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「ウエーブライダー 25」レビュー

「ウエーブライダー 25」レビュー

ミズノの2021年新作ランニングシューズ「ウエーブライダー25」の特徴と履き心地をレビューします。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

更新日: 公開日:

目次と内容

ウエーブライダーの25代目

ウエーブライダー(WAVERIDER)は、ミズノのランニングシューズのフラグシップシリーズです。

毎年、同社の最新技術を投入して改良が加えられるため、業界のベンチマーク的存在であり、ランニングシューズのひとつの完成系でもあります。

今回紹介するミズノの「ウエーブライダー25」の特徴は以下のとおり。

  • ジョギングに最適なモデル。フルマラソン・サブ5完走が目安
  • ミッドソール素材「ミズノエナジー」をソール全面に搭載
  • 走行安定性が高く、横ブレ防止に優れている
  • 足裏に張り付くようなフィット感
  • 重さは275g(メンズ27.0cm)
  • ドロップは12mm
  • 定価は税込14,850円

最大の特徴は、ジョギングシューズとして完成度が高いこと。長時間アスファルトの上を走っても疲れにくいクッション、程よい反発力、安定した着地、そしてシューズと足が一体化する最高のフィット感です。

公式サイトでは「サブ5」向けのシューズという位置付けですが、サブ3・サブ4ランナーのジョギングシューズとしてのポテンシャルも非常に高い。

「とも」は、ウエーブライダーは昔からLSD含む長距離走で愛用しています。

前作との違い

「ウエーブライダー25」の基本スペックは以下のとおり。参考までに前モデルの「ウエーブライダー24」とも比較します。

ウエーブライダー 25ウエーブライダー 24
発売2021年8月2020年9月
重さ275g(27.0cm)275g(27.0cm)
ドロップ12mm
ミッドソールミズノエナジー、ミズノウエーブ・パラレルウェーブミズノエナジー、ミズノウエーブ
アッパーエンジアードエアーメッシュ、ガセットタングエンジアードエアーメッシュ
アウトソールX10X10

以下は「25」(左)と「24」(右)を並べた写真。

ミッドソールの空洞がなくなった

ミッドソール後方に挟まれているウェーブ状の「ミズノウエーブ」に注目してください。「24」には上下に空洞が配置されているが、「25」はクッション素材の「ミズノエナジー」と完全に一体化されています。

フォアフットのグリップが向上

靴底のアウターソールには、グリップ力に優れた「X10」を採用。「25」ではフォアフットにより重点的に「X10」が配置されています。

ガセットタング

外からだと分かりづらいですが、「25」ではタンとアッパーを一体化させて「ガセットタング」を採用し、タンのズレを軽減しています。また、エンジアードエアーメッシュの網目が大きくなり、通気性アップに貢献しています。

重さは変わらず

重量は「25」と「24」で変化なし。同じメンズ(SW)25.5cmモデルだと、「24」の実測値が252g、「25」の実測値が250gでした。

デザイン

それでは「ウエーブライダー25」をもう少し詳しく見ていきましょう。

ミッドソール

ミッドソールは、クッション素材の「ミズノエナジー」をウェーブ状に成型された「ミズノウエーブ」をサンドイッチした構造を継承しています。

「ミズノウエーブ」はクッション性を維持しつつ、走行安定性を高める機能があります。「25」では従来のウエーブに比べて中足部の安定性をさらに高めています。

アウターソール

靴底には「X10」を配置。通常のラバー素材よりも耐久性に優れているのが特徴です。

アッパー

アッパーには通気性の高いエンジアードエアーメッシュを採用しています。

アンクルパッドは足首まわりを優しく包み込んでくれます。タンとアッパーを一体化させた「ガセットタング」との組み合わせで極上のフィット感を実現しています。

サイズ感

「ウエーブライダー25」のサイズ展開は以下のとおり。

  • ユニセックス:22.5〜29.0cm
  • メンズ:24.5〜30.0cm
  • メンズ(SW):25.0〜30.0cm
  • レディース:22.5〜26.0cm
  • レディース(SW):22.5〜35.5cm

「とも」はランニングシューズのサイズ選びで25.5cmか26.0cmで迷いますが「ウエーブライダー25」は25.5cmのスーパーワイド(SW)を選びました。

スーパーワイドは「4E」相当。実際に履いてみると、足指まわりのスペースに余裕があり、長時間履き続けても圧迫感を感じません。

足が幅広のランナーにとって、ワイドタイプが選べるのは有難い。違う見方をすれば、ウエーブライダーシリーズはワイドタイプを用意できるほどの人気モデルということです。

耐久性

ここでは「ウエーブライダー25」の耐久性をまとめていきます。

走行距離 20km

デビューランの後の状態。ミッドソールのクッションが柔らかい分、シワになりやすいですね。

走行距離 350km

350km走った状態です。アウターソールのラバーの損傷が激しく、部分的に凹凸がなくなってしまいました。

評価

ここからは実際に「ウエーブライダー25」を履いてみて気づいた点をまとめます。

抜群のフィット感

前モデル「24」でも高評価だったアンクルパッドを継承し、ガセットタングがさらにフィット感を高めています。ウエーブライダーシリーズは長距離走(20〜30km)で使うことが多いですが、長時間履いてもズレないのが良いですね。

ミッドソールが足裏に密着

前モデル「24」と決定的な違いを感じたのがこれ。足を踏み込んだ際に、ミッドソールが足裏にペタリと張り付くことで、足とシューズの一体感を高めています。ベアフット(素足)にクッション材を装着して走っているような感覚です。

ロードでも疲れにくい

ウエーブライダーシリーズの最大の特徴がこれ。硬いアスファルトの上を長時間走り続けると脚へのダメージが響きますが、クッション性に優れたミズノエナジーが衝撃を和らげてくれます。

高い走行安定性

走行安定性の高さも「ウエーブライダー25」の強み。安定感が増すと挫いたり、つまずいたりするリスクが軽減できます。またクロスカントリー走でも高い安定性能を発揮してくれるので、走る場所を選ばません。

おまけ

「とも」は、ウエーブライダーシリーズの大ファンです。毎年新作を買い続けていて、ようやく3代揃いました。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

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ミズノ ウエーブライダー 25

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