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【犬山市でランニング】定番の犬山城からマニアックな桃太郎神社まで
愛知県犬山市で旅ランをしてきたので紹介します。当初は犬山城と城下町、日本モンキーパークの周辺をランニングする予定でしたが、寂光院や桃太郎神社まで足を伸ばし、さらには鳩吹山を越えてお隣の岐阜県可児市まで走りました。
目次と内容
犬山市とは?
犬山(いぬやま)市は愛知県の最北部、岐阜県との県境にある人口約7万人の市です。その昔、犬を連れて狩をするのに適した土地であったことが地名の由来なんだとか。
市の中心部は名鉄・犬山駅。その北側には県境を成す木曽川が流れ、日本最古の天守閣が現存する国宝「犬山城」が鎮座しています。そのほか、城下町の面影を残す古い街並みや、国宝の茶室を有する日本庭園「有楽苑」、動物園と遊園地を併設した「日本モンキーパーク」などが観光客に人気です。
今回は毎年2月に犬山市で開催される「読売犬山ハーフマラソン」に参加するため、犬山市内に3日間滞在しました。
アクセス
犬山市は名鉄・名古屋駅から直通30分ほどでアクセスできます。JR名古屋駅〜名鉄名古屋駅間の乗り換えに多少手間取りますが、東海道新幹線を使えば東京駅から3時間もかかりません。
名鉄犬山駅から犬山城までは1.5kmほど離れています。犬山城を観光するなら、名鉄犬山駅のひとつ先の犬山遊園駅を利用すると便利です。
ランニングコース
今回は犬山城を起点に、城下町から名鉄犬山駅を経由し、日本モンキーパークを走って観光してきました。それだけではもの足らず、木曽川をさらに北上して鳩吹山に入り、登山道を超えて岐阜県可児市の名鉄可児川駅まで走りました。
全長18kmのロングラン。鳩吹山は約200mの標高差があり、獲得標高はトータルで743mでした。以下は2024年2月23日の記録です。
犬山城と城下町
まずは犬山市のシンボルとも言える「犬山城」の観光から始めます。
名鉄・犬山遊園駅から木曽川沿いを西に向かって歩いていくと、丘の上に犬山城の天守閣が姿を現します。
この日は週末でしたので、犬山城周辺と天守閣は大勢の観光客で賑わっていました。海外からの観光客も多かったですね。入場料(大人550円)を払うと天守閣の中を見学できます。
犬山城を後にして、南へ向かって走り始めると、すぐに犬山城下町に入ります。城下町の面影を残す街並みを走っていると、まるで江戸時代にタイムスリップしたような気分になります。
日本モンキーパーク
次に、犬山市の東側にある「日本モンキーパーク」を目指します。
再び木曽川に戻り、川沿いの遊歩道を東へ向かって走ります。以前、4月にここを訪れた時は満開の桜並木に圧倒された記憶があります。
こちらは木曽川にかかる犬山橋。その隣には名鉄の電車が行き来します。
ここから急な坂道を上り「三城稲荷展望台」を目指します。犬山市の街並みが一望できるのかな…と期待していましたが、展望台周辺は木が生い茂っていて、先ほどの犬山橋の一部と対岸の岐阜県各務原市の街並みしか見えません。
展望台の片隅に「モンキーパーク」と書かれた看板を発見。その先には大きな観覧車とテーマパークが見えました。獣道のような坂道を下り「日本モンキーパーク」に向かいます。
何度もGoogleマップを確認しながら「日本モンキーパーク」に到着しました。こちらは動物園と遊園地が併設された珍しいテーマパーク。今回は動物園だけを訪れましたが、普通の動物園ではなく、世界中の猿類を集めた「日本モンキーセンター」なんです。
歩いてまわると数時間かかりそうですが、走ると20分ほどで園内の全エリアを制覇できました。個人的には電気ストーブの前で暖をとる「ワオキツネザル」が気に入りました。ここは触れ合いコーナーなのですが、人間慣れしているのか、近づいても怖がる様子はありません。
鳩吹山トレイル
当初はモンキーパークで走り終える予定でしたが、なんだか物足りず、もう少し走り続けることにします。
次に目指したのは、日本モンキーパークの東にあるお寺「寂光院」。緩やかな坂道を上り切った後、長い石段を進んでいきます。
その先には寂光院の展望台があり、周囲を遠くまで見渡すことができます。この日は天気がイマイチだったので、景色もイマイチな感じでした。こちらが「織田信長が眺めたかもしれない」景色です。
木曽川に沿って、さらに北へ向かいます。
Googleマップでたまたま見つけて気になっていたのが、こちら「桃太郎神社」です。桃太郎のゆかりの地は岡山県のはずなんですが、実は日本各地に桃太郎伝説があるようです。ここもそのひとつ。
愛知県犬山市にある、ちょっと怪しげな桃太郎神社。4枚目の写真は桃太郎と関係ないし、なぜかトトロのメイちゃんもいた pic.twitter.com/uHitgTeTXU
— tomo. (@tomorunblog) February 23, 2024
とはいえ、かなり怪しげな場所でした。桃太郎と関係ないアニメキャラもいましたし…。
桃太郎神社を後にして、最後に鳩吹山を越えて名鉄可児川駅を目指します。こちらは現地で見かけた案内図なんですが、栗栖林道入口から「栗栖林道」と「桶ヶ洞遊歩道」を経由して、鳩吹山に入ります。こういう詳しいルートマップって、現地に行ってみないと分からないことが多いですね。
こちらが栗栖林道の様子。地面はアスファルトなので走りやすかったです。
ただし桶ヶ洞遊歩道に入ると、いきなり険しい道のりになります。こんなこともあろうかと、トレランシューズを履いてきて良かったです。
愛知県と岐阜県の県境、川平遊歩道の第五展望台からの絶景 pic.twitter.com/W90CgjGfvq
— tomo. (@tomorunblog) February 23, 2024
鳩吹山に入ると、しっかり手入れされた登山道が続きます。所々に展望台があり、標高差200mぐらいから木曽川とその周辺の街並みを見下ろせます。
こちらは鳩吹山の山頂付近。こんな感じで案内板があるのですが、鳩吹山の登山道は1本道ではないため、注意しないと変な方向に進んでしまいます。自分も一度ですが、道を間違えました。
参考までに鳩吹山遊歩道の案内図を載せておきます。もともと「大脇ルート」経由で下山する予定でしたが、気づいたら「真禅寺ルート」を走っていました。
いつの間には愛知県犬山市から岐阜県可児市に越境して、終着点の名鉄可児川駅にたどり着きました!この時点で18km超走っています。ここから犬山まで走る余力が残っていなかったため、電車に乗って戻りました。
ちなみに名鉄可児川駅から名鉄犬山駅までは10kmほど離れています。ずいぶん遠くまで走ってきましたね。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
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