【Garmin fenix 6X】ガーミンウォッチの最高峰モデル レビュー

2019年9月に「fenix 6X(フェニックス 6X)」が発売された。高級感溢れるデザインにガーミンの最新機能が詰め込まれたガーミンのランニングウォッチの最高峰モデル。ランニングウォッチにオーバースペック気味で価格は10万円を超える。すべての機能を使いこなせる自信はないが、高級時計を所有するのと同じ感覚で物欲が刺激される逸品だ。

それでもオメガやローレックスを買うよりもリーズナブルと自分に言い聞かせて「fenix 6X」購入した。

この記事の目次

ガーミンウォッチの最高峰モデル

この度、ガーミンのランニングウォッチを「ForeAthelete 945」から「fenix 6X」に乗り換えた。

ForeAthlete(フォアアスリート)はランニングに適したシリーズで、僕はこれまで220→935→945を使ってきた。シリーズ最高峰モデルである「ForeAthelete 945」にはガーミンの最新機能が搭載されている。

ところが「ForeAthelete 945」よりもさらに上位のモデルが存在する。fenix(フェニックス)というガーミンウォッチ最高峰にしてフラグシップのシリーズだ。今回購入した「fenix 6X」は、ガーミンの最新技術と機能が詰め込まれたモデルだ。

大型1.4インチディスプレイに、高級感あふれるダイヤモンドライクカーボン(DLC)コーティングステンレスのベゼル。非接触型決済(Garmin Pay)や、音楽配信(Spotify)、地図ナビゲーションなど最新のサービスにも対応している。

定価は税込は121,000円から。もはやランニングウォッチというより高級時計にカテゴライズされるべきだ。

最新機能がいち早く体験できる

それでは「fenix 6X」で出来ることを詳しくみていこう。

本体と付属品

まずは本体と付属品から。付属品は「beat yesterday」のステッカー、保証書、取扱説明書、充電用ケーブル。

本体のディスプレイのサイズは、1.4インチ(35.5mm)。レンズにはサファイアクリスタル、ベゼルにはダイヤモンドライクカーボン(DLC)コーティングステンレが使われており、高級感だけでなく耐久性も高い。

本体の裏側は、ひんやりとしたメタリックな素材が特徴。中央には光学式心拍計が内蔵されており、手首で心拍数の計測が可能。

充電は、付属する専用のUSBケーブルを挿して使う。それにしても本体は厚みがある。

本体の重さは93g。ForeAthleteシリーズに使い慣れていると若干重く感じる。

ガーミン最強スペック

fenix 6X」のスペックはすべて紹介しきれないので、詳しくは公式サイトを確認いただくとして、ここではランナーの目線で気になるポイントを紹介する。

まずは基本スペックから。GPS+光学心拍計で最大60時間持つのは心強い。僕の場合だと、充電は1週間に1回だけで済む。

レンズ素材 サファイアクリスタル
ベゼル素材 ダイヤモンドライクカーボン(DLC)コーティングステンレススチール
サイズ 51 x 51 x 14.9 mm
ディスプレイ 直径1.4インチ(35.56 mm)
解像度 280 x 280 ピクセル
重量 93g(ケースのみ 66g)
稼働時間 スマートウォッチモード:最大21日間
GPS+光学心拍計:最大60時間
GPS + 音楽再生+ 光学心拍計:最大16 時間
UltraTracモード:最大70時間
Expedition モード:最大36日間
バッテリー節約ウォッチモード:最大64日間
防水等級 10 ATM
内蔵メモリ/履歴 32 GB

センサー類は、各種GPS(グローバル・ナビゲーション・システム)に対応し、3軸電子コンパスとジャイロスコープ、気圧高度計用の内蔵センサーを搭載。

GPSシステム GPS
GLONASS
みちびき(補完信号)
Galileo
光学式心拍計 Garmin Elevateリスト型心拍計
その他 気圧高度計
コンパス
ジャイロセンサー
加速度計
温度計

ランニングウォッチとしての基本性能も秀逸。スロープ調整に基づく速度調整ガイダンス「PacePro」にも対応している。

トレーニング GPS速度と距離
自動ポーズ
インターバルトレーニング
ワークアウト
自動ラップ
手動ラップ
暑熱と高度への適応
VO2Max
トレーニングステータス
トレーニング負荷
トレーニング効果
心拍計機能 心拍ゾーン
HRアラート
HRカロリー
最大心拍%
リカバリータイム
自動最大心拍数
ランニング GPSベースの距離、時間、ペース
ピッチ(リアルタイムの1分あたりの歩数)
パフォーマンスコンディション
PaceProレース戦略
ランワークアウト
レース予想タイム

日本全域の地図情報がプリロードされており、地図やナビとしても使える。

ナビゲーション 2地点間ナビゲーション
コースナビゲーション
プリロードされた日本地図

スマートウォッチとしても使える。電話・メールの受信やカレンダーの予定が手元で確認できて、職場でも重宝する。

ライフログ ステップ数
睡眠モニタリング
消費カロリー
上昇階数
移動距離
週間運動量
ストレスレベル計測
通知機能 電話・SMS
メール
SNS(LINE、Twitterなど)
カレンダー
その他の通知
音楽再生 最大2000曲まで保存可能
Amazon Music、LINE Music、AWA、Spotifyなどに対応
決済機能 Garmin Pay

最高峰モデルを使うメリット

ガーミンに限らず、最高峰モデルを使うメリットのひとつは常に最新機能が利用できること。新しい機能が追加された時にもいち早くアップデートが適用され、体験することができる。

例えば、ガーミンでモバイルSuicaが対応になった時に、fenixシリーズは真っ先に対応してアップデートがリリースされた。

Garmin fenix 6Xの評価

ここからは実際に「fenix 6X」を使ってみた気づいた点をまとめていく。

見やすいディスプレイ

ディスプレイは、1.4インチ(35.5mm)とガーミンのランニングウォッチの中でも最大級のサイズ。以前使っていた「ForeAthlete 945」の1.2インチ(30.4mm)から、約5mmのサイズアップ。「5mmなんて誤差の範囲でしょ?」と思っていたが、実際に使ってみるとその差は歴然としている。

ランニング中にディスプレイをチラ見すると、フォントが大きくて見やすい。画面を4分割で表示しても、しっかりと読み取れる。

GPSシステムが秀逸

各種のGPSシステムに対応。今のところ、位置情報は正確に記録できている。しかも起動してから数秒間でGPSが捕捉できるのでストレスフリー。

光学式心拍計

今やガーミンのランニングウォッチでは標準搭載となった光学式心拍計。専用のアクセサリーを身につけずに、手首で心拍数を計測する。ランニング中の心拍数はもちろん、心拍数のデータをもとにVo2Maxやリカバリータイムなどを予測してくれるので、自分のフィットネス状態を数字で把握できる。

ルート案内

目的地を設定すると、自動車のナビゲーションのように、最適ルートでルート案内をしてくれる機能。知らない土地を走るときに役立ちそう。

スマートウォッチとしての性能

実はガーミンのランニングウォッチは、スマートウォッチとしても優秀。通知機能をオンにすれば、電話の着信やメールの受信、予定のお知らせなどを手元で通知してくれる。LINEやTwitterなど、SNSの通知にも対応している。

アラームが地味に便利

意外と地味で便利なのがアラーム機能。毎朝6時にアラームを設定しているが、音は出さずにバイブレーションだけにすると、隣で寝ている妻を起こさずに目覚めることができる。

音楽ストリーミング

その他、スマートフォンを介さずに音楽再生ができる機能も搭載しており、Amazon MusicやAWA、LINE MusicやSpotifyの有料サービスに対応。

Garmin Pay

まだ対応しているクレジットカードは少ないが、非接触型決済の「Garmin Pay」も使える。

オーバースペックすぎないか?

ランニングで使う基本性能だけを求めるなら、GPSシステムや光学式心拍計などを搭載したエントリーモデル「ForeAthlete 245」でも十分すぎるほど。

では「fenix 6X」を買う理由は何か?それは高級時計を買う理由と同じで、所有感を満たしてくれるからだと思う。そこには、コストパフォーマンスだけでは計り知れない人間の購買心理が働く。

数十万するオメガやロレックスを買うことを考えたら、圧倒的にコストパフォーマンスに優れている。そう自分に言い聞かせて今回は思い切って購入した。

Garmin fenix 6X