WAVE EMPEROR 3レビュー:サイズ25.5cm、重さ186g

WAVE EMPEROR 3(ウエーブエンペラー 3)は、サブ3〜3.5ランナー向に作られたミズノのマラソンシューズ。軽くてクッション性が高く、堅牢で安定感がある。僕はこれを履いて人生初のサブ3を達成した。実際に履いてみて気づいた点を紹介する。

MIZUNO WAVE EMPEROR 3

この記事の著者:とも

マラソンブロガー。ツイッターストラバでも発信中。プロフィールはこちら

この記事の目次

質実剛健

WAVE EMPEROR 3」を一言で表すなら「質実剛健」という言葉が似合う。飾り気がなく地味な存在だが、レース本番では全服の信頼を置けるパートナーになり得る。

ミズノ最速級マラソンシューズ

ミズノのランニングシューズは、フルマラソンの完走タイム別に棲み分けが出来ている。数ある製品中でも最速級に位置付けられているのがWAVE EMPEROR(ウェーブエンペラー)シリーズ。

今回紹介する「WAVE EMPEROR 3」はサブ3〜3.5ランナー向けのモデル。「WAVE EMPEROR Japan 3」はさらにその上を行くサブ2.5〜3.5ランナー向けのモデルだ。

幅広ワイドもあり

今回購入したの「WAVE EMPEROR 3」の足幅EEE相当のワイドモデル。カラーが「イエロー×ホワイト」の一色のみだが、幅広のランナーとしては有難い。

デザインとスペック

それでは「WAVE EMPEROR 3」を詳しく見ていこう。

25.5cmサイズ(ワイド)の重さは実測値で186g。手に持った感じは非常に軽い。

上から見た様子。シューレースホール部が通常のシューズよりもつま先方向に長く設計されています。アッパー部分の可動領域が広がるので、つま先を曲げた時のフィット感が抜群。

靴底。フォアフット部分は異なる形状のラバーグリップが散りばめられた「G3 SOLE」を採用。着地時に地面をガッチリと鷲掴みする。

側面(外側)。ミッドソールにはMIZUNO WAVE(ミズノウエーブ)を搭載し、軽さ・クッション性・安定性を両立している。シューレースと連結したサイドパーツ(黒)もフィット感を高めるための重要なポイント。

側面(内側)。こちらはサイドパーツ(黒)が二股に分かれている。

EMPEROR(皇帝)にちなんで「WAVE EMPEROR 3」には、フロントに「皇走」のロゴがさりげなく入っている。

WAVE EMPEROR 3の評価

ここからは実際に「WAVE EMPEROR 3」を履いてみて気づいた点をまとめていく。

ファーストインプレッション

このシューズのコンセプトは「合うから合わせるへ」。サイドパーツをはじめ、さまざまな調整機能で、色々な足型に対応できるのが特徴。

そのため、購入してから自分の足型にフィッティングさせないと「WAVE EMPEROR 3」の真価は発揮できない。調整と試走を繰り返して、自分に合ったフィッティングを見極めることが重要。

クッション性はかなり高く、着地時の衝撃をしっかり吸収してくれる。フルマラソンを自己最速タイムで完走した後でも、脚へのダメージは限定的で、翌日から何の違和感なく歩けた。

クッション性が高いのにフワフワしない。さすがランナーに定評のある「MIZUNO WAVE」。着地のエネルギーを推進力に換える、素晴らしいアーキテクチャーだ。

それから着地時のグリップがすごい。アスファルトの路面を鷲掴みにすると言っても過言ではないほど地面に張り付き、蹴り出しをサポートしてくれる。

長野マラソン

早速、実戦に投入してみた。デビュー戦は「長野マラソン2018」。レース当日の天気はあいにくの雨で、ハーフ地点まではずっと降り続けていた。

そんな中「WAVE EMPEROR 3」の強力なグリップ力が威力を発揮した。濡れたマンホールや白線の上を走っても滑って転ぶ心配はなかった。

雨でびしょ濡れだったにも関わらず、最後までフィット感は損なわれなかった。

走行距離100km

アウターソールは健在、ヒールカップのホールド感も損なわれていない。

ベルリンマラソン

「ベルリンマラソン2018」でも自己ベストを更新。他にもレースシューズは持っていたが、ベルリンマラソンという晴の舞台で信頼の置ける「WAVE EMPEROR 3」を選んだ。

東京マラソン

そして運命の「東京マラソン2019」。この時は終始雨が降り続けるという過酷な環境だったにも関わらず、人生初のサブ3を達成した。

関連情報

MIZUNO WAVE EMPEROR 3