当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入しています。
Asics「メタレーサー」レビュー
2020年6月に発売されたアシックスのランニングシューズ「メタレーサー」を紹介します。
高速レースにも対応できるアシックスの最速級マラソンシューズです。主な特徴は以下のとおり。
- 走行効率を追求したガイドソール・テクノロジーを採用
- カーボンプレートを搭載したハイスピードモデル
- 通気性・通水性に優れた構造
- 重さは190g
- ドロップは9mm
- 定価は税込22,000円
「とも」は発売日当日に注文しました。早速履いてみたのでレビューしたいと思います。
目次と内容
カーボンプレート内蔵
ついにアシックスのランニングシューズにもカーボンプレートが搭載されました。
2020年6月に発売された「メタレーサー」という、いかにも速そうな名前のシューズです。主な特徴は以下のとおり。
- 走行効率を追求したガイドソール・テクノロジーを採用
- カーボンプレートを搭載したハイスピードモデル
- 通気性・通水性に優れた構造
- 重さは190g
- ドロップは9mm
- 定価は税込22,000円
アシックスは2019年から走行効率を追求したガイドソール・テクノロジーを推進してきました。
ガイドソールは「メタライド」や「エボライド」などに搭載され、最小のエネルギーでより速く、より長く走れる画期的な技術でした。
そこにカーボンプレートを組み合わせることで高速化に成功します。そして走行効率とスピードを両立させたアシックスの最速級マラソンシューズこそが「メタスピード」なのです。
高速レース仕様
「メタレーサー」を「メタスピード」と「エボライド」と比較してみましょう。基本スペックを表にまとめました。
メタレーサー | メタライド | エボライド | |
---|---|---|---|
発売 | 2020年6月 | 2019年2月 | 2020年2月 |
重さ | 190g | – | – |
ドロップ | 9mm | 0mm | 5mm |
ミッドソール | FLYTEFOAM、カーボンプレート | FLYTEFOAM PROPEL+FLYTEFOAMの二層構造、GELクッション | FLYTEFOAM PROPELのみの一層構造 |
アッパー | 斜め裁断メッシュ、水抜き穴 | メッシュ素材 | メッシュ素材 |
アウトソール | アシックスグリップ、ウェットグリップラバースポンジ | グリップ性と耐久性に優れたラバーを配置 | 溝が少ないフラットな構造 |
「メタレーサー」はガイドソールのDNAを引き継いだものの、設計思想は「メタライド」「エボライド」と全く異なります。
エリートランナーが求めるスピードにも応えられるよう、軽量化・高速化を図っています。
また、、真夏のレースや雨の日のレースに対応できるよう通気性・通水性を高めた設計になっています。
デザインとスペック
それでは「メタレーサー」を詳しく見ていきましょう。
カラーは鮮やかなオレンジとブラックの対比が印象的な「SUNRISE RED/BLACK」。かなり派手で街中でも目立ちます。
側面(外)の様子。弓状のフォアフットとグイッと上を向いた爪先が特徴です。ミッドソール(白い部分)には斜めに溝が入っており、クッションの耐久性を高めています。アッパーには斜めに裁断されたメッシュ素材を採用。
「TOKYO」の文字がプリントされています。2020年7月に開催予定だった東京五輪に向けて発売されましたが、新型コロナウィルスの影響で延期になってしまいました。
側面(内)の様子。内側はメッシュが少なめです。
靴底。オレンジ色のアウターソールは爪先・フォアフット〜ミッドフット・かかとの左右2カ所に分割。曲線を描くように彫られた溝がグリップ力を高めています。
爪先の部分。
よく見ると通気孔の穴が開いています。
360度ビューのショートムービーも撮っておきました。
アシックス「メタレーサー」の360度ビュー
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) June 20, 2020
レビューはこちらhttps://t.co/Smn4yD4p5X pic.twitter.com/FIH4mLGKo1
なお、気になる重さは実測値で191g(メンズ25.5cm)でした。これならレースでも十分履ける軽さです。
サイズ感
「メタレーサー」のサイズ展開は以下のとおり。
- メンズ:24.5cm〜30.5cm
- レディース:22.5cm〜28.5cm
ランニングシューズ選びでは25.5cmか26.0cmで迷いますが、今回は25.5cmを選んでみました。しかし足を入れてみると横幅が思いの外狭く、ワンサイズ上の26.0cmにすれば良かったと後悔しました。
履いてみた感想
実際に「メタレーサー」を履いた感想をまとめます。
ファーストインプレッション
デビューランは12kmのビルドアップ走。5:30/kmから3:30/kmまでのペースで履き心地を検証しました。4:30/kmまでは軽やかに走れます。シューズが軽いと足取りも軽くなるようです。
4:30/kmを超えるあたりから、ガイドソール特有の蹴り出しが体感できました。体の重心を前に傾けると、弓状のソールがカクンと前に倒れてグイグイ前進します。
4:00/km前後がスピード・安定性のバランスが取れている気がします。3:30/kmでも高い安定感。これならインターバル走でも活躍しそうです。
足首まわりのフィット感が絶妙!
公式サイトではあまり触れられていませんが、実際に履いてみて気に入ったのは足首まわりのサポート。足首に触れるパッド(黒い部分)が足首をキュッと締め上げ、シューズがしっかりと固定されます。
おまけ
すごく荒っぽい言い方をすると、アシックスのガイドソールを搭載した「エボライド」を軽量化・高速化したのが「メタレーサー」ですね。
ここ数年、アシックスのランニングシューズはナイキにやられっぱなしでしたが、ガイドソールを発表した2019年を境に、息を吹き返した感じがします。今後の展開に期待したいですね。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
楽天お買い物マラソン開催中(〜10/6)日替わりイベント情報をチェックする
購入ガイド
この記事で紹介した「アシックス メタレーサー」の最新価格・在庫状況は以下の通販サイトで確認できます。
自宅で無料試着してみる
シューズやウェアのサイズ選びに不安があるなら、Amazonの無料試着サービス「Prime Try Before You Buy」で気になるサイズをまとめて注文。自宅で試着した後、不要なものは無料で返送・返品できます。