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「Apple Watch Series 7」レビュー:精度はガーミンと互角
2021年10月に発売された「Apple Watch Series 7」はランニングウォッチとしても優秀。距離・時間・ペース・心拍数など基本的な情報を記録でき、ガーミン上位機種とも精度の面で遜色ありません。
目次と内容
ランニングウォッチとしての使い勝手
「Apple Watch Series 7」はランニングで走った距離・時間・ペース・心拍数を正確に記録することができます。基本的な性能は以下のとおり。
- 距離・時間・ペース・心拍数の計測が可能
- 50メートルの耐水性能
- 各種ランニングアプリにも対応
- 高精細・大きなディスプレイで見やすい
ガーミンとの比較
「Apple WatchってGarminと比べてどうなの?」とよく聞かれますが、ランニングウォッチとしての基本性能に関しては「Series 6」以降であればGarminと互角、と答えています。
「Garminのワークアウトを使いたい」「記録はGarmin Connectで管理したい」がないなら、Apple Watchでも十分です。
Series 6から進化した点
では前作の「Series 6」と比べるとどうでしょう?結論から言いますと「Series 7」の進化は微々たるもので、「6」から「7」へのわざわざ機種変する意味はない、と言うのが正直な感想です。
ディスプレイが大きくなった
Apple Watchのディスプレイ・サイズは2種類あり、スペック上は「Series 7」でディスプレイ・サイズが1mmだけ大きくなりました。
Series 7 | Series 6 | |
---|---|---|
大 | 45mm | 44mm |
小 | 41mm | 40mm |
以下は左が「7」の45mmで右が「6」の44mmですが、並べてみると目視では違いは分かりません。
ディスプレイの強度が高まる
「Series 7」は耐亀裂性能に優れた前面クリスタルをディスプレイに採用しています。僕は保護フィルムを使わない派なので、これは嬉しいアップデート。
デジタルクラウンが改善
それからApple Watchの操作に使う右上のデジタルクラウンが「Series 7」だと滑らかになってスクロールしやすくなりました。まあこれも微々たる違いではありますが。
ケース・バンドが選べる
「Series 7」はケース・バンドのバリエーションが豊富です。ナイキとのコラボモデルもありますが、今回僕が購入したのは大きいディスプレイ・サイズの方の一番ベーシックなモデル(MKN83J/A)。
パッケージを開封すると、時計とバンドの箱に分かれています。
以下は時計の箱。本体と充電ケーブルと取説が入っています。
以下はバンドの箱。サイズが2つ選べます。「tomo」は男性にしては腕が細いので、小さい方を使います。
バンドの着脱方法は簡単です。
10秒もかからずに装着できました。
時計の表面。
時計の裏面。心拍数や血中酸素濃度を計測するセンサーが付いています。
スポーツバンドは腕に着脱しやすく、見た目以上にフィット感が良いですね。
計測精度をガーミンと比較
試しに「Garmin fenix 6X」と「Apple Watch Series 7」を同時に使ってランニングを計測してみました。
場所は、埼玉県さいたま市浦和区にある「別所沼公園」で、1周940mのランニングコースを走ります。Apple Watchはストラバのアプリで計測。
計測データ
計測結果は以下のとおり。公式の距離表示は940mなので、いずれも数十mの誤差が生じています。ただし市民ランナーが普段のランニングで使う分には問題ないレベルだと思います。
Garmin fenix 6X | Apple Watch Series 7 | |
---|---|---|
走行距離 | 0.92km | 0.91km |
獲得高度 | 2m | 0m |
平均ペース | 5:10/km | 5:06/km |
平均心拍数 | 147bpm | 149bpm |
位置情報
参考までに、GPS計測をもとにマッピングされたルートも載せておきます。そんなに大差はないが、ガーミンの方が線形が滑らかに見えます。
ただし、ソフトウェアで補正される部分もあるので、ルートの見た目だけで位置情報の計測精度を判断することはできません。
Series 7の評価
「Apple Watch Series 7」は、距離・時間・ペース・心拍数など基本的な情報を記録するだけなら、ランニングウォッチとして十分に使えます。計測精度もガーミン上位機種と比べても遜色なさそうです。
アプリが豊富
Apple Watchは、ランニングに使えるアプリが豊富。以下はネイティブアプリの「ワークアウト」アプリです。
他にも「Nike Run Club」「Runkeeper」「Strava」など人気ランニングアプリにも対応しています。「tomo」はApple Watchを使う時はStravaで計測しています。
心拍数・血中酸素濃度も計測できる
心拍数も計測でき、ランニング中に確認することもできます。
さらには血中酸素濃度を測ることも可能。現時点ではこのデータを使ったランニング機能はありませんが、将来的にはトレーニング提案などを期待したいですね。
おまけ
Apple WatchとiPhoneを両方持っているなら、Apple純正の「MagSafeデュアル充電パッド」がおすすめです。
これ一台でApple WatchとiPhoneが充電でき、コンパクトに折り畳めるので持ち運びも簡単。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
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購入ガイド
この記事で紹介した「Apple Watch Series 7」の最新価格・在庫状況は以下の通販サイトで確認できます。