ミズノ ウェーブエンペラー3(WAVE EMPEROR 3)評価&レビュー

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ミズノの「ウェーブエンペラー3」は、サブ3〜サブ3.5ランナー向けのレースシューズ。正直デザインはセクシーではありませんが、レースシューズとしての機能は抜群。軽量でクッション性が高いのに、堅牢で安定感がある。「質実剛健」という言葉が相応しいランニングシューズです。

この記事のもくじ

ミズノ ウェーブエンペラー3(WAVE EMPEROR 3)評価&レビュー

長野マラソン 2018のために、レースシューズを新調しました。

アシックス ターサージール 5(2017年6月〜)、オン クラウドフラッシュ(2018年2月〜)を経て、新たな勝負靴に選んだのは、ミズノのレース用シューズの「ウェーブエンペラー3」です。

試走とレース本番で 50kmほど履いたので、ウェーブエンペラー3の特徴やはき心地をレビューします。

ミズノの「最速級」ランニングシューズ

Mizunoのランニングシューズは、フルマラソンの完走タイム別にシューズモデルの棲み分けが出来ています。数ある製品中でも最速級に位置付けられているのが、Wave Emperorシリーズ。Wave Emperor 3はサブ3〜3.5、Wave Emperor Japan 3はサブ2.5〜3.5が目安となります。AsicsのTartherzealを履いている人にぴったりなレースシューズと言えます。

ちなみに、Emperor(皇帝)にちなんで Wave Emperor 3にはフロントに「皇走」のロゴがさりげなく入っています。「光速」とも聞こえるので、なんだか速そう!

Wave Emperor 3のワイドモデルを購入

今回購入したのは、Wave Emperor 3 Wide。Wave Emperor 3のワイドモデル。足幅はEEE相当になります。ちょっと残念なのは、カラーが「イエロー×ホワイト」の一色しかないこと。

公式サイトの情報によると、重量は 27.0cmサイズで 195g。ぼくの 25.5cmサイズで実測 186gでした。手に持った感じも非常に軽いですね。

上から見た写真。特徴としては、シューレースホール部が通常のシューズよりもつま先方向に長く設計されています。アッパー部分の可動領域が広がるので、つま先を曲げた時のフィット感が抜群です。

靴底の写真。フォアフット部分は異なる形状のラバーグリップが散りばめられた「G3 SOLE」を採用。着地時に地面をガッチリと鷲掴みにします。

側面(外側)の写真。ソール内には「MIZUNO WAVE」を採用し、軽さ・クッション性・安定性を両立しています。シューレースと連結したサイドパーツ(黒)もフィット感を高めるための重要なポイント。

側面(内側)の写真。こちらはサイドパーツ(黒)が二股に分かれています。

ウェーブエンペラー3のはき心地

Wave Emperor 3のコンセプトは「合う」から「合わせる」へ。サイドパーツをはじめ、さまざまな調整機能で、色々な足型に対応できるのが特徴です。そのため、購入してから自分の足型にフィッティングさせないと、Wave Emperor 3の真価が発揮できません。調整と試走を繰り返し、自分に合ったフィッティングを見極めることが非常に重要です。

クッション性はかなり高く、着地時の衝撃をしっかり吸収してくれます。フルマラソンを自己最速タイムで完走した後でも、脚へのダメージは限定的で、翌日から何の違和感なく歩けました。

クッション性が高いのに、フワフワしていません。さすがランナーに定評のある「MIZUNO WAVE」。着地のエネルギーを推進力に換える、素晴らしいアーキテクチャーですね。

あと、やはり着地時のグリップ力がすごい。まるでアスファルトの地面を鷲掴みにしている、と言っても過言ではないほど地面に張り付き、そして爆発的な蹴り出しをサポートしてくれます。

要約すると、非常に剛性が高く、安定感のあるレースシューズです。デザイン性はそれほど高くないけれど、レースシューズとしての機能は抜群。まさに「質実剛健」という言葉が相応しい一足です。

ウェーブエンペラー3の実戦レビュー

長野マラソン

長野マラソン2018」のレース当日の天気はあいにくの雨。スタートから中間地点(21.1km)まではずっと雨が振り続けていました。そんな中、強力なグリップ力を持つ「ウェーブエンペラー3」が大活躍してくれました。濡れたマンホールや白線の上を走っても、滑って転ぶ心配はありません。

走行中はフィニッシュまでフィット感が損なわれることはありませんでした。やはりサイドパーツでシューレースとヒール部分をガッチリ固定しているのが効いていると思います。

その他

さいごに

一番最初に箱を開けた時、思わず「デザインがイケてないな」とガッカリしたのを覚えています。最近はデザイン性の高い オンやナイキのランニングシューズに履き慣れているので、何だかひと昔前にタイムスリップしたような感覚。

ただし、この記事を書きながら写真を凝視してみると、ややボテッとしたアウトソールやヒールから延びるサイドパーツなどがアクセントとなり、「機能美」という言葉が相応しいデザインに仕上がっています。

ぼくなら絶対に一目惚れしないシューズ。でも、履くたびに好きになる。「ウェーブエンペラー3」は、そんなレースシューズです。

サブ3.5ランナーなら、「ウェーブエンペラー3」がおすすめ。

足幅がある方は、「ウェーブエンペラー3 ワイド」がおすすめ。

サブ3.0ランナーなら、「ウェーブエンペラージャパン3」がおすすめです。

Profile
プロフィール

埼玉県さいたま市在住のマラソンブロガー&IT会社員&二児パパ。地元浦和から世界の果てまで、そこに道があれば走っています。マラソン遠征や大会レポ、話題のランニングシューズや最新ガジェットのレビューをブログで発信中。