【シドニーマラソン2016 レポート】ハーバーブリッジを駆け抜ける海外フルマラソン
2016年9月にオーストラリア・シドニーで「シドニーマラソン2016」が開催されました。今回はフルマラソンの部に参加。ハーバーブリッジの真下からスタートし、センテニアルパークやベイエリアを経てオペラハウスでフィニッシュする観光要素満点のコース。人生初の海外フルマラソンを、ネットタイム3時間38分9秒で完走しました。
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この記事の目次
- 【結果】フルマラソン3時間38分9秒
- レース前日はEXPO会場へ
- スタート地点のハーバーブリッジへ
- 前半はハーバーブリッジを駆け抜ける
- 中盤は起伏の多めのピルモントへ
- 終盤は風光明媚なベイエリア
- フィニッシュ後はオペラハウスの下へ
【結果】フルマラソン3時間38分9秒
まずは結果ですが、ネットタイム3時間38分9秒、グロスタイム3時間38分40秒でフィニッシュしました。自己ベストではありませんが、人生初の海外フルマラソンを無事に完走できただけで満足です。
コースの特徴
スタート地点はハーバーブリッジの真下に設置され、スタート直後からいきなりハーバーブリッジを横断します。シドニーマラソンでしか出来ない体験ですね。その後、市街地を経てセンテニアルパークの園内(12〜21km)、ダウンタウン、ピルモントのベイエリアを走り、ゴールのオペラハウスを目指します。ピルモントは思ったよりアップダウンが激しく、体力を消耗しました。
レース展開
最前列のAブロックからスタートし、交通規制されたハーバーブリッジを渡る贅沢な序盤。センテニアルパークでは先頭集団と反対側ですれ違い、見慣れない植物に囲まれて走りました。後半のピルモントは坂が多く、突然の小雨にも遭遇。最後はベイエリアからザ・ロックスの倉庫街を抜け、オペラハウス前でフィニッシュしました。
参考情報
南半球のオーストラリアは日本と季節が真逆で、9月は初春。日本では残暑が長引く時期に、涼しい環境でフルマラソンが走れるのが最大の魅力です。Aブロックの参考タイムは3時間45分以内と、日本の大会に比べて条件が緩めです。レース当日はナンバーカード提示で地下鉄など公共交通機関に無料で乗車できます。給水は水とスポーツドリンク(Electrolyte表記)がプラスチックのコップで提供されますが、折って飲みにくいので注意。距離表示はkm表記です。
走行データ
参考までにSTRAVAの走行データを載せておきます。途中GPSの調子が悪くなる区間があるので注意です。
レース前日はEXPO会場へ
今回は9月の三連休を利用し、1泊4日の日程で遠征してきました。往路・復路ともに夜行便なので、現地では1泊のみ。勤務日が暦通りであれば、有給休暇を取らなくても良いので助かります。
- 2016年9月16日(金)羽田発
- 2016年9月17日(土)シドニー着・前日受付
- 2016年9月18日(日)マラソン完走後、シドニー発
- 2016年9月19日(祝)羽田着
ただしスケジュール的にはややハードです。レース当日は朝4時半に起きて、7時過ぎにはフルマラソンの部がスタート。昼前に完走し、一旦ホテルに戻ってから16時にチェックアウト。それから空港に向かって20時発の深夜便で羽田に向かうプランです。
EXPO会場で受付
翌朝8時にシドニーのキングスフォード・スミス国際空港に到着。空港からはエアポートリンク(電車)に乗り、シドニー中心部へ向かいます。エアポートリンクの車両は二階建てでした。ホテルにチェックインするには早すぎるので、受付会場へ向かいました。
会場ではメールで受け取った「BIB Number」を提示してナンバーカードを受け取ります。しかしなぜかネットに繋がらず、メールが開けません。スタッフの方に相談したら、入口のカウンターで身分証明書を提示して「BIB Number」を教えてもらえました。会場には「日本人ランナー専用受付」のカウンターもありましたが、今回は公式サイトから直接エントリーしたので、一般の受付カウンターに向かいました。
マラソンとハーフマラソンのカウンターでBIB Numberを伝えると、ナンバーカードを手渡しされました。受付の方が「よかったらビスケットもどうぞ」と言ってくれたので、カウンターに山積みにされたビスケットを一袋いただきました。
ナンバーカードを受け取ると、大会公式スポンサーのアシックスの出展ブースの中を通ります。
出口付近で「PACE YOUR RACE」と書かれたコーナーを発見。目標タイムを入力するとペースバンドが無料で作れるとのこと。試しに作ってみました。目標タイムは控えめに3時間50分で設定。メールアドレスを求められますが、アシックスのキャンペーンメールを受信する・しないを選択できます。ペースバンドは防水加工された紙に印字されているので、汗で濡れても大丈夫そうです。
本日の戦利品は、ナンバーカード・「Weet-Bix」ビスケット・ペースバンド。日本のマラソン大会に比べると質素ですね。
スタート地点のハーバーブリッジへ
レース当日の日程はこんな感じ。
- 04:30 起床
- 05:00 朝食(バナナ・エナジーバー)
- 05:30 ホテル出発
- 06:00 スタート地点に到着
- 07:05 スタート
- 10:43 フィニッシュ
朝4時半起床。バナナ1本半と、昨日のマラソン受付会場でもらったエナジーバーを食べました。5時半にホテルを出て、最寄り駅のタウンホール駅まで歩きました。まだ薄暗いですが、大勢のランナーが同じ方向に向かっています。
レース当時は公共交通が無料に
レース当日はナンバーカードを提示すれば地下鉄などの公共交通機関に無料で乗車できます。フルマラソンのスタート地点はオペラハウスの対岸にあるため、地下鉄に乗って最寄り駅まで移動。スタート地点はあの有名な「ハーバーブリッジ」の真下です。
手荷物預け
手荷物もこちらの会場で預けられます。スーパーのレジ袋に入れて保管する原始的なスタイルですが、ゴール地点まで運んでくれます。
前半はハーバーブリッジを駆け抜ける
午前7時ちょうどに車いすの部がスタートし、その5分後にフルマラソンの部が続きます。今回は最前列のAブロックからのスタート。参考タイムが3時間45分以内なので、日本の大会に比べると条件が緩いですね。
スタート直後、交通規制されたハーバーブリッジを渡ります。普段はこんな体験できません。
4kmあたりで進行方向左手に、ハーバーブリッジとシドニー・オペラハウスのツーショットがチラッと見えました。5km地点を過ぎると市街地に入ります。最初の給水ポイントを通過すると、シドニーの中心部を駆け抜けていきます。
12〜21kmは、シドニー南東にある「センテニアルパーク」の園内を走ります。公園に入るとすぐに先頭集団が反対側を通過していきました。「コニカミノルタ」のユニフォームを着た日本人選手もいたので後で調べたら、マラソン男子の部で見事優勝した谷川智浩選手でした。
園内では日本ではあまり見慣れない植物を目にします。突然、隣を走っていた女性に話しかけられました。隣国のニュージーランドから参加しているとのこと。後ろの男性にも「ランニングのGPSの調子がおかしくない?」と声をかけられました。そういえば途中からペースが明らかに乱れていました。
給水所では、水とスポーツドリンクはプラスチックのコップに入っています。プラスチックだと、折って飲みやすくするのが難しいですね。ちなみにスポーツドリンクは電解質を意味する「Electrolyte」と表記されていました。ごみ箱がないのでコップはみんな適当に捨てていました。掃除が大変そうです……。
中盤は起伏の多めのピルモントへ
センテニアルパーク公園を出ると間もなくハーフ地点。しばらく走り続けると、市街地に戻ってきます。
ハイドパークを通過。
ダウンタウンに近づくにつれて、建物がどんどん高層化していきます。
ダウンタウンを通り過ぎて、ピルモント(PYRMONT)と呼ばれるベイエリアへ向かいます。右手には再びシドニー・オペラハウスが姿を現しました。
そしてハーバーブリッジの下を通過。こうやっていろんな角度から楽しめるのは良いですね。間近で見ると迫力があります。
陽気なお兄ちゃんが歌いながら応援してくれました。その横にあるオブジェはなんだろう?自動車の上に隕石のような岩が乗っかっています。
高速道路の上を通ってピルモント地区に入ります。右手にはシドニー水族館。この辺りから突然、小雨が降り始めました。
ピルモントは思ったよりアップダウンが激しくて体力を消耗しました。坂の途中で30km地点を通過。英米ではマイル(1.6km)が主流ですが「シドニーマラソン」はkm表示なので助かります。
終盤は風光明媚なベイエリア
ピルモントでは往復する場所が多かったですね。
しばらくすると港に出ます。韓国海運の最大手、韓進海運(HANJIN)の貨物船を見かけました。先日、経営破たんのニュースが世界を驚かせ、たまたま名前を覚えていました。
最後はベイエリアを走ってゴールのシドニーオペラハウスを目指します。34kmの様子。昔は鉄道を港に引き込んでいたのか、線路が残っていました。
39kmあたり。ようやくハーバーブリッジが姿を現しました。ここまで来れば、あとは気合で走り切れます。
ハーバーブリッジの下を通過すると、オペラハウスが見えました。
最後はザ・ロックス(The Rocks)と呼ばれる倉庫街を通り抜けます。日本でいうと、横浜の赤れんが倉庫に近い雰囲気ですね。
ラスト1kmは、コースの左右を観客で埋め尽くされています。
そしてオペラハウスの目の前でフィニッシュ。
フィニッシュ後はオペラハウスの下へ
ゴールの後はシドニー・オペラハウスの下に案内され、ウォーターボトル、メダル、完走記念Tシャツ、サプリを受け取ります。
こちらはオペラハウスの建物の下。こんな場所があったとは。
「BAGGAGE COLLECTION」の案内を見つけましたが、こちらで受け取れるのは前日に預けた荷物のみ。当日預けた人は、ここから1km離れた荷物受け取り場まで歩かないといけません。疲れた身体にムチを打って受け取り場にたどり着きました。小雨が降っているにも関わらず、芝生の上に預けた荷物がドサッと置かれていたのには驚きました。こういうところは日本と違って雑ですよね。
交通規制のためタクシーやバスは機能していないので、ホテルまでは地下鉄で戻ります。
本日の戦利品
まずは「SYDNEY MARATHON FINISHER」の文字が入った完走記念Tシャツ。
右がウォーターボトル。真ん中が完走メダル。ハーバーブリッジとオペラハウスが描かれています。左はブルーベリー・ジュースの粉末。水に溶かして飲むそうです。
後日届いた大会フォトとビデオの案内
後日、シドニーマラソンの大会フォトの案内メールが届きました。早速クリックしてみると、シドニーを優雅に(?)走る自分のスナップ写真が22枚もありました。ハーバーブリッジが後ろに映っていて絵になる写真もあります。
写真は一枚20豪ドル(約1600円)、22枚まとめて60豪ドル(約4800円)。そしてなんと大会ビデオもありました。10km、21km、35km、ゴール手前、ゴール右、ゴール左の計6カットもあり、それぞれ30秒程度の動画には自分がしっかり映っていました。
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