知らないと損するGarminの便利な機能
ランニングウォッチのGarminで使える機能を詳しく解説します。
あまり知られていませんが、Garminの公式サイトからオンラインマニュアルが無料でダウンロードできます。端末に関するすべての情報が載っているので、買ってから一度読んでおくのがおすすめです。
当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。
目次と内容
オンラインマニュアルが便利
Garminを購入すると「クイックスタートマニュアル」が付属します。初期設定や必要最低限の機能を使いこなすには便利ですが、使いこなすためには物足りない情報量です。
そこでおすすめしたいのが、Garmin公式サイトから無料ダウンロードできるオンラインマニュアルです。機種別にHTML版とPDF版が用意されており、端末に関するすべての情報が網羅されています。
一度目を通しておくと「こんな機能も使えるんだ」という発見がありますよ。
各種トレーニング機能
Garminにはランニングのパフォーマンス向上をサポートする様々なトレーニング機能が備わっています。
ワークアウト
特に便利なのが、Garmin Connectで練習メニューを組み立ててGarminに転送できる「ワークアウト」機能。例えば以下のような練習メニューが作成できます。
- ウォームアップ10分間→10km走→クールダウン10分間
- ウォームアップ2km→1000mインターバル走(間に3分間のジョグを含む)→クールダウン3km
作成したワークアウトをGarminで利用すると、手元で練習メニューに沿った指示を出してくれます。特にインターバル走ではGarminが距離や時間をすべて把握した上で指示を出してくれるので助かります。
他の人が作ったワークアウトをインポートして使うこともできます。「とも」はRunning Coachというオンラインの有料トレーニングプログラムを利用していますが、アプリと連携させることで練習メニューをGarminのワークアウトに自動的に読み込むことができます。
Garmin Coach
ワークアウトはアクティビティ単位での練習メニューになりますが、もっと長いスパンで行う練習メニューもあります。
Garmin Coachのトレーニングプラン機能を使えば、10kmやハーフマラソンを完走するためのワークアウトを利用することができます。
期間は10週〜26週間、週に3〜5回のアクティビティを想定しています。
ナビゲーション機能
Garminの中位〜上位機種にはナビゲーション機能が備わっています。車のナビと同じような感覚でルート案内や地図ナビゲーションが利用できます。
ルート案内
目的地を設定すると最適ルートで道を案内してくれます。知らない土地を走る時に便利ですね。
地図ナビゲーション
さらに上位機種では地図データをダウンロードして、ランニング中に地図ナビゲーションを表示することも可能です。
ランニングフォーム分析
Garminで計測できるのは距離やペース、心拍数だけではありません。自分のランニングフォームを知る上で重要なピッチやストライドなども分かります。
ランニングダイナミクスポッド
純正アクセサリの「ランニングダイナミクスポッド」を使うと、以下の項目を計測してランニングフォーム分析に役立てることができます。
- 地面接地時間
- 地面接地時間バランス
- 上下動
- 上下動比
健康トラッキング
GarminはもともとスポーツアクティビティのGPS計測を得意としていますが、最近は健康(ウェルネストラッキングにも力を入れています。
日常生活でもGarminを着用することで以下のデータが取得できます。
ストレスレベル
1日の中でストレスを感じた時間を高・中・低の三段階で記録してくれます。ストレスレベルは心拍数や体の動きのデータをもとに判定しているようです。1日〜1年間のストレスレベルの推移なども確認できます。
呼吸
1分間に呼吸した回数を記録してくれます。最低回数、最高回数、非睡眠時の平均回数などが分かります。
ボディバッテリー
カラダ(=ボディ)の電池(=バッテリー)という意味で、起床してから体力がどれだけ残っているかをGarmin独自の指標で表してくれます。
睡眠モニタリング
Garminには就寝時の睡眠時間や睡眠パターンを記録できる「Advanced Sleep Monitoring」という機能があります。
Garminを付けたまま寝ると、寝ている間の身体の動きや心拍数、そして心拍数の変化が計測できます。
またGarmin Connecでは、計測したデータをもとにt「深い眠り」「浅い眠り」「レム睡眠」など、眠りの質を知ることができます。
音楽ストリーミング
Garminでは以下の音楽ストリーミングサービスと連携して楽曲プレイリストを取り込むことができます
- Spotify
- Amazon Music
- Line Music
- AWA
ただし、厳密には音楽ストリーミングサービスから楽曲をダウンロードする必要があるため、いずれも各種ストリーミングサービスの有料プランへの加入が必要です。
電子マネー決済
2020年5月からGarminがSuicaに対応しました。Apple WatchのようにGarminをリーダーにかざすだけでSuicaを使ったデンマネー決済ができるのは便利です。
ただし、Garmin専用のSuicaを新規発行しないといけなかったり、Suicaの定期券が利用できなかったり、使いにくい点もあります。あくまでもスマホを忘れた時のバックアップとして使うのが良さそうです。
おまけ
GarminとApple Watchはどちらが良いか?という質問を良くいただきますが、ランニングウォッチとしての性能ならGarminが圧勝です。ワークアウトやトレーニングプラン機能など、練習をきめ細かにサポートしてくれます。
一方で、スマートウォッチとしての性能ならApple Watchが使いやすいですね。Suicaとの連携も便利ですし、サポートされているアプリも豊富です。
ファンランナーかつiPhoneユーザならApple Watch、それ以外ならGarminを選ぶのがおすすめです。
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