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【ウエーブライダー27】レビュー:履けば進化がわかる
今回紹介するのは2023年3月に発売された「ウエーブライダー27」というMizunoの人気ジョギングシューズのシリーズ27代目モデル。第一印象は「前作と変わってないじゃん…」でしたが、実際に履いてみて違いが分かりました。走行時の安定性能は申し分なく、アッパーのフィッティングが向上しています。
目次と内容
- 主な特徴
- サイズ感
- フィッティングが素晴らしい
- ずっと走り続けたくなるライド感
- 柔軟性と反発性の絶妙なバランス
- 雨ランでも安心
- 前作「ウエーブライダー26」との違い
- 耐久性の定点観測
- 総合評価:非常に満足
主な特徴
Mizunoの「ウエーブライダー27(Wave Rider 27)」はミッドソールにミズノエナジーとミズノウエーブを搭載した、走行安定性の高いランニングシューズです。主な特徴は次のとおり。
- ミッドソール
- ミズノエナジー、ミズノウエーブ
- アッパー
- エアメッシュ、ガセットタング
- アウトソール
- X10
- 重さ
- 280g(メンズ 27.0cm)
- 定価
- 14,850円
- 発売
- 2023年8月
ミッドソール
ミッドソールは前作から変わらず。高い柔軟性と反発性に優れたクッション材「ミズノエナジー」で「ウエーブプレート」を挟む構造を踏襲しています。
アッパー
アッパー素材は前作と同じエアメッシュを採用。シュータンは厚みがありますが、エアメッシュのおかげでふんわり柔らか。アンクルパッドは後方が厚く、前方が薄くなるよう構造にメリハリを持たせています。
アウトソール
靴底は窪みを除く全面にX10ラバー素材を配置。窪みの最深部には「ミズノウエーブ」のプレート(赤)が見えますね。
重さ
公式値だと重さは280g(メンズ27.0cm)。メンズの25.5cmのスーパーワイド(SW)の重さは、実測値で264gでした。
サイズ感
男女別のサイズ展開は以下のとおりです。ウエーブライダーはMizunoのランニングシューズのフラグシップということもありバリエーションが豊富。幅広のワイドモデル(SW スーパーワイド)も選べます。
- メンズ:24.5-29.0cm、30.0cm
- メンズSW:24.5-29.0cm、30.0cm
- レディース:22.5-26.0cm
- レディースSW:22.5-25.5cm
今回は、メンズ25.5cmのスーパーワイド、カラーはホワイトxコーラルを選びました。
普段、ランニングシューズ選びでは標準モデルなら26.0cm、幅広モデルなら25.5cmがジャストフィットになることが多いですが、ウエーブライダー 27も25.5cmスーパーワイドはサイズ感にゆとりがあり、足指周りのスペースも十分に確保されています。
フィッティングが素晴らしい
パッと見では「26」→「27」は判別しづらいですが、足を入れた瞬間の感覚はまったくの別物でした。ヒールカップの構造が微妙に違うのと、アンクルパッドの側面部分に窪みがあり、装着時にシュータンがすっぽり収まるように工夫されています。
上の写真は左が新作の「27」、右が前作の「26」ですが、アンクルパッドの厚みの違いが見て分かると思います。このちょっとしたスペースのおかげでランニング時に窮屈さを感じず、フィッティングを改善しています。
ずっと走り続けたくなるライド感
足とシューズの一体感が高まったことにより、ウエーブライダー特有のライド感がより楽しめるように思います。試しに12km走ってみましたが物足りなく、そのまま後20kmくらい走りたい気持ちになりました。
柔軟性と反発性の絶妙なバランス
ジョグシューズは柔らかめのクッションが多い中でウエーブライダー 27は程よい反発力があり、そこそこスピードも出せます。気分や練習メニューによって、ちょっとペースアップしたい時にモタつきません。
雨ランでも安心
たまたま試走中に土砂降りとなりましたが、靴底のグリップ性能が素晴らしく、安定して走り続けられました。またエアメッシュのおかげで、アッパーがずぶ濡れで重くなることもありませんでした。
前作「ウエーブライダー26」との違い
ウエーブライダーは、Mizunoのランニングシューズのフラグシップ。独自構造の「ウエーブプレート」が生み出す走行安定性に定評があり、幅広い層のランナーに支持されています。参考までに、自分が所有する歴代ウエーブライダーを紹介します。前作「ウエーブライダー26」が発売されてから1年を待たず、後継モデルの「ウエーブライダー27」が2023年8月に発売されました。両者の基本スペックを比較します。
ウエーブライダー27 | ウエーブライダー26 | |
---|---|---|
発売 | 2023年8月 | 2022年10月 |
価格(税込) | 14,850円 | 14,850円 |
重さ(27.0cm) | 280g | 285g |
ミッドソール | ミズノエナジー、ミズノウエーブ | ミズノエナジー、ミズノウエーブ |
アッパー | エアメッシュ、ガセットタング | エアメッシュ、ガセットタング |
アウトソール | X10 | X10 |
物価上昇が世のトレンドの中、定価が据え置きなのは消費者からすると嬉ししいですね。新作では重さが5gの減量。ミッドソールの基本構造は変わらない一方で、アッパーのヒールカウンターの構造に改良が見られます。
以下の写真は左が新作の「27」、右が前作の「26」です。
歴代ウエーブライダー
自分はウエーブライダー 23から愛用しており、新作が出る度にウエーブライダーを購入しています。参考までにコレクションを紹介します。
↑ウエーブライダー23
↑ウエーブライダー24
↑ウエーブライダー25
↑ウエーブライダー26
↑ウエーブライダー27
歴代のモデルを比較すると「25」→「26」でミッドソールが大幅にアップデートされているのが分かります。
耐久性の定点観測
走行距離200km
以下は走行距離が200kmを超えた状態。アウトソールの所々に損傷があるものの、ミッドソールの構造はまだまだ健在。ロードだけでなく不整地でも酷使した割には耐久性が高いと感じました。
総合評価:非常に満足
Mizunoの「ウエーブライダー27」を購入して非常に満足しています。第一印象は「前作と変わってないじゃん…」でしたが、実際に履いてみて違いが分かりました。走行時の安定性能は申し分なく、アッパーのフィッティングが向上しています。しかもインフレが進む中、定価は14,850円をキープ。シューズのクオリティ、汎用性、コストパフォーマンスにおいて欠点のないシューズです。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
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購入ガイド
この記事で紹介した「Mizuno ウエーブライダー27」の最新価格・在庫状況は以下の通販サイトで確認できます。
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さらに上位モデルをお探しなら「ウエーブリベリオンフラッシュ」や「ウエーブリベリオンプロ」シリーズが選択肢に入ります。他に最高のジョギングシューズをお探しなら、他にもAsicsの「ゲルカヤノ」シリーズや「ゲルニンバス」、Hokaの「クリフトン」シリーズをおすすめします。ただし定価は2万円前後ですので、そこでも「ウエーブライダー」のコスパの高さが際立ちます。