どうも!マラソンブロガーのtomo.です。

近代的な都市空間と南国リゾートが、いい感じに融合したシンガポール。日本からは直行便フライトで6〜7時間とアクセスもよく、毎年多くの日本人が仕事や観光で訪れています。私も過去に2回、シンガポールに滞在しました。

ランニングを楽しむ場所としても、シンガポールは非常に魅力的です。シンガポール川のリバーサイドや、マリーナベイ周辺はフラットで走りやすく、ランナーにフレンドリーな街と言えます。

ここでは、実際にぼくがシンガポール滞在中に走ってみて、自信を持っておすすめ出来るランニングコースをご紹介します!出張や旅行の合間に、サクッと走りに出かけませんか?

シンガポールのランニング事情

シンガポールでランニングを楽しむために、実際に走ってみて気づいたことを挙げておきます。

早朝ランがおすすめ

赤道直下にあるシンガポールは一年を通して30度を超える真夏のような気候。冬でも日中は日本の夏と変わらないため、ランニングに出かけるのは比較的涼しい早朝がおすすめです。ランニングウェアは、冬でも半袖・半ズボンで大丈夫。帽子・サングラス・日焼け止めも忘れずに。

水分補給はマスト

熱中症・脱水症状対策にスポーツドリンクを携帯して走りましょう。公共の水飲み場はそれほど多くありませんが、ペットボトル飲料を売っているコンビニ・キオスクは街の至るところにあります。シンガポールならではのスポーツドリンクも売ってますよ。

スコールに注意

「シンガポール 天気」で検索すると、天気予報は毎日が雨や雷。シンガポールでは「スコール」と呼ばれる突発的な雨や雷雨が多く、晴れの日でも1日1回は雨が降ることが珍しくありません。スコールの時はさすがに走れませんが、天気予報に雨マークが付いていても落ち込む必要はありません。

それでは、シンガポールのおすすめランニングコースを見ていきましょう!

1)クラーク・キー周辺のリバーサイド(Clarke Quay)

シンガポールの中心部を流れるシンガポール川。その両岸には quay(キー)と呼ばれる埠頭が今でも残っています。リバーサイドは歩道で繋がれており、ほぼノンストップで走り続けることができます。早朝は地元ランナーで賑わいます。

英語の「quay」という単語は、波止場・埠頭の意味で使われますが、発音は「クエイ」ではなく「キー」。綴りからは想像できない発音です。

オックスフォード辞書によると、中世の頃にはフランス語の「kay」がなまって「key」という単語が使われていました。これなら「キー」と読めますね。ところが 17世紀になると、フランス語の綴りが「quai」となり、それに倣って英語の綴りも「key」から「quay」に変わりました。ただし発音は昔のまま。

クラーク・キー

最も有名なのが、シンガポール最大の繁華街クラーク・キー。


カラフルな建物がひしめくように立ち並ぶ様子は、まるでディズニー・シーに足を踏み入れたような感覚。

夜間は地元住民や観光客で賑わいますが、早朝はたまにランナーとすれ違うだけでガランとしています。遠くに見えるマリーナベイ・サンズを目指してシンガポール川を下っていきます。

周辺にはシンガポール政治の中枢、国会議事堂(Parliament House)があります。赤い屋根もの建物です。

鄧小平(1904-1997)のブロンズ像を発見!あれ、ここは中国?と思ったら、他にもインドのジャワハルラール・ネルー(1889-1964)をはじめ世界の著名な元首の胸像がありました。

国会議事堂からは対岸のボート・キー(Boat Quay)が一望できます。

ボート・キー

クラキーの対岸にあるボート・キー(Boat Quay)もおすすめです。


ボート・キーは国会議事堂の対岸に位置する繁華街。クラーク・キーと同様にリバーサイドには飲食店が立ち並び、夜は地元住民や観光客で賑わいます。早朝はこんな感じでガラガラです。

シンガポール川沿いの歩道はフラットで走りやすく、橋の下はトンネルになっているので信号で止まらずに走り続けることができます。これはランナー的に非常に有り難いですね。

トンネルの中ではアートが楽しめて一石二鳥!

スタート地点のクラーク・キーの対岸に到達。これはどう見ても「ディスニー・シー」ですよね。

シンガポール川をゆく

クラーキーもボートキーも、マリーナベイ寄りなので海に向かって走ることが多いと思いますが、逆に内陸に向かって走ることもできます。

こんな感じでリバーサイドをずっと走り続けられます。

リバークルーズのボートを発見!マリーナベイ近くのエスプラネード公園からここまではリバークルーズのボートに乗って移動できます。

2)フォート・カニング公園(Fort Cunning Park)

クラーク・キーから北へ5分ほど歩くとフォート・カニング公園(Fort Cunning Park)の緑地を目にします。60mの高台にある公園は、英国植民地時代には要塞(Fort)として使われ、そのはるか昔の14世紀頃から人が住んでいたシンガポールの歴史地区でもあります。

1周1km弱の周回コースは起伏が激しく、キツめのトレーニングにオススメです。公衆トイレや自動販売機もあるので長時間のランニングでも大丈夫!


3)マリーナベイ(Marina Bay)

シンガポールの顔とも言える「マリーナベイ」。マーライオンマリーナベイ・サンズがある場所でもあります。地図で見ると閉じられた湾のようになっており、橋を渡れば1周3kmのコースになります。全体的にフラットで走りやすく、シンガポールのウォーターフロントの絶景が楽しめます。


まずは、準備運動を兼ねてマーライオン(Merlion)とツーショット。撮影スポットは観光客がウジャウジャいるので場所取りだけでもひと苦労。近くにいたラブラブなカップルに撮影をお願いしました。特に意識したわけではありませんが、マーライオンの噴水が頭にかかってご満悦な様子。

マーライオンの足元(足はないけど)から一枚。前方に見えるのが有名なマリーナ・ベイサンズ(Marina Bay Sands)です。今回は手前の内湾をぐるりと1周します。

マーライオンからウォーターフロントの歩道を反時計回りに入り始めます。ゴミひとつ落ちていない歩道は、フラットで道幅が広くて走りやすい。

内湾にボートを発見。釣りをしているのかと思ったら、海面に浮かぶゴミを拾っていました。シンガポールはガムを食べたり、唾を吐いたりすると法律で罰せられるほど「街の美化」に厳しい国ですが、こうして海の美化にも力を入れているわけですね。

こちらはマリーナベイの一角にあるプロモントリーと呼ばれるエリア。周りには超高層ビルが立ち並んでいます。ぼくはひたすらマリーナベイ・サンズを目指して走り続けます。

マリーナベイ・サンズのお膝元までやってきました。ひたすら一直線を走ります。

結構な確率でランナーとすれ違います。走り始めてまだ 10分ですが、5人のランナーとすれ違いました。今度は上半身裸のオッサンとすれ違います。

ものすごい奇抜な建築物に遭遇しました。手のひら?ハスの花?

近づいてみると「ART SCIENCE MUSEUM」と書かれていました。

アートと科学の融合をテーマにした博物館とのことですが、公式サイトを見て驚きました。日本のウルトラテクノロジスト集団チームラボが手がけた常設展が展示されているではありませんか。つい先日、埼玉県富士見市にあるチームラボアイランドを訪れたばかりです。まさかここシンガポールで再開するとは。

さて、ここからは歩道橋を渡ってマリーナベイ内湾の北側へ移動します。その前に、上を見上げるとマリーナベイ・サンズの先端部分がよく見えました!ヤシの木とのコンビネーションがまた素晴らしい。

歩道橋を渡ります。

ここはウォーターフロントプロムナードと呼ばれるエリアです。マンダリンオリエンタル、リッツ・カールトン、パン・パシフィックなど高級ホテルが立ち並んでいます。

マーライオンのところまで戻ってきました。これでマリーナベイ内湾を 1周しました。

4)ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Gardens by the Bay)

マリーナベイ・サンズの隣にある「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」は誰でも無料で入園できる新感覚の公園です。広大な敷地には南国ならではの熱帯雨林が広がります。


園内は樹木が生い茂っています。

歩道が網の目のように張り巡らされているので、走っていて飽きないですね。ただし、直線コースが少なく、観光客も多いのでスピードは出せません。

中心部は観光客でいっぱい。ランニングの際は避けた方が良いかもしれません。

外周コースは人があまりいなくて落ち着いて走れます。あ、でも時々カワウソが遮るらしいので注意してください!

まるで「王蟲」みたいな建物を発見!

こんな開けた芝生エリアもありました。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの中にある池。

ちょうどマリーナベイ・サンズのお膝元です。

園内でよく見かけるゴミ箱。紙類、プラスチック、アルミ缶、その他できちんと分類されています。

5)イーストコースト公園(East Coast Park)

個人的に一番オススメするのは中心地から少し離れた「イースト・コースト公園」。南国らしいヤシの木とビーチが延々と広がるシンガポールの人気観光スポットです。


海沿いのビーチは、黄土色の硬めの砂なので走ることもできます。見てください、この景色。砂浜のすぐ近くを大型タンカーがビッシリと行き来しています。海運大国シンガポールならではの光景ですね。

こちらはアンバー・ビーチと呼ばれるエリア。

南国とはいえ、さすがに11月に泳いでいる人は見かけませんでした。

イースト・コースト公園はシンガポール中心地から少し離れていますが、チャンギ国際空港からは地下鉄に乗れば30分ほどで来れます。チャンギ国際空港の乗り換えで半日持て余しているなら、思い切ってビーチランを楽しみに出かけてみてはいかがでしょう?

実際にぼくは、東京からインドのバンガロールに向かう途中、4時間半の乗り継ぎ時間を使ってイースト・コースト公園を走ってきました

さいごに、余談ですが

以上、シンガポールのおすすめランニングコース5選を紹介しました。