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【勝田全国マラソン2019レポート】強風がキツい…フル3:05:00 PB
2019年1月27日に参加した「勝田全国マラソン」の大会レポートをお届けします。
種目はフルマラソン。茨城県ひたちなか市〜東海村をめぐるコースは起伏に富み、寒風にもさらされます。
#勝田全国マラソン をネットタイム3時間5分0秒で完走🏃PBを約2分半更新🎉やったー!
— tomo.run|マラソンブロガー (@tomorunblog) January 27, 2019
30kmまではPBペースの4'25をキープ。ラスト10kmでペースアップを試みるも、アップダウンと強風がキツかった…。ラスト2kmは気合いでフィニッシュ
本日走られたみなさん、お疲れ様でした! pic.twitter.com/th2Ar1MYWs
目次と内容
大会の魅力
勝田全国マラソンは毎年1月に茨城県のひたちなか市〜東海村を舞台に開催されるマラソン大会です。
2019年で第67回目の開催を迎えます。第1回目は「読売全国マラソン」の名称で1953年に開催。1981年には女子マラソンも新設され、大会名が「勝田全国マラソン」となります。
大会名にある「全国」は「読売全国」の名残りなんですね。
種目はフルマラソンと10kmがありますが、今回はフルマラソンに参加しました。
スタート地点はJR勝田駅から徒歩5分の表町商店街に設置されます。東京駅から勝田駅までの距離は120kmですが、特急「ひたち」に乗れば乗車時間は90分ほど。
ゴール地点は、スタート地点の表町に隣接する「ひたちなか市石川運動ひろば」に設置されます。受付や荷物の預け入れもゴール会場で行います。
フルマラソンは、ひたちなか市と東海村をめぐるアップダウンに富んだコースです。以下のコースマップは公式サイトより拝借。
レース前に高低図を見たときは「なんだ大したことないじゃん」と思いましたが、実際に走ってみるとアップダウンによるダメージは小さくないです。
特に20〜25kmと30〜35kmのアップダウンは疲れたカラダにずしんと響くので、前半は余力を残して走らないと後半が厳しくなります。
遠征日程
今回はレースの当日に現地入りしました。自宅のある埼玉県からは電車もしくはマイカーで向かうか悩みましたが、エネルギーを温存するために電車を利用しました。
JR上野駅から特急「ひたち」に乗り、勝田駅まで向かいます。
上野から特急ひたち3号(別名:勝田全国マラソン号?)に乗って勝田へ
— tomo.run|マラソンブロガー (@tomorunblog) January 26, 2019
乗客のほとんどがランナー。普通車・グリーン車は予約で満席とのこと。車両がきれい✨トイレには長蛇の列🚹
到着まで約一時間半。瞑想でもするか#上野 #勝田全国マラソン pic.twitter.com/LbUZYngqAj
スタートライン
勝田駅に到着すると、人の流れに沿って大会会場まで歩きます。無料シャトルバスもあるようですが、10分なのでウォームアップ代わりににちょうど良いです。
会場に到着。
参加賞の「完走いも」を受け取ります。ひたちなか市は、日本一の「ほしいも」の産地だとは知りませんでした。
更衣室の前で着替えます。
会場では甘酒や麦茶、日清チキンラーメンを無料で配っていましたが今回はパス。
こちらは荷物置き場。100円を払って中に入ります。しくみがよく理解できず呆然としていると、ボランティアの方が「ナンバーカードの下1桁の数字のレーンに置いてください」と教えてくれました。
ただしレーンは長いので、置いた場所をピンポイントで覚えておかないと、受け取りの時に苦労しますし、実際に苦労しました。
会場を後にしてスタートブロックのある表町商店街へ移動します。
今日は天候に恵まれ、日向にいれば半袖・半ズボンでも寒くないですが、日陰だと体感温度がグンと下がります。
#勝田全国マラソン のスタートライン!晴天に恵まれ、半袖でも寒くない💪 pic.twitter.com/Cye9Yp5Bcn
— tomo.run|マラソンブロガー (@tomorunblog) January 27, 2019
コース攻略
ここからは「勝田全国マラソン」を走った時の様子を振り返ります。
前半戦
今回は「Cブロック」からのスタート。商店街の道幅は狭く、号砲が鳴ってからスタートラインに到達するまでに1分半もかかりました。
最初の1kmは片道1車線の狭い道路を通るのでかなり渋滞します。目標ペースの4:30/kmとは程遠く、5:30/kmからのスタートとなりました。
1kmあたりで片道2車線の大通へ。ようやく普通に走れます。
5kmの手前でダラダラとした坂を上ります。しばらく住宅街を走った後は、国道245号を一直線に走ります。
原子力関連施設がある東海村に入り、13kmあたりで高低差20mのアップダウン。これは結構脚にきました。
15kmで「日本原子力研究開発機構」の横を通過。「テロ警戒」の看板が印象に残っています。
しばらくフラットな直線コースを進んでいきます。この辺りは沿道の声援も多かったですね。
給水ポイントはわかりにくく、何度かスルーしそうになりました。一回だけ受け取りが間に合わずにスルーしてしまうと、後ろから男性ランナーが「これ飲みなよ」と飲みかけたコップを手渡してくれました。
中間地点までは4:25/kmペースで順調に走りました。呼吸は落ち着いているし、脚も疲れていません。ペースアップしたい気持ちはありましたが、まだ半分。少なくとも30kmを過ぎるまでは現状のペースを維持することにしました。
後半戦
結果的にそれが正解でした。後半は緩やかなアップダウンが続き、どんどん脚が重くなります。25kmあたりで初めて「疲れたな……」と感じました。それでもランニングフォームを崩さないように走りました。
30kmを過ぎてから「そろそろペースアップしようかな」と思いきや、延々と続くアップダウンを目にしてやる気を失いました。
35kmからアップダウンが収まり、4:15/kmまでペースアップしました。ところが今度は向かい風がビュンビュン吹いて来ます。
緩やかなアップダウンもあり35〜40kmはかなり体力を消耗しました。それでも4:20/kmはなんとかキープ。ここはもう粘るしかないですね。
ラスト2kmは気合いで走りました。時計を見る余裕もなく、自分がどれくらいのペースで走っているのかも気にしませんでした。
ゴール会場が見えてからフィニッシュするまでは異様に長く感じましたが、最後はダッシュしてゴールしました。
ゴールの後で
完走タイムは、ネットで3時5分0秒、グロスで3時6分27秒でした。4ヶ月前に走った「ベルリンマラソン2018」の自己ベストを2分以上も更新することがでました。
本日の戦利品はこちら。Tシャツ、ポカリ、バナナ、記録証。
おまけ
勝田全国マラソンは、1月に首都圏で走れる本格的なフルマラソン。
2〜3月の本命レースの予行演習として走る方も多く、「tomo」は「東京マラソン2019」に向けた練習で走りました。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
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