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【神戸ポートアイランドでランニング】元町〜神戸空港を往復してみた
兵庫県神戸市の「ポートアイランド」をランニングしてきたので紹介します。元町から神戸大橋を渡りポートアイランドを1周するコース。途中で神戸スカイブリッジを渡り神戸空港に寄り道してきました。
目次と内容
- ポートアイランドへのアクセス
- 元町で震災の爪痕に遭遇
- 日本一短い国道
- みなとのもり公園のジョギングコース
- 神戸大橋を横断
- 北公園の異人館
- しおさい公園で記念撮影
- 港島ランニングロードをゆく
- 神戸空港へ寄り道
- 南公園のジョギングコース
- ノンストップで元町へ帰還
- 走るなら神戸大橋〜南公園がおすすめ
ポートアイランドへのアクセス
ポートアイランドは神戸港内に浮かぶ周囲14km、面積436ヘクタールの人工島です。住所は兵庫県神戸市中央区。神戸市中心部から「神戸大橋」と「港島トンネル」経由でアクセスでき、さらにポートアイランドの南にある神戸空港とは「神戸スカイブリッジ」で結ばれています。三宮〜ポートアイランド〜神戸空港間は「神戸新交通ポートライナー」で移動できます。
今回は神戸市の繁華街、元町付近のホテルに宿泊しました。地図を見ながら「橋を渡ってポートアイランドを1周したら楽しいだろうな…」「さらにその先の神戸空港まで走って行けるかな…」などと妄想が膨らんでいきます。
そして実際に走ったランニングコースはこちら。2024年1月5日の記録です。
元町→神戸大橋→北公園→しおさい公園→港島ランニングロード→神戸スカイブリッジ→神戸空港→神戸スカイブリッジ→南公園→神戸大橋→元町を巡る、全長18kmのコースでした。
元町で震災の爪痕に遭遇
15時前に元町のホテルでチェックインを済ませ、すぐにランニングウェアに着替えて走りに出かけました。まずは市街地を抜けて神戸大橋を目指します。国道2号線の大通りを東へ向かって走っていると、右手に大きな切り株のようなオブジェが目に留まりました。よく見ると阪神淡路大震災で被害を受けた高速道路の橋脚でした。被災の様子を後世に残すために保存されているそうです。
日本一短い国道
国道2号を右折し、薄暗い高速道路の下を通行。すると「日本で一番短い国道です」と書かれた看板がありました。よく見ると「L181.1m」とも書いてあるので、全長わずか181.1mしかないのでしょう。国土交通省のホームページには次の説明がありました。
日本で一番短い国道は、国道174号で、距離はわずか0.2㎞です。この国道は、神戸港と神戸市中央区にある国道2号を結ぶ道路で、短いながらも神戸港の物資流通のための産業道路として重要な道路です。
余談ですが、日本で一番長い国道は、東京と青森を結ぶ国道4号で、全長は742.5㎞あります。
みなとのもり公園のジョギングコース
国道174号を後にして神戸大橋に向かって走っていくと、目の前に広々とした緑地帯が広がります。そこは震災後の神戸の復興を願って作られた「みなとのもり公園(神戸震災復興記念公園)」でした。園内には1周460mのゴムチップのジョギングコースが整備されています。せっかくなので、ぐるりと1周してみました。
神戸大橋を横断
みなとのもり公園のすぐ横から、神戸大橋の歩道につながるスロープが続いています。三宮〜ポートアイランド〜神戸空港を結ぶ「神戸新交通ポートライナー」とちょうど合流するあたりです。
歩道はポートアイランドまで続いており、途中で「ポートターミナル駅」の横を通り過ぎます。そして赤い鉄橋を渡るとポートアイランドに入ります。
北公園の異人館
ポートアイランドに入ると、すぐに歩道から外れて「北公園」を目指しました。ポートアイランドの最北端に位置する公園です。対岸には神戸市中心部の美しい街並みと、その後ろに六甲山地が広がります。ちょうど船が差し掛かったタイミングを狙ってシャッターを切りました。
北公園の敷地内には「神戸みなと異人館」と呼ばれる洋館があります。1905年にヘイガー邸として異人館が軒を連ねる北野町に建設され、現在は北公園に移築されシスメックス株式会社が借受人となっています。
しおさい公園で記念撮影
北公園を後にして工業地帯っぽいエリアを走り抜けます。しばらくするとポートアイランドの西端にある「ポーアイしおさい公園」にたどり着きました。海沿いには「プロムナード」と呼ばれる広々とした遊歩道が整備されています。そしてプロムナードに沿って神戸学院大学と兵庫医科大学の美しいキャンパスが立ち並びます。
兵庫医科大学の前に「BE KOBE」のモニュメントを発見。最近、日本各地の観光地を訪れると、こういうモニュメントをよく目にしますよね。ここは神戸市中心部の街並みと六甲山脈をバックに記念撮影できる絶景スポットなんです。念のため地図を載せておきます。
港島ランニングロードをゆく
しおさい公園からさらに南下してポートアイランドの南端を目指します。この辺りは工業地帯で特に見どころはなく、歩道も途中で工事中の区間があり、走りやすいところではありません。ただ、途中で「港島ウォーキング&ランニングロード」に入り、ポートアイランドの南端の一部を走ることができました。港島ランニングロードは南端〜南公園〜中公園を結ぶルートで、ポートアイランドを徒歩で南北に移動する際に便利です。
神戸空港へ寄り道
港島ランニングロードを経由して神戸大橋まで戻るのが最短距離ですが、その前に神戸空港へ寄り道してきます。そもそも徒歩で横断できるのか?半信半疑で神戸スカイブリッジに近づいてみると「神戸新交通ポートライナー」の線路と道路と並行して、歩道が続いていました!
強い海風に吹かれながら、ひたすら走り続けること10分、神戸空港のある人工島までたどり着きました。時間の都合上、空港ビルまでは行かずに引き返しました。
南公園のジョギングコース
その後ポートアイランドに戻り、北上して南公園を目指します。ポートアイランドの中心部まで来ると「東京インテリア」と「IKEA」がお出迎え。この辺りは普通の街並みが広がり、ここが人工島の上とは信じられません。
ポートアイランドのちょうど真ん中辺りに「南公園」があります。園内には芝生の広場や野球場があります、近隣住民らしき人たちで賑わっていました。
ランナー的に嬉しいのは1周500mのジョギングコースがあること。100m毎に距離表示もありました。
ノンストップで元町へ帰還
さて、そろそろ日が暮れてきたのでホテルに戻ることにします。南公園からは先ほどの「港島ウォーキング&ランニングロード」を北上して神戸大橋を目指します。南公園から神戸大橋までは陸橋で結ばれており、横断歩道なしでノンストップで元町まで走り続けることができました。これは便利ですね。
走るなら神戸大橋〜南公園がおすすめ
以上、兵庫県神戸市の「ポートアイランド」のランニングコースを紹介しました。今回走ったコースの中では、神戸大橋と南公園を結ぶ「港島ランニングロード」が走りやすくておすすめです。余力があれば神戸スカイブリッジを渡って神戸空港まで足を伸ばすのも良いでしょう。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
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