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みえ松阪マラソン2025を走ってきた【フル2時間53分46秒】

みえ松阪マラソン2025を走ってきた【フル2時間53分46秒】

松阪城や松阪駅前のメインストリートを走ったり、松阪牛のサイコロステーキを堪能したり、トンネル内のプロジェクションマッピングに感動したり。まだ記憶が新しい内に、先日参加した「みえ松阪マラソン2025」の魅力をまとめます。

当ブログは広告・アフィリエイトから収入を得ていますが、PR案件・商品提供はお断りしており、ランニングアイテムは全て自費で購入しています。

私の個人的な体験

2025年12月21日に三重県松阪市で第10回「みえ松阪マラソン」が開催されました。今まで三重県のマラソン大会を走った経験がないのと、12月に練習でフルマラソンを走っておきた買ったのでエントリーしました。

完走タイムは、ネットで2時間53分46秒、グロスで2時間53分57秒。30km付近から起伏が多いコースなので、30kmまで4:00/kmペースとして走り、残り12kmは4:15/kmペースで流しました。ほぼ目標どおりのタイムで完走できました。

1泊2日の遠征日程

今回は私が住む埼玉県さいたま市から参加するため、松阪市内に1泊2日滞在しました。旅程は次のとおり。

2025年12月20日(土)

レース前日は片道4時間かけて自宅から松阪市へ移動。ホテルのチェックイン時間まで暇を持て余していたので、市内観光を兼ねてジョギングしてきました。

  • 08:00 自宅出発
  • 10:40 名古屋駅で乗り換え
  • 12:00 松阪駅到着
  • 12:30 市内を旅ラン
  • 15:30 ホテルチェックイン
  • 23:00 就寝

2025年12月21日(日)

レース当日は完走後、4時間かけて自宅に戻りました。フィニッシュ会場から松阪駅までは大会専用シャトルバスで約30分。

  • 06:00 起床
  • 06:30 朝食
  • 08:10 ホテルを出発
  • 08:20 会場到着
  • 08:40 スタートライン整列
  • 09:00 スタート
  • 12:00 フィニッシュ
  • 14:00 松阪駅出発
  • 18:00 自宅到着

宿泊先

みえ松阪マラソンは前泊する宿の確保が難しく、特に松阪駅周辺で予約するのは至難の業。私も最初は伊勢市のホテルを予約していましたが、レース1ヶ月前から予約サイトを毎日チェックしていると、たまたま1室空きが出て松阪市内で前泊することができました。

今回お世話になったのは「旅館満喜」。松阪駅から1.5km、スタート会場から1kmという絶好のロケーション。料金は大人1人、1泊2食付きで9,900円。伊勢市のホテルより安く、夕食も付いて、スタート会場まで徒歩で行けることを考えると運が良かったと思います。

夕食は牛すき焼きでした。こちらは地元の松阪牛ではありません(松阪牛プランは1泊14,300円)が、お肉がたっぷりで十分美味しかったです。ご飯もおかわり自由でカーボローディングに最適でした。

スタートラインへ

レース当日は、クラギ文化ホール(松阪市民文化会館)にスタート会場が設置されます。フルマラソンの部は9時スタートで、荷物預け入れが8時30分まで、スタートライン整列が8時45分までとなります。

松阪駅から大会専用シャトルバスが出ていますが、私は宿から走って直行しました。しかし近いとはいえ、ギリギリまで宿で寛いでいたので、会場に着いたのは8時20分頃。

荷物はトラックに預け入れるスタイル。フィニッシュ会場のある松阪市総合運動公園まで運んでもらいます。

天気はあいにくの雨。幸い、肌寒さは感じませんが、雨に濡れないようクラギ文化ホールの中で待機しました。

スタート20分前にスタートブロックに入ります。今回は先頭から2番目のAブロックからのスタート。ブロックの真ん中あたりから走り始めましたが、スタート時のロスタイムは11秒でした。

コース攻略

みえ松阪マラソンは、日本陸上競技連盟公認コースです。クラギ文化ホールからスタートして、前半は全日本大学駅伝コースや松阪駅周辺、松阪IC方面の田園地帯を走ります。後半は松坂中核工業団地を抜け、櫛田川沿いを下り、松阪市総合運動公園でフィニッシュします。詳細は大会公式サイトを参照。

アップダウンは結構ありました。ランニングウォッチの実測値で累積上昇は231m。高低図を見ると、30km付近の上り坂がキツそうにみえますが、実際に走っていると身構えるほどではありませんでした。

レースの振り返り

前半戦

スタート時は小雨がパラパラと降っていましたが、肌寒さは感じず、マラソンには悪くないコンディションでした。今回はとりあえず30kmまで4:00/kmペースで走ります。スタートして間もなく陸橋を越え、全日本大学駅伝の一部区間を往復します。折り返しの手前で今大会で優勝された川内優輝選手とスライドしました。

その後、再び松阪市の中心部に戻り、松阪城跡の横を駆け抜けます。天守閣や本丸などの建物は現存していませんが、立派な石垣が存在感を放っています。その後、松坂駅前で折り返し、伊勢自動車道・松阪ICのある郊外へ向かって走ります。

途中、往復区間で先頭を走る川内優輝選手を再びスライドしました。10〜20kmは割と調子が良く、集団のペースが遅くなると、なるべく前に出るように心がけました。

松坂農業公園で折り返し、田園地帯の中を走っていきます。写真はハーフ地点付近の様子。

後半戦

コースの後半はターンとアップダウンが多く、心理的にも肉体的にも消耗が大きかったように感じます。

25km付近のエイドステーションでは、楽しみにしていた「松阪牛サイコロステーキ」のサービスがあります。これが半端なく美味しかった。肉質が柔らかく、噛むとジュワッと肉じるが溢れてきます。周りのランナーは全然手をつけていませんでしたが、私は15秒のタイムロスも気にせずに立ち止まっていただきました。

30km付近から上り基調になると、ペースを4:15/kmまで落として走り続けます。32km付近の「阿波曾蛸路トンネル」では、トンネル内でプロジェクションマッピングが繰り広げられ、まるで夢の中を走っているかのようでした。

33kmあたりで櫛田川の土手に入り、川沿いをひたすら下っていきます。ラスト12kmはペースを抑えているとはいえ、フルマラソンの37km以降はいつも苦しく感じます。

42km地点を過ぎて、フィニッシュラインまでの最後の200mは上り坂。今回のレースでこの坂が一番キツく感じました。

完走後の感想

完走タイムは、ネットで2時間53分46秒、グロスで2時間53分57秒でした。今回はほぼ計画どおり、30kmまで4:00/kmペース、残り12kmを4:15/kmペースで走り切りました。

来年2月の勝負レースに向けた30km走としては上出来だったと思いますし、30kmまで余裕を持って走れたのは自信につながりました。ただしラスト12kmはペースを下げたにも関わらず、余裕がなく4:15/kmペースをギリギリ維持しているような状態でした。その意味ではスタミナ面でまだまだ課題を感じます。

フィニッシュの後で

みえ松坂マラソンのフィニッシュ会場は松阪市総合運動公園に設置されます。最寄駅までの櫛田駅まで徒歩15分、松阪駅までは大会専用シャトルバスで約30分。

フィニッシュすると、松阪市総合運動公園のグラウンドに誘導され、スポーツタオルやドリンク、完走メダルなどを受け取ります。

完走メダルは松阪牛をモチーフにしたもの。可愛らしいですね。その後、荷物を受け取り、更衣室で着替えました。

屋台コーナーで使える500円券をいただいたので、松阪牛入りの味噌汁をいただきました。

使用したランニングアイテム

最後に、今回のレースで使用したランニングアイテムを紹介します。

シューズは先日発売されたばかりのMIZUNOの「Hyperwarp Elite」を着用。ここ数年、MIZUNOのレースシューズ(Wave Rebellion Pro)とは相性が良くなく失望され続けていましたが「Hyperwarp Elite」は全くの別物。エネルギーリターンと安定感が非常に高く感じられ、私が所有するレースシューズの中ではかなりの高評価でした。

その他、トップスはASICSの「Metarun半袖シャツ」にGUNZEの「ホットマジックウエストウォーマー」を着用。ボトムスはSAXXのアンダーウェアの上にTHE NORTH FACEの「Enduris Trial Shorts」を履きました。

ソックスはFOOTMAXの「Road Race Nano」。Tabioのレーシングソックスに匹敵する完成度の高さです。帽子はTHE NORTH FACEの「Thermal Versa Grid Beanie」。12月なので寒さ対策は必要だろうと思い込んでいましたが、実際には雨だったので、防水キャップの方がよかったです。

エナジージェルはAmazonのプライム感謝祭セールで安くまとめ買いしたVITASの「Amino4エナジージェル」。カフェイン無し2袋、カフェイン有り2袋を摂取しました。

購入ガイド

本記事で紹介したアイテムは以下の通販サイトより購入できます。

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この記事を書いた人

TOMO

マラソンをライフワークにする市民ランナー。ブログ&YouTube 「ともらん!」で発信中。詳しいプロフィール