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【竹田城跡でランニング】立雲峡から「天空の城」まで往復10km

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入しています。

【竹田城跡でランニング】立雲峡から「天空の城」まで往復10km

兵庫県朝来市にある「竹田城跡」を走ってきたので紹介します。標高353mの山頂に広がる石垣跡は「天空の城」としても知られています。今回は竹田城跡のビュースポットである立雲峡の展望台から竹田城跡まで往復しました。

更新日: 公開日:

目次と内容

竹田城跡とは?

竹田城跡は、兵庫県朝来市にある山城の遺跡です。1431年に築城され、現在は石垣のみが残っています。標高353mの古城山の頂上にあり、気象条件によってはお城の周りに雲海が発生することから、ジブリ映画『天空の城ラピュタ』にちなんで「天空の城」としても知られています。

ちなみに公式サイトによると、雲海の発生しやすいのは9月~11月の明け方から午前8時頃まで。雲海は近くを流れる円山川から発生する霧によって生じるそうです。

参考までに、こちらが雲海に包まれた竹田城跡の様子(パネルとして展示してありました)。確かに「天空の城」に見えなくもないですね。

アクセス

竹田城跡のある朝来市の朝来は「あさご」と読みます。初見では「ちょうらい」や「あさくる」かなと思いました。

最寄駅はJR西日本播但線の竹田駅。大阪駅〜姫路駅〜鳥取駅を結ぶ特急「はまかぜ」が停車し、所要時間は大阪駅から約2時間10分、姫路駅から約1時間です。

地図上で見ると竹田城跡と竹田駅は直線で1kmも離れていませんが、標高差が250mもあります。最短ルートは一般道経由だと約3km、登山道経由だと約1.5kmになります。

参考までに現地にあった案内マップを載せておきます。登山道は「表米神社登山道」と「駅裏登山道」の2つにルートがあります。

ランニングコース

今回は夏休みの旅行で鳥取県から福井県まで移動する途中に、竹田城跡に寄り道しました。最初は竹田駅周辺から走って登頂する予定でしたが、竹田城跡を見るなら立雲峡のテラスが外せないと知りました。

そこで、車を立雲峡の駐車場に停めて、まずは立雲峡のテラスまで往復。次に立雲峡から竹田駅を経由して「表米神社登山道」から竹田城跡まで登ります。

帰りは「駅裏登山道」で竹田駅まで降りて、再び立雲峡の駐車場に戻りました。走行距離は10.4km、獲得標高は589km。以下は2024年8月のランニング記録です。

立雲峡の展望台

というわけで、立雲峡の駐車場にやってきました。大型連休や週末は渋滞らしいですが、お盆休み明けの平日午前中は、自分も含めて数組しかいません。

こちらは現地にあった立雲峡の案内マップです。駐車場から立雲峡テラスまでは山道を800mほど登ります。途中、第3展望台(標高約300m)、第2展望台(標高約350m)、第1展望台(標高約420m)があり、そちらからでも竹田城跡が見えます。

駐車場の一角に登山口があり、環境整備協力金(大人300円)を支払って登り始めます。この日は管理人さんが不在でポストにお金を入れるスタイルでした。

登り始めてすぐに第3展望台が見えました。

こちらが第3展望台から見た竹田城跡です。

第2展望台も割とすぐに到達できました。

肝心のお城ビューは第3展望台と大差ありませんね。

これで十分な気がしますが、せっかくなので第1展望台とその上の立雲峡テラスを目指します。傾斜がグッとキツくなり、階段をひたすら登り続けます。

こちらが第1展望台です。

お城ビューはこんな感じ。

さらに上の立雲峡テラスへ。

正直なところ、肉眼だと良く見えませんね…。

駐車場に戻ってGarminを確認すると走行距離が1.6kmでした。ここから竹田駅まで坂を下っていきます。急に雨が降り出したので、しばらく雨宿りしました。

竹田駅周辺

円山川の近くに「竹田城跡・立雲峡駐車場」の方は車が1台もなくガラガラでした。

こちらの駐車場からは山を見上げる形になりますが、山頂に竹田城跡が見えました。

円山川を越えてしばらく走り続けると集落があり、その中心に竹田駅があります。木造建築の可愛らしい駅舎です。

竹田駅から登山道経由で竹田城跡に向かうには、こちらの踏切を渡ります。今回は「表米神社登山道」経由で竹田城跡まで登り、「駅裏登山道」経由で降ってきます。

表米神社登山道

表米神社登山道の登山口は、表米(ひょうまい)神社の裏側にあります。

まずは石造りの鳥居を通り境内へ入ります。

神社の裏手の登山口には、鹿や猪避けのフェンスと扉がありました。登山道で猪と遭遇したら怖すぎますが…、このまま進みます。

表米神社から竹田城跡大手門までの距離は950m。ご丁寧に50m毎に距離表示があるのですが、階段の傾斜がキツくてなかなか進みません。

ようやく観覧料受付処に到着しました。観覧料は大人500円です。

竹田城跡

立雲峡のアップダウンと竹田城跡の登頂で、すでに走り切った感がありますが、引き続き城跡を見学します。

竹田城跡は石垣しか残っていませんが、近くで見るとそのスケールの大きさに圧倒されます。こちらは大手門の様子。

山城の割には敷地が広いことに驚きました。こちらは竹田城跡で最も高い本丸跡です。

本丸から見た立雲峡の様子(写真の右手の山)。真ん中の道路から降ってきたわけですね。目を凝らして見ると、山の中腹にテラスらしきものが見えました。

駅裏登山道

竹田城跡から竹田駅までは駅裏登山道を降っていきます。登山口までの距離は900m。表米神社登山道とほぼ同じですが、駅裏登山道の方が道が広くて行き来しやすかったです。

とはいえ、急な坂道や階段があることには変わりないんですけどね。一歩一歩慎重に足を進めていきます。

駅裏登山道にも鹿や猪避けの扉がありました。

長い坂を下り切ると、登山道の名前の通り、駅の裏手に出ました。

ちなみに駅の裏手は「寺町通り」と呼ばれ、4つのお寺が軒を連ねています。写真は1594年開創の「常光寺」です。

最後に竹田駅近くにある「情報館 天空の城」に寄り道して涼んできました。中は資料館が併設されていて、竹田城の歴史が学べます。葛をアイスに仕立てた「しゃりもっちアイス」がおすすめです。

この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterStravaでも発信しています。

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