【シドニーハーフマラソン2019レポート】起伏が多い…ハーフ1:28:49
2019年5月19日に参加した「シドニーハーフマラソン」の大会レポートをお届けします。
種目はハーフマラソン。ハイドパークを起点とし、ハーバーブリッジやダーリングハーバー、プリモントや王立植物園などの観光スポットをめぐるコースです。
意外とアップダウンが多く、今大会では非常にタフなレース展開となりました。
当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。
目次と内容
大会の魅力
シドニーハーフマラソンは毎年5月にオーストラリアのシドニーを舞台に開催されるマラソン大会です。
10月のシドニーマラソンはフルマラソンの部もありますが、こちらのシドニーハーフマラソンはハーフマラソン(21.1km)が最長距離になります。
日本との時差は2時間(サマータイムは1時間)なので時差ボケに悩まされず、また南半球のため5月はランニングに適した「真冬」に当たります。
スタートとゴール地点のある大会会場は、シドニー中心部の「ハイドパーク(Hyde Park)」に設置されます。
ハーフマラソンのコースは、ハイドパークと発着点とし、ダウンタウン、ハーバーブリッジ、ダーリングハーバー、プリモントを駆けめぐり、ラスト3kmは「王立植物園」の中を走ります。意外とアップダウンが多かったですね。
以下のコースマップは受付会場内に掲示されていたもの。
遠征日程
今回はたまたま仕事の関係でオーストラリアのシドニーを訪れる機会があり、週末まで滞在を伸ばして「シドニーハーフマラソン2019」を走ってきました。
レース2日前
もともと木曜日に仕事が片付き、金曜日に帰国する予定でしたが、1日だけ有給休暇を取得して週末も滞在しました。
というわけで金曜日は、ダーリングハーバーにあるシドニー国際会議場(ICC)で受付を済ませてきました。
カウンターで氏名を告げると、ナンバーカードの入った袋を手渡されます。計測チップはナンバーカードの裏に貼り付けてあるタイプ。「え?これだけ?!」正直、そんなリアクションでした。
エキスポ会場を出てから安全ピンが入っていないことに気づきます。普通はナンバーカードとセットですが、ここでは申告しないと貰えないようです。
日曜日の「シドニーハーフマラソン」のEXPO会場でナンバーカードをゲット。ナンバーカード以外の配布物は何もなく、安全ピンも言わないと貰えない pic.twitter.com/CEHOvtOtWj
— tomo.run|マラソンブロガー (@tomorunblog) May 17, 2019
受付を済ませた後は、飛行機に乗って世界遺産「エアーズロック」へ。その日のうちに世界最大級の一枚岩の周りをランニングしてきました。
夢だったんですよね、エアーズロックを走るのが。
エアーズロックの周回コース(Base Walk)を走ってきました。一周10.6km
— tomo.run|マラソンブロガー (@tomorunblog) May 17, 2019
エアーズロックにエネルギーを吸いとられたからなのか、バテバテ、苦しかった… pic.twitter.com/E7eFFWXwUZ
レース前日
午後の便で「エアーズロック」から再びシドニーに戻りました。
ホテルで預けていたスーツケースと、ネット通販で注文していた荷物を受け取ります。その荷物というのが、ホカの新作ランニングシューズ「カーボンX」。
人気すぎて日本では発売直後に売り切れてしまいましたが、オーストラリアの公式通販サイトでは在庫が僅かに残っていました。
レース当日
海外マラソンの多くは早朝からスタートします。「シドニーマラソン2016」は午前7時スタートでした。今回の「シドニーハーフマラソン2019」はそれよりも早い午前6時45分から走り始めます。
今回は会場のあるハイドパークの隣のホテルに前泊したおかげで、直前までのんびりできました。走り終えてもまだ8時台なので、部屋に戻ってシャワーを浴びて、午後のフライトまでのんびり過ごせます。
スタートライン
受付はすでに済ませてあるので、レース当日はスタートラインに整列するだけ。スタート30分前にホテルを出発し、1分もかからずに到着。
簡易トイレは長蛇の列。幸い、ホテルで済ませてきたので並ばずに済みました。
目標タイムを1時間25分以下で申請したら、スタートブロックは一番先頭でした。
コース攻略
ここからは「シドニーハーフマラソン」を走った時の様子を振り返ります。
2kmあたり。ザ・ロックス(The Rocks)という古い建物が残るエリアを通ります。石造りの倉庫が有名です。
3kmあたり。ハーバーブリッジ(Harbour Bridge)の下を通過します。真下で見るとその大きさに圧倒される。
7kmを通過すると、プリモント(Prymont)と呼ばれる湾岸エリアに入ります。白い建物はシドニーの国立海洋博物館。
13kmあたりでプリモントからダウンタウンへ戻ります。橋の上からは朝焼けのダーリングハーバー(Darling Harbour)が綺麗に見えました。
15kmから上り坂があり、一気にハーバーブリッジまで駆け上がります。この辺りからガクッとペースダウンしてしまい、ちょうど坂の途中で85分のペーサーに抜かれました。1時間25分切りは諦め、1時間30分切りを目指すことに。
18kmあたりで一旦ハイドパークに戻ります。「このままゴールしたい」と思いながら、スルーして王立植物園(Royal Botanical Garden)へ。
ラスト3kmは緑豊かな王立植物園の中を駆けめぐります。州立美術館の前を通り過ぎれば、ゴールまであと少し。
ゴールの後で
完走タイムは、ネットタイムで1時間28分49秒でした。
予想以上にアップダウンが多く、自己ベストには遠く及ばないのに非常にタフなレース展開となりました。途中からは気持ちを切り替え、シドニーの旅ランを楽しむことにしました。
ゴール会場では、八百屋さんみたいなブースで果物を配っていました。
おまけ
今大会ではホカの最速マラソンシューズ「カーボンX」を履いて走りました。
全世界で発売されて間もなく、日本では品切れで入手できず、たまたまオーストラリアの公式サイトを見たら在庫があり、ホテルに届けてもらいました。
ホカで初めてカーボンファイバープレートを搭載したシューズということですが、独特のライド感があります。まるでロッキングチェアのようにコロコロ転がして走ると、爆発的な推進力が得られます。
Hoka One One の新モデル「Carbon X」を履いて「シドニーハーフマラソン」を走ってきました
— tomo.run|マラソンブロガー (@tomorunblog) May 18, 2019
驚くほど厚底なのに驚くほど軽い
平均ペース4'12/kmで高い安定性と推進力を実感。脚の疲れは微塵もない。次はフルマラソンを走ってみたい pic.twitter.com/BHOrbJq0DF