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Garmin歴8年の僕がApple Watchを使って気づいたこと

ともらん

Garmin(ガーミン)とApple Watch(アップルウォッチ)、ランニングで使うならどっち?という疑問についてお答えします。

ランニングウォッチといえばやっぱりGarminが有名……でもiPhoneユーザならApple Watchも気になりますよね。

どちらか選ぶなら、

が最適解です。

ちなみに「とも」は2014年からGarminひと筋でしたが、今はGarminの「Forerunner 255S」とApple Watchの「Series 7」の2台持ち。

その理由も含めて分かりやすく解説しますね。

この記事はマラソンブロガーの「」が書きました。

Garmin Forerunner 255S

目次と内容

ガチランナーならGarmin

ランニングウォッチとしての性能は、Garminに軍配が上がります。

次のどれかひとつでもランニングウォッチに求めるなら、Apple WatchよりもGarminを選びましょう。

これらは「より速く、より長く走れるようになりたい」ガチランナーにとって便利な機能になります。

ファンランナーならApple Watchもアリ

Apple Watchでも距離・ペース・心拍数など基本的な走行データ は記録できます。

「タイムは気にせず楽しく走りたい」「ダイエット目的で走った距離を記録したい」ファンランナーは、Apple Watchでも十分に満足できます。

ただし、Apple Watchを使うにはiPhoneが必要なので、AndroidユーザはGarminを選びましょう。

スマートウォッチ機能はApple Watchが圧勝

Garminにもメールやカレンダーの予定が手元で確認できるスマートウォッチ機能がありますが、Apple Watchの方が出来ることが圧倒的に多い。

例えば、メール受信の通知は本文までしっかり確認できて、電話受信も応答可能。カレンダーは一覧表示が見やすく、電卓やアラームなどの便利ツールのバリエーションも豊富。

Apple Watchはランニングアプリが使える

Garminで記録したデータはGarmin Connectアプリに取り込まれますが、Apple Watchは自分のお気に入りのランニングアプリに取り込むことができます。

例えばStravaユーザなら、Apple WatchのStravaアプリで記録すると、iPhoneのStravaアプリでデータが確認できます。

Nike Run Clubアプリだと、簡易的なワークアウト機能が使えたりもします。自分に合ったアプリが選べるのは嬉しいですよね。

SuicaはApple Watchの方が使いやすい

2020年5月から、Garminでも交通系電子決済のSuicaが使えるようになりました。

ただし、スマートフォンに登録されているSuicaとは別に、Garmin Connectアプリ内でSuicaを新たに発行する必要があります。

その点、Apple WatchはiPhoneで発行したSuicaをそのまま使えるので便利です。

Garminは防水、Apple Watchは耐水

電子機器をランニングで使うとなると、耐水性能が気になります。

Garminは防水仕様なので、着用したままシャワーを浴びたり、プールで泳いだりしても大丈夫。

Apple Watchは防水仕様ではありませんが、汗や水しぶきなどに対する耐水性能はあるので、ランニングで使う分にはどちらも大差なさそうです。

Garminは錆びに弱い

そんな水に強いGarminですが、給電口の金属が錆びやすいという弱点があるので注意。

Apple Watchは充電器に磁石でピタッと装着するだけ給電できますが、Garminは本体と充電器の金属の部分を接触させます。

この金属の部分が外部に晒されていて、錆びると故障の原因になるんですよね。

専用の防塵プラグを装着しておけば錆びる心配はありませんが、充電する度に取り外すのが面倒です。

バッテリーの持ちはGarminが圧勝

Apple Watchを使っていて一番困るのは、バッテリーの減りが早いこと。

Apple Watchだとフル充電で1日持てば良く、ランニングアプリを使うとバッテリーの減りがもっと早くなります。

Garminなら上位機種なら1週間は余裕で持ちます。フルマラソン(3〜4時間)で使っても、バッテリーが半分以上残ります。

GarminもApple Watchも進化し続ける

それぞれ強み・弱みがありますが、GarminもAppleもウェアラブル端末の市場でシェアを取るべく、常に進化し続けています。

近年、Garminは決済機能や音楽再生機能、睡眠トラッキングなど、ランニング以外の機能拡充に力を入れています。

一方でApple Watchは「watchOS 9」で心肺能力の測定機能やワークアプト機能を大幅にアップデートしたり、最上位機種「Ultra」の耐久性やバッテリーの持ち時間を高めたり、ガチランナーがターゲットに入りつつあります。

2台持ちの使い分け方

ちなみに「とも」は、GarminとApple Watchを所有しています。

「より速く、より長く走れるようになりたい」ガチランナーなので、ランニングウォッチとして使うならGarmin一択。

でもiPhoneユーザでもあるので、Apple Watchのスマートウォッチ機能は捨てがたい。

というわけで、ガチランではGarmin、ファンランと日常生活ではApple Watchという感じで使い分けています。

ジョギングや旅ランなどは日常生活の延長線上でApple Watchを使うことが多いですね。

記録したデータは、いずれもStravaに連携して一括管理します。

おまけ

一時期、COROS(カロス)というメーカーのランニングウォッチを使っていました。

マラソン世界王者のエリウド・キプチョゲをはじめ超ガチランナーに人気ですが、残念ながら「とも」には使いこなせませんでした。

COROSを使ってみて気づいたのは、走りに集中できる「必要最低限の機能」と「軽さ」がランニングウォッチ選びで重要であるということ。

その点でCOROSは素晴らしいランニングウォッチでした。

その影響を受けて、Garminの新機種が発売された時に、あえて機能を絞った中位機種の小型軽量モデル「Forerunner 255S」を選びました。

購入ガイド

この記事で紹介した「Garmin Forerunner 255S」は以下の通販サイトから購入できます。

Garmin Forerunner 255S

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