通勤ランのメリットと、私が習慣化した方法
通勤ランのメリットは時間を節約できること。でも荷物を持って走ったり、替えの服や靴を用意したり、実はデメリットの方が多いのが現実。この記事では、通勤ラン歴10年のランナーが、それらの課題を解消し、通勤ランを習慣化するコツを紹介します。
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- 最大のメリットは時短
- 実はデメリットの方が多い
- 荷物はトレランリュックで持ち運ぶ
- 帰宅ランなら着替えが少なくて済む
- 靴は仕事とランニング兼用にする
- 通勤ランは「つなぎ練習」と割り切る
- 通勤ランを習慣化するための工夫
- 私の通勤ランコース
最大のメリットは時短
通勤ランとは、自宅〜職場間の通勤をランニングで移動することを指します。私は埼玉県の自宅から東京都内の職場まで通っており、週に1〜2回は帰宅時に通勤ランをしています。ただし距離が30km以上あるので、途中まで電車で移動して、残りの14kmを走って帰ります。
通勤ランの最大のメリットは、時間を節約できること。私の場合、同じ14kmを走るのに通勤ランだと1時間も短縮できる計算になります。
- 通勤ラン無し:電車通勤(1時間15分)+14km走(1時間15分)=3時間
- 通勤ラン有り:電車通勤(30分)+14km走(1時間30分)=2時間
時短以外のメリットは、帰宅後に走りに出かける必要がないこと。特に寒い季節は、せっかく家に戻ったのに、また走りに出かけるのは億劫ですよね。
実はデメリットの方が多い
しかし通勤ランは、メリットよりもデメリットの方が多いのが現実。通勤ランを始めたいと思っても、最初の一歩が踏み出せなかったり、あるいは長続きしなかったりするのは、以下のデメリットが理由です。
1. 仕事の荷物を持って走るのが大変
ノートパソコンや書類を職場に保管できれば問題ありませんが、私のように毎日家に持って帰る必要があるなら、荷物を背負って走らないといけません。
2. 走る前後に着替えるのが面倒くさい
仕事用とランニング用で着替えが必要ですし、走った後の汗処理も悩ましい問題です。
3. ランニング用の靴に履き替えないといけない
服と同じで、仕事用とランニング用で靴を履き替えないといけません。
4. トレーニングに集中しづらい
荷物を背負いながら強高度のトレーニングを行うのは難しく、ポイント練習などが疎かになります。
ここからは、私がこれらのデメリットを克服した方法を紹介します。
荷物はトレランリュックで持ち運ぶ
持ち物はスマホと自宅の鍵だけで、手ぶらで走るのが理想。ですが、実際には多くの方が仕事で使うノートパソコンや書類を持ち運ばないといけません。さらに替えの服やシューズも加わると、結構な荷物になります。そこで私は、通勤ランでトレイルランニング用のリュックを使い始めました。大容量なのにランニング時に揺れにくく、ストレスなく走れます。
帰宅ランなら着替えが少なくて済む
出社時に走ると、仕事の前に着替えたり、シャワーを浴びたりする手間が増えます。というより、そもそもシャワーがある職場が自体が少ないですよね。帰宅時に走れば、家でシャワーを浴びれます。それからランニングウェアを着て出社すれば、持ち運ぶ着替えも少なくて済みます。職場でフォーマルな服装が必須なら、下着をランニングウェアにすればOK。
靴は仕事とランニング兼用にする
職場で革靴が必要なら履き替える必要がありますが、スニーカーで問題ないなら、落ち着いたカラーのランニングシューズを履いていけば、仕事とランニングで兼用できます。私はランニングシューズを買う時に、通勤ランで使うことを想定して、なるべくオールブラックを選ぶようにしています。
通勤ランは「つなぎ練習」と割り切る
ガチで走っているランナーは、ジョギングだけでなく、インターバル走やペース走などを練習に取り入れていますが、荷物を背負ってそのような「ポイント練習」をやるのはハードルが高すぎます。私もそれが理由で通勤ランから遠ざかっていた時期がありましたが、最近はポイント練習の間に行う「つなぎ練習」を通勤ランにあてることで、気楽に走っています。
通勤ランを習慣化するための工夫
通勤ランを始めるハードルが下げられたら、今度は通勤ランを長続きさせるために、私が実践していることを紹介します。
定時に終わるように働く
定時に仕事が終われば問題ありませんが、残業が長引いてしまうと通勤ランの意欲が下がりますよね。毎日は難しくても、通勤ランのやる日だけは、定時から逆算して仕事をしています。
周囲に宣言しておく
「毎週○曜日は通勤ランの日」ということを職場で宣言しておくと、周囲の理解を得られやすいです。しかもランニングは「キツい」「苦しい」のイメージが強いためか、他の趣味に比べると同僚に褒めて貰えることが多いですね。
走る前にカーボローディングする
仕事が終わった後は、気力もエネルギーも枯渇しています。そんな状態で走ると途中でガス欠になってしまうので、走る2〜3時間前にカロリーを補給しておきましょう。
無理のない距離を走る
通勤ランに限った話ではありませんが、最初からハードルを上げると長続きしません。まずは余裕で走る距離から始めましょう。公共交通の沿線を走れば、調子が悪い日は中断して電車やバスに乗って帰宅することができます。
荷物はなるべく持たない
重い荷物を背負って走るのは大変ですし、足腰に余計な負荷をかけてしまいます。帰宅ランで持ち運ぶ荷物は極力減らし、残りは会社に置いておくのがベスト。
私の通勤ランコース
最後に、私の通勤ランの様子を簡単に紹介します。東京都北区のJR赤羽駅から自宅最寄駅のJR北浦和駅までの約14kmの道のりを1時間15分から1時間30分かけて走ります。
いつも仕事が終わると、普段着まま都内の職場からJR赤羽駅まで電車で移動。駅のトイレでランニングウェアに着替え、荷物をリュックに詰めて準備完了。
赤羽駅から徒歩1分、関東有数の飲み屋街「1番街」から走り始めます。
東京都と埼玉県の境にある荒川を渡り、東京都北区から埼玉県川口市へ。ここからひたすらJR京浜東北線の沿線を北上します。
川口駅、西川口駅、蕨駅を通過して、関東有数のマンモス団地の横を駆け抜けます。
さいたま市浦和区に入ると、やたらと浦和レッズのエンブレムを目にします。走り始めて10kmで南浦駅に到着。たまに調子が良くない日は、南浦和駅から電車に乗って帰ります。ここから浦和駅までは緩やかな起伏が続き、足腰に良い刺激を与えてくれます。
終着点の北浦和駅前では浦和レッズのマスコットキャラクター、レディアがお出迎え。JR京浜東北線の沿線は横断道路や信号待ちがほとんどなく、夜道でも明るいので、通勤ランに最高のコースですね。
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