショートパンツ」とセットで購入しました。上下合わせて3,490円。コスパ最高です。

意外だったのは妻のコメント。新しいランニングTシャツを買ったよと言って見せたら「普段着でもいいんじゃない」とのこと。

ランニングウェアとしてだけでなく、夏の普段着としても活用していきたいですね。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。