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【ウエーブライダー28 レビュー】安定性とフィット感がさらに向上
今回紹介するのはMizunoのランニングシューズのロングセラーモデル最新作の「ウエーブライダー28」です。前作から着実にアップデートされ、走行安定性とフィット感がさらに磨かれています。
目次と内容
- ウエーブライダー28の特徴
- ウエーブライダー27との違い
- サイズとフィット感
- クッションは反発力が強くなった印象
- 安定性能は文句なしに素晴らしい
- シュータン周りのフィット感が最高
- オールブラックで通勤ランにも使える
- 総合評価:非常に満足
ウエーブライダー28の特徴
ウエーブライダー(Wave Rider)は、Mizunoのランニングシューズのロングセラーモデル。クッション性能と走行安定性に定評があり、2024年9月にシリーズ28代目となる「ウエーブライダー28」が発売されました。
ランニング初心者の定番シューズとして、シリアスランナーのジョギングシューズとして、幅広いランナーの層に支持されています。主な特徴は次のとおり。
- ミッドソールには2種類の「ミズノエナジー」クッションを採用
- 安定感を高めるMizuno独自の「ウエーブプレート」を搭載
- アッパーには柔らかくて通気性に優れたポリウレタン素材を使用
- 重さは280g(メンズ27cm)
- 定価は16,500円
- 発売は2024年9月
自分はウエーブライダー・シリーズを23代目から愛用しており、毎年新作を買い続けています。「ウエーブライダー28」も迷わず発売日に公式サイトで注文しました。直営店・公式サイト限定でオリジナルシューズ袋が付いてきました。
ミッドソール
Mizuno独自の「ミズノエナジー」に加え、下部には「ミズノエナジーNXT」を搭載。真ん中にはブレを抑える「ウエーブプレート」を挟み込んでいます。
アウトソール
前脚部から中脚部にかけて接地面積が大きく、安定性能を高めています。中脚部からヒールにかけては真ん中に大きな溝が掘られており、接地の際の衝撃を軽減してくれます。
アッパー
アッパーには柔らかいポリウレタン素材(PUプリント)を使用しています。内側にはシューズとタンが一体化されたがセットタングを搭載しフィット感を高めています。
重さ
公式値ではメンズ27.0cmが280gですが、スーパーワイドの25.5cmは実測値で251gでした。ちなみに旧作「ウエーブライダー27」のスーパーワイド25.5cmは264gでしたので14g軽量化されています。
ウエーブライダー27との違い
自分は旧作の「ウエーブライダー27」も所有していますが、新旧の違いをおさらいしておきましょう。結論から言うとマイナーアップデートですが、新たに買い換える価値はあると思いました。以下は基本スペックの比較です。
ウエーブライダー26 | ウエーブライダー27 | |
---|---|---|
発売 | 2024年9月 | 2023年8月 |
価格(税込) | 16,500円 | 14,850円 |
重さ(27.0cm) | 280g | 285g |
ミッドソール | ミズノエナジー、ミズノエナジーNXT、ミズノウエーブ | ミズノエナジー、ミズノウエーブ |
アウトソール | X10 | X10 |
アッパー | メッシュ、ガセットタング | メッシュ、ガセットタング |
最も大きな違いはミッドソールの構造。新作「28」では下部に「ミズノエナジーNXT」を搭載することで、旧作に比べて反発性が15%、クッション性が20%向上しています。写真の左が「28」、右が「27」です。
アッパーも改良が加えられており、新作「28」では履き口の形状が足首全体を包み込むよう再設計されています。シューズと一体化されたがセットタングのシュータンの部分も、足の形によりフィットするようアップデートされました。
靴底は中足部のアウトソールが拡張され、設置から前脚部での蹴り出しまでをスムーズにサポートします。
Mizunoのウエーブライダーは、毎年着実に進化しているのが素晴らしいですね。ランニングシューズのロングセラーモデルは他社にもありますが、新作にがっかりする年もありますが、ウエーブライダーには一度も期待を裏切られたことがありません。
サイズとフィット感
さすがフラグシップのロングセラーモデルだけあって「ウエーブライダー28」はサイズ展開やバリエーションが豊富。幅広のスーパーワイド(SW)や防水仕様(GTX)も選べます。サイズ展開は次のとおり。
- メンズ:24.5〜29.0cm
- レディース:22.5〜25.5cm
自分の場合、ランニングシューズ選びでは通常モデルだと26.0cm、ワイドモデルだと25.5cmがジャストサイズになります。旧作と同じく「ウエーブライダー28」は幅広のスーパーワイドの25.5cmを選びましたが、ちょうど良いサイズ感でした。
また、アッパーが改良されたことで「ウエーブライダー28」のフィッティングが素晴らしく、締め付け感がまったく無いのに足とシューズが一体化したように感じます。
クッションは反発力が強くなった印象
早速「ウエーブライダー28」を履いて23km走ってきました。平均ペースは5:00/km。まずクッションですが、「ミズノエナジーNXT」が加わったことにより反発力が強くなった印象です。
公式サイトでは「反発性が15%、クッション性が20%向上」とありますが、クッション性の向上は実感がありませんでした。
安定性能は文句なしに素晴らしい
これは自分がウエーブライダーを履き続ける理由でもあるのですが、走行安定性は至高の領域に近いですね。ミッドソールに内蔵されている「ウエーブプレート」がブレを抑え、またアウトソールの接地面積が増えたことで、どんな路面でも高い安定感を保ちます。ロードはもちろん、砂利の多い不整地でも安心して走れました。
シュータン周りのフィット感が最高
旧作からの進化を最も実感したのが、シュータン周りのフィット感。もともとシューズとタンが一体化したガセットタングを採用していましたが、新作ではシュータンの形状を見直したことで、フィット感がさらに向上しています。シューレースが解けても走り続けられる…とまでは言い過ぎですが、それぐらい足に馴染んでくれます。
オールブラックで通勤ランにも使える
自分は週に2回、帰宅途中に走って帰るのですが、走る日はランニングシューズを履いたまま出社します。カジュアルウェアOKの職場とはいえ、ランニングシューズの時はなるべくオールブラックを選びます。今回選んだスーパーワイドはオールブラックがあったので、通勤ランでも使っていきます。
総合評価:非常に満足
Mizunoの「ウエーブライダー28」を購入して非常に満足しています。前作から着実にアップデートされ、走行安定性とフィット感がさらに磨かれています。主にジョギングや長距離走で使っていこうと思います。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
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購入ガイド
この記事で紹介した「Mizuno ウエーブライダー28」の最新価格・在庫状況は以下の通販サイトで確認できます。
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「ウエーブライダー」より速く走れるシューズが欲しいなら「ウエーブリベリオンフラッシュ2」がおすすめ。また他社のシューズでウエーブライダーに近いモデルだと、Brooksの「ゴースト」やAsicsの「ゲルカヤノ」、Nikeの「ペガサス」あたりがおすすめですよ。