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AirPods Pro:ランニング時のノイキャン性能は?
Appleの「AirPods Pro」はランニングで使えるの?という疑問にお答えします。
結論から言うと、ランニング時に使っても落とす心配はありません。
ただし密閉型なので周囲の音が聞こえずに危険ですし、外部の音を取り込む機能を使うと風切り音のノイズが気になります。
というわけでランニングでの出番は少ないですが、音楽を高音質で聴いたり、ノイズキャンセリングでノイズをシャットアウトしたりしたい時に重宝しています。
目次と内容
ランニングには不向き
「AirPods Pro」は、ノイズキャンセリング機能を搭載したApple純正のワイヤレスイヤフォンです。
通勤時やマラソン遠征の移動時に周囲の雑音を消してくれるイヤフォンを探していたら、同僚から「AirPods Pro」を勧められました。
実際に使ってみると、ノイズキャンセリングの性能は文句なしに素晴らしいですね。
ただし、ランニングでも使ってみましたが、風切り音が気になりました。屋外でのランニングで使うには厳しいと思います。
「AirPods Pro」の主な特徴は以下のとおり。
- ランニングでも落ちない
- 耐汗耐水性能(IPX4)
- 外部の音が取り込める
ランニングでも落ちない
「AirPods Pro」は耳に差し込むカナル型。ランニングなど激しい動作を伴う運動中も安定するので落ちる心配がありません。
汗に強い
水の飛まつに対して保護する「IPX4」の耐汗耐水性能を持ち、ランニングの汗くらいなら問題ありません。ただし防水仕様ではないので注意は必要。
外部の音が取り込める
耳を密閉するカナル型なので周囲の音が聞こえにくいですが、外部音取り込みモードを有効にすればマイクが音を拾ってくれます。
ただし、風がある時は風切り音が増強されてしまい、気になり出すとストレスに感じます。これが「AirPods Pro」をランニングで使うときに致命的だと感じます。
AirPods 3との違い
「AirPods 3」の購入を検討する人は、最上位モデルの「AirPods Pro」も気になるでしょう。主な違いは以下のとおり。
AirPods Pro | AirPods 3 | |
---|---|---|
発売日 | 2019年10月 | 2021年10月 |
価格 | 30,580円 | 23,800円 |
形状 | カナル型 | インナーイヤー型 |
サイズ | 30.9mm x 21.8mm x 24.0mm | 30.7mm x 18.2mm x 19.2mm |
重さ | 5.4g | 4.3g |
最大再生時間(1回の充電) | 4.5時間 | 6時間 |
主なオーディオ機能 | 空間オーディオ、アクティブノイズキャンセリング、外部音取り込みモード | 空間オーディオ |
通信機能 | Bluetooth 5.0 | |
耐水性能 | IPX4 | |
充電ケースの規格 | MagSafe充電器、Qi規格の充電器、Lightningコネクタに対応 |
以下は「AirPods Pro」(写真左)と「AirPods 3」のイヤフォン本体と充電ケースを並べた写真。
「AirPods 3」は前モデルの「AirPods 2」からハード・ソフト面で大幅に進化しており、機能的にも「AirPods Pro」に迫るレベルに仕上がっています。
ノイズキャンセリング重視なら「AirPods Pro」
「AirPods Pro」は耳を密閉するカナル型で、アクティブノイズキャンセリング機能が付いています。通勤やカフェなどで雑音をシャットアウトしたい時に便利です。
外部音取り込みのオーディオ機能もあるので、雑音だけ消して必要な音だけ拾うという芸当も可能。
ノイズキャンセリングが不要なら「AirPods 3」
周囲の雑音を消す必要がないなら「AirPods 3」で十分。オーディオの品質は「AirPods Pro」と遜色がなく、再生時間も「AirPods 3」の方が長いです。しかも耳を密閉しないインナーイヤー型の方が長時間着用しても疲れにくい特徴があります。
AirPods Proと同梱物
それでは「AirPods 3」を詳しく見ていきましょう。
パッケージ
同梱物
マニュアル、充電ケーブル、イヤーチップ、充電ケース。
イヤフォン本体は充電ケースに収納されています。
重さ
充電ケース+イヤホン本体(2個)の重さは実測値で59g。
イヤホン本体の単品の重さは実測値で6g。
イヤフォン本体
こちらがイヤフォン本体。左右専用設計のため、右用には「R」、左用には「L」と印字されています。
先端の少し窪んだ部分をつまむとイヤフォンの操作ができます。
イヤーチップ
シリコーン製のイヤーチップは、3サイズ用意されているので、自分の耳にあったフィッティングが可能。
AirPods Proの評価
ここからは実際に「AirPods Pro」を使ってみた感想をまとめます。
ランニングでも落ちない
まずランナーとして一番気になるのが「AirPods Pro」を耳に装着してランニングしても落ちないのか?ということ。
結論から言うと落ちません。試しに4:30/kmペースで90分間走り続けたが、一度も落ちなかったですし、落ちそうになったこともなかったです。
耳に掛けるインナーイヤー型の「AirPods 3」でさえ落ちない設計。耳に差し込むカナル型の「AirPods Pro」はその上をいく抜群の安定感です。
耳元での操作が簡単
イヤフォンの先端部分をギュッとつまむだけで、スマートフォンを使わずに耳元で操作できます。
ランニング中に音楽再生の操作をしたり、電話対応したりすることも可能です。これはランナーに嬉しい機能ですね。
- 1回押して再生、一時停止、電話に応答
- 2回押して次の曲にスキップ
- 3回押して前の曲にスキップ
- 長押しでSiriを起動
ワイヤレス充電が便利
MagSafe充電器、Qi規格の充電器が使えるので、充電ケーブルなしで給電が可能。
音質は素晴らしい
高音質のいわゆるハイレゾ対応ではありませんが、音楽ストリーミングサービスの音楽を楽しむ分には音質は素晴らしいと思います。
「AirPods Pro」でも対応している空間オーディオは臨場感あふれる音が楽しめます。
外部の音が取り込める
カナル型イヤフォンは耳が密閉されるので、もともとも周囲の音が聞こえにくいです。
通勤時やカフェなどで静粛が欲しい時は集中できて助かりますが、ランニング中は逆に音が聞こえないと危険です。
そんな時は外部音取り込みモードを有効にすると、イヤフォンのマイクが外部の音を拾ってくれます。
風切り音はかなり気になる
イヤフォンの先端部分が突き出ているため、ランニング中はどうしても空気抵抗を生み出します。
風がない時は問題ありませんがが、風がある時は風切り音が気になります。
ランニングで使う時は外部音取り込みモードを有効にして使うので、これが風切り音を拾ってしまい、風切り音が増強されてしまいます。
風がなかったり、屋内のトレッドミルなら問題ないと思います。
ノイズキャンセリングは最高
「AirPods Pro」を買った理由はこれ。通勤やマラソン遠征の移動で使えるノイズキャンセリングイヤフォンを探していたら、同僚に「AirPods Pro」を勧められました。
使ってみたら納得。通勤電車の中でも雑音が全く聞こえません。
自宅でも、書斎の隣で家族がテレビを観ている時にノイズキャンセリングを効かせれば、仕事や読書に集中できます。
おまけ
最後まで読んでいただき有難うございました。この記事を共有していただけると嬉しいです。
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