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【Meta:Time:Trials 2025 参戦レポ】5000mトラックレースの結果

2025年9月13日に東京都江東区でAsicsのランニングイベント「Meta:Time:Trials(メタ タイム トライアル)」が開催。7月の神奈川予選会、8月の福島予選会に続き、今年3回目の5000mトラックに挑戦してきました。

【Meta:Time:Trials 2025 参戦レポ】5000mトラックレースの結果

Meta:Time:Trialsとは?

Meta:Time:Trials(メタ タイム トライアル)は、アシックスが主催するランニングイベント。同社のランニングシューズの最高峰モデル「メタスピード」シリーズの認知向上を狙い、2022年にスペインのマラガでエリート選手を対象に開催されました。

その後市民ランナーにも門戸が開かれ、2025年は「Meta:Time:Trials JAPAN Series」として以下のイベントが開催されます。種目は5000mトラック。7月〜8月の予選会を勝ち抜くと、9月の決勝に参加できます。

  • 2025年7月27日(日)神奈川予選会
  • 2025年8月2日(土)京都予選会
  • 2025年8月9日(土)福岡予選会
  • 2025年8月16日(土)福島予選会
  • 2025年8月30日(土)愛知予選会
  • 2025年9月13日(土)決勝(東京)

私は神奈川予選会と福島予選会に参加しましたが、決勝進出なんて1ミリも可能性がありません。しかし決勝レースの前に誰でも参加できるオープンレースが行われるということで、急きょエントリーしました。

会場は江東区夢の島競技場

レースが行われるのは、東京都江東区の「夢の島競技場」。新木場駅から徒歩5分でアクセスでき、私は東京駅から京葉線に乗って向かいました。

夢の島競技場は、2022年の「Meta:Time:Trials」に参加した時に一度訪れています。近くには夢の島公園や夢の島緑道など、都会の喧騒を離れて走りに集中できるランニングコースが充実しています。

受付でアスリートビブスを受け取った後、公園内をジョギングしながらウォームアップしてきました。気温は29℃。天気は曇り。暑さはそこまで感じませんが、湿度が高いからなのか走り始めると汗が滝のように流れてきます。

スタートラインへ

スタート15分前に召集があり、5分前に選手が1人ずつ名前を呼ばれてスタート地点に移動します。今回はオープンの部の2組に参加。予選会とは異なり参加者が少ないため、目標タイムが15分〜18分とバラツキがあります。

今年から「Meta:Time:Trials」では電子ペーサーのウエーブライトが導入されています。トラックの内側にLEDライトが設置され、点灯しながらペースを表示してくれるもの。今回は緑が15分、赤が17分、青が17分半、白が18分となります。

レースの攻略と振り返り

昨年の「Meta:Time:Trials」は17分4秒の自己ベストで完走しましたが、今年は神奈川予選会が18分18秒、福島予選会が18分41秒でした。赤の17分ペーサーを追って17分切りを目指したい気持ちはあるものの、今の走力だと18分切りすら怪しい…。まずは青の17分半ペーサーを追って様子をみます。

最初の2kmは3:32/km、3:32/kmと順調に走り進めていきます。しかし3kmから徐々に17分半ペーサーとの距離が開き始めます。小雨が降り始め、風も強くなってきます。3kmは3:34/km、4kmは3:38/kmまでペースダウンしてしまいました。

ラスト1kmは最後の100mで粘り3:35/kmまで戻しました。完走タイムは17分48秒0。神奈川予選会と福島予選会のタイムよりはマシですが、昨年の17分4秒に比べると…、気が滅入ります。

夏に5000mトラックを走る意義

2025年は「Meta:Time:Trials」を通して、7月、8月、9月に5000mトラックを計3回走りました。真夏は参加できるレースが少ない上に、暑さのため練習も集中しづらいのが現実です。そんな中、今回のような5000mトラックのレースは、猛暑日でも何とか走り切れる距離で、タイムトライアル練習に最適。

マラソンランナーとして、今の私に足りていないのはスピードなので、5000mはスピードを強化し、スピード持久力を養うのにちょうど良いのです。3レースともタイムは微妙でしたが、秋冬シーズンのフルマラソンの糧になると信じています。

ランニングアイテム紹介

最後に、今回のレースで使用したランニングアイテムを紹介します。

まずランニングシューズは、Asicsの「メタスピードエッジ東京」を着用。福島予選会でも使いましたが、前作の「メタスピードエッジパリ」に比べるとクッションが柔らかくなり、扱いづらい印象を受けました。まだロードレースでは使用していませんが、9月末の「オホーツク網走マラソン」で投入する予定です。

その他のアイテムもほぼオールAsics。トップスは「METARUN半袖シャツ」、ボトムスは「MSSスピードタイツ」、そしてソックスは「メタスピードソックス」でした。

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