
マラソンブロガーのtomoです。
通勤ランっていいの?出勤時と帰宅時はどちらがおすすめ?荷物や服装はどうするの?という疑問にお答えします。
「とも」は過去に2年間、毎週2回の帰宅ランをやっていた時期があります。通勤ランにはメリットとデメリットがありますので、そのあたりも詳しく紹介します。
通勤ランは「通勤」と「ランニング」を掛け合わせた造語です。自宅から職場までの通勤をランニングで移動することを意味します。
「とも」は、2017〜2018年の2年間にわたり、平日週2回の通勤ランを習慣にしていました。
自宅の埼玉県さいたま市から職場の東京都目黒区までの距離は30km。さすがに全距離を走るのはキツいので、目黒駅→赤羽駅まで電車で移動し、赤羽駅から北浦和駅まで約13kmの道のりを走って帰りました。
通勤ランのメリットは以下のとおりです。
最大のメリットは、時短ですね。特に仕事で忙しい時期は、仕事が終わってからランニングに出かける余力がなかったり、そもそも時間がなかったりすることが多いです。
仕事がどんなに忙しくても通勤はしますよね。その時間をランニングに当てられるのが通勤ランの魅力です。
通勤ランにはデメリットもあります。実際に2年間やってみて気づいた点は以下のとおりです。
最大のデメリットは、荷物を持って走ることですね。特にノートパソコンを自宅に持ち帰る人は、2kg前後の荷物を背負ってランニングするわけです。
重荷には耐えられたとしても、精密機械のパソコンに振動を与え続けていると故障の原因になります。
当時「とも」は自宅でも会社のノートパソコンを使っていましたが、自宅のパソコンから会社のネットワークにアクセスできる環境を整えたことで、ノートパソコンを会社に置いて帰宅できるようになりました。
パソコンの問題は解決できたとしても、着替えた洋服や貴重品などを持ち帰る必要があります。
最初の頃はトレイルランニング用のリュックを使っていました。もともと山で荷物を背負って走ることを想定して作られたリュックなので、快適に走れますし、足腰への負担も軽減できます。
しかしよく考えてみると、着替えを持ち帰る必要はありません。会社のロッカーに置いておき、翌日持って帰れば良いことに気づきました。
以来、シュックは背負わずに、ランニングパンツのポケットにスマホと自宅の鍵だけを入れて走るようになりました。
あとはランニングシューズをどうするかですね。
最初の頃はカジュアルシューズで出勤し、ランニングシューズに履き替えて帰宅ランをしていました。
しかし、落ち着いたデザインのランニングシューズなら、そのまま会社に履いて行っても何も言われなかったので1本化しました。
「とも」は、OnのオールブラックのWaterproofモデルがお気に入りです。防水加工を施しているので、雨の日でも快適に走れます。
通勤ランは、出勤時にすべきか、帰宅時にすべきかについて悩む方はいらっしゃると思いましすが、職場にシャワールームや更衣室がなければ、通勤時一択になるのではないでしょうか。
「とも」の職場にはシャワーブースが1つかありません。出勤してシャワーブースが埋まってて、汗ダラダラのまま会議に出席するなんて、想像するだけでも恐ろしい……。
あとは仕事が終わってからの方が、ランニングするとちょうど良い気分転換になり、オン→オフが上手く切り替えられるようになります。
その意味でも「とも」には帰宅ランとの相性が良いと感じます。
最後に、通勤ランを長続きさせるための工夫を紹介します。実際に通勤ランを2年間やってみて役立ったことが5つありました。
定時に仕事が終われば問題ありませんが、残業が長引いてしまうと通勤ランのモチベーションが下がります。毎日は難しくても、通勤ランのやる日だけは、定時から逆算して仕事をしていました。
「毎週○曜日は通勤ランの日」ということを職場で宣言しておくと、周囲の理解を得られやすいです。しかもランニングのキツい・苦しいイメージが相まってか、通勤ランを褒めてくれる人の方が多い。
重い荷物を背負って走るのは大変ですし、足腰に余計な負荷をかけてしまいます。帰宅ランで持ち運ぶ荷物は極力減らし、残りは会社に置いておくのがベスト。
普段、仕事が終わった後は疲れ果てていますよね。お腹も減っていますよね。そんな状態で帰宅ランをすると、途中でガス欠状態に陥ってしまいます。そうならないために、帰宅ランの2〜3時間前からエネルギーを補給しておくのがおすすめです。
仕事終わりで疲れていると、脳が思うように働きません。そんな状態で見知らぬコースを走ると、事故のリスクが高まります。逆に走り慣れたコースを走ればリスクが軽減できますし、脳にも余計な負荷がかかりません。
「とも」は、2017〜2018年の2年間にわたり帰宅ランを続けました。
2018年以降、通勤ランをやめたの理由は、ランニングの練習にもっと集中するためです。
通勤ランだとインターバル走やペース走などのポイント練習がやりづらいですし、ジョギングだとしても走るべき距離が帰宅ルートと同じとは限りません。
帰宅後に時間を確保し、練習に集中するようになってから、マラソンのタイムがグングン伸びていきました。
2019年には念願の「サブ3」も達成できました。
#東京マラソン2019 で念願のサブ3達成!やったー🎉
— とも|マラソンブロガー (@tomorunblog) March 3, 2019
ハーフ地点まではサブ3ペーサーに張り付き、その後追い抜いて勝負に出た。30km以降は腕降りを意識して苦しみに耐え、ラスト2kmは気合いで
参加された皆様お疲れ様でした。応援頂いた方、大会関係者の皆様有難うございました! pic.twitter.com/FoGoNgAsl3
だからといって、通勤ランを否定するわけではありません。
例えば、ロングジョグの時は通勤ルートを走れば長距離でも飽きないですし、下車駅を変えれば走行距離を調整できます。
通勤ランは上手く習慣化できれば、ランニングを継続する良いトリガーになります。
例えば、ダイエット目的でランニングしたいけど長続きしない人には通勤ランがおすすめです。
これまでにレースや旅ランで走ったことのある国内外のエリアをまとめました。
当ブログ「ともらん」について、よくある質問のまとめ。
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マラソンをライフワークにしているアラフォー男性です。埼玉県に在住、都内IT企業に勤めながらマラソンブロガーとして活動中。本名は桑原智彦。プロフィール詳細へ
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