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【通勤ランのメリット・デメリット】僕が習慣化した方法と、止めた理由

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【通勤ランのメリット・デメリット】僕が習慣化した方法と、止めた理由

通勤ランっていいの?出勤時と帰宅時はどちらがおすすめ?荷物や服装はどうするの?という疑問にお答えします。自分は過去に2年間通勤ランを続け、4年間のブランクを経て、また再開しました。実体験に基づき、通勤ランのメリット・デメリットについて詳しく解説します。

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目次

通勤ランと僕

通勤ランとは、自宅〜職場間の移動時にランニングすること。自分と通勤ランの関わりは複雑でして、2017〜2018年に平日週2の通勤ランを習慣にしていましたが、とある理由により2019年に通勤ランを止めました。その後、2023年からまた再開しています。

まるで付き合ったり別れたりを繰り返す恋人みたいですよね。いろいろ経験した分、自分は通勤ランのメリットもデメリットもよく理解しているつもりです。

ちなみに、通勤ランのルートは昔から変わらずです。都内の職場から埼玉の自宅までの距離は約30km。さすがに全距離を走るのはキツいので、職場から赤羽駅まで電車で移動し、JR京浜東北線の赤羽駅から北浦和駅までの14kmの道のりを走って帰宅します。

メリットは「時短」

通勤ランには次のメリットがあります。

  • 時間が節約できる
  • ランニングを習慣化しやすい
  • 交通費が安くなる(場合がある)

自分にとって最大のメリットは「時短」です。特に仕事で忙しい時期は、仕事が終わってからランニングに出かける余力がなかったり、そもそも時間がなかったりすることが多くなります。仕事がどんなに忙しくても通勤はしますよね。そんなどうしても削れない移動時間をランニングに当てられるのが通勤ランの魅力です。

デメリットは「荷物」

通勤ランにはデメリットもあります。実際に通勤ランを続けてみて気づいた点は次のとおり。

  • 荷物を持って走る必要がある
  • 走った後にウェア・身体が汚れる
  • 練習に集中できない

自分にとって最大のデメリットは「荷物」を持って走ること。特にノートパソコンをパソコンを自宅に持ち帰らないといけない場合は、重い電子機器の塊を背負って走らないといけません。他にも着替えや小物類を合わせると3〜4kgの重さになります。

出勤時か?帰宅時か?

余談ですが、通勤ランのタイミングについて悩まれる方もいるようです。仕事の前に走るべきか、仕事の後に走るべきか。勤務時間が朝から夕方までと仮定すると、基本的には朝型人間なら出勤時、夜型人間なら帰宅時がおすすめです。

しかし、もっと重要なのは、職場に汗を流せるシャワールームがあるかどうか。仕事の前に走って、シャワーを浴びずに出社するなんて…少なくとも、おっさんランナーの自分にはあり得ないです。ただでさえ「スメハラ」に注意しないといけないので。

そもそも自分は夜型人間なので帰宅ラン一択なのですが、仕事が終わってから走る方が気分転換になりますし、汚れ物が出ても自宅ですぐに洗濯できます。というわけで、自分は帰宅ラン派です。

通勤ランの習慣化に成功

自分が2017年に通勤ランを始めた理由は、忙しい平日に練習時間を捻出したかったから。「時短」にメリットを感じたわけですね。当時はフルマラソンの自己ベストを目指してトレーニングを週3〜4日から週5〜6日に増やした時期でもありました。

そこで火曜日と木曜日を通勤ランの日に定め、帰宅時にランニングすることに。仕事が終わると、普段着まま都内の職場から赤羽駅まで電車で移動。赤羽駅のトイレで普段着を脱ぎ、リュックに詰め込んでから出発します。

関東圏では有名な飲み屋街「1番街」から走り始めます。

東京都と埼玉県の境にある荒川を渡り川口市へ。

その後、川口駅、西川口駅、蕨駅を通過して、関東有数のマンモス団地の横を走ります。

浦和区に入ると、やたらと浦和レッズのエンブレムを目にします。こちらは南浦駅前。ここから浦和駅までは緩やかな起伏が続き、足腰に良い刺激を与えてくれます。

終着点の北浦和駅前では浦和レッズのマスコットキャラクター、レディアがお出迎え。

基本的にJR京浜東北線沿いの道路を走るため、横断道路や信号待ちがほぼ皆無で、夜道でも明るいので安心です。また、万が一調子が悪くなっても、途中駅から電車に乗って帰宅できます。

長続きするための工夫

参考までに、自分が通勤ランを継続するためにしたことを紹介します。

定時に終わるように働く

定時に仕事が終われば問題ありませんが、残業が長引いてしまうと通勤ランの意欲が下がりますよね。毎日は難しくても、通勤ランのやる日だけは、定時から逆算して仕事をしていました。

周囲に宣言する

「毎週○曜日は通勤ランの日」ということを職場で宣言しておくと、周囲の理解を得られやすいです。しかもランニングは「キツい」「苦しい」のイメージが強いためか、他の趣味に比べると同僚に褒めて貰えることが多いですね。

荷物はなるべく持たない

重い荷物を背負って走るのは大変ですし、足腰に余計な負荷をかけてしまいます。帰宅ランで持ち運ぶ荷物は極力減らし、残りは会社に置いておくのがベスト。

カーボローディングを忘れずに

普段、仕事が終わった後は疲れ果てていますよね。お腹も減っていますよね。そんな状態で帰宅ランをすると、途中でガス欠状態に陥ってしまいます。そうならないために、帰宅ランの2〜3時間前からエネルギーを補給しておくのがおすすめです。

定番コースを決めておく

仕事終わりで疲れていると、脳が思うように働きません。そんな状態で見知らぬコースを走ると、事故のリスクが高まります。逆に走り慣れたコースを走ればリスクが軽減できますし、脳にも余計な負荷がかかりません。

通勤ランを止めた理由

そんな工夫を積み重ねることで、平日週2回の通勤ランを2年ほど続けることができました。しかし2018年後半からフルマラソンの3時間切り(サブ3)を意識し始め、練習メニューを忠実にこなすようになります。

通勤ランだと、距離が固定されてしまう上に、荷物を背負った状態でインターバル走やペース走をやるのは難しい…。結果、練習メニューを忠実にこなせません。

当時は、通勤ランは手段(帰宅)を目的(ラン)にすることで時短につながるものの、練習に全集中できていない課題もありました。そこで「サブ3を達成するためにすべてのトレーニングに全集中しよう」というわけで、通勤ランを止めることにしました。

その後、2019年の春には念願だった「サブ3」を無事に達成。2020年以降はコロナ禍でリモートワーク中心となり、ますます通勤ランから遠ざかりました。

そしてまた再開することに

2023年にコロナ禍が終息し、1日のなかで通勤時間が占める割合が再び大きくなりました。片道ドアツードアで1時間、往復2時間。1日に起きている時間が17時間だとして、そのうち約12%を通勤に使っている計算になります。

そこでコロナ前にはなかった「通勤時間=無駄」の意識が芽生えてきました。と同時に、以前はすべてのトレーニングに全集中していましたが、最近はポイント練習だけ全集中する形でメリハリをつけられるようになりました。

そんなわけで、ポイント練習をやらない「ジョグの日」限定で通勤ランを再開しました。それまで8〜10kmしか走っていなかったのが、一気に14kmに増えるわけですから、月間走行距離がグンと上がりました。

結果、通勤ランを再開して約半年でフルマラソン2時間50分切りの「サブエガ」を達成することができました。通勤ランで走った距離は裏切りませんでした。

おすすめのトレランリュック

最後に、自分が通勤ランで使っているトレランリュックを紹介します。実際にいろんなブランドを使い比べていますが、特に使用頻度が高いのはSalomon、Nathan、The North Faceです。興味があればレビュー記事を参考にしてください。

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