フルマラソン43回完走!自己ベストは2時間47分
走ることは全般的に好きですが、自分が最も情熱を注いでいるのはフルマラソン。42.195kmの距離と真剣に向き合うことで、ランナーとして、人間としての成長を実感しています。これまでに私が完走したフルマラソン、最も印象に残っている大会、影響を受けたマラソン本をについて語ります。
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マラソン自己ベスト
ランナーの自己紹介に欠かせないのが自己ベスト。2025年2月時点の自己最高記録(ネットタイム)は次のとおり。
フル:2時間47分13秒(大阪マラソン2025)
フルマラソンは2019年に3時間切りの「サブ3」、2023年に2時間50分切りの「サブエガ」を達成しました。自己ベストは「大阪マラソン2025」でマークした2時間47分21秒です。
大阪マラソン2025
— ともらん! (@tomorunblog) February 24, 2025
2時間47分13秒(グロス)PB
自己ベストを8秒更新!最後まで失速せず、ほぼイーブンペースで走り切れたのは大きな収穫でした。大阪の皆様、有難うございました!
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ハーフ:1時間20分42秒(上尾シティ2023)
ハーフマラソンは5年ほどタイムが停滞していましたが、2023年に2大会連続で更新。こちらも自己ベストは、地元埼玉の「上尾シティハーフマラソン2023」でマークした1時間20分42秒です。
上尾シティハーフマラソン2023を1時間20分42秒で完走しました!PB更新!前半は3:40/kmで突っ込み、後半は3:55/kmで逃げ切りました。上尾の皆さん有難うございました!
— tomo. @ともらん (@tomorunblog) November 19, 2023
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10km:34分16秒(秋葉ダム2002)
10kmは20代前半に走った「秋葉ダム2002」の34分16秒が未だに越えられません。アップダウンの激しいコースにも関わらず35分切りって…、若さがなせる技ですね。
5000m:17分03秒(META:Time:Trials2024)
5000mはマラソンのスピード練習に良いので、ここ数年は年に1〜2回は走るようにしています。非公認レースではありますが「META:Time:Trials2024」で走ったトラック5000mが自己ベストです。
主戦場はフルマラソン
私はほぼ月イチペースでマラソン大会に参加しています。内訳としては、フルマラソンが年に5〜6本、ハーフ・10kmが4〜5本、その他が1〜2本。たまにトレイルランニングやクロスカントリーのレースにも参加します。
主戦場はフルマラソン。自分にとって42.195kmは、自分の能力を最大限に生かせる、長すぎず、短すぎないちょうど良い距離なんです。その意味ではハーフも10kmも5000mも、フルマラソンのための練習にすぎません。今のところフルマラソンよりも長い距離は興味ありません。私としては距離を伸ばすよりも、タイムを伸ばしていきたい。
フルマラソン完走歴
これまでに完走したフルマラソンは以下のとおり。バーチャルレースは含みません。自己ベスト更新は「PB」と表記しています。
1. 富士山マラソン2013|3時間47分12秒 PB
なぜフルマラソンのデビュー戦に日本で最も過酷なレースをひとつを選んだのか?記憶がありませんが、苦しんだ記憶は今でも残っています。どんなタイムであれ、初マラソンは自己ベスト(PB)です。
2. 静岡マラソン2014|3時間36分29秒 PB
デビュー戦で苦しみ「もうフルマラソンは走らない!」と思ったのに、翌年にまた走りました。レース終盤、駿河湾沿いの向かい風に苦戦しました。
3. 北海道マラソン2014|3時間42分15秒
真夏でも涼しく走れるマラソン大会と聞いてエントリーしましたが「新川通り」では灼熱地獄の洗礼を受けました。
4. 板橋シティマラソン2015|3時間36分10秒 PB
会場は自宅から近く、コースはフラットで走りやすいのですが、景色が単調で飽きちゃいました。それでも自己ベスト更新。
5. さいたま国際マラソン2015|3時間38分1秒
地元で開催される国際大会ということで、第1回目から参加。自宅の目の前がコースの一部なんですが、家族がハイタッチしてくれた時は嬉しかったですね。
6. 千歳JAL国際マラソン2016|3時間48分13秒
コースの大半が不整地の林道を走ります。新千歳空港からアクセスしやすく、北海道の大自然を感じられる素晴らしいレースでした。
7. 北海道マラソン2016|3時間40分56秒
2年前のリベンジ。夏休みの家族旅行を兼ねて走りましたが、旅行とマラソンの組み合わせは良いですね。
8. シドニーマラソン2016|3時間38分9秒
初の海外フルマラソン。日本との時差が少なく、南半球なので9月でも涼しく、気持ちよく走れます。なぜかGPSが狂ってしまい、Garminの距離・ペース表示がバグっていました。
9. さいたま国際マラソン2016|3時間32分41秒 PB
地元民として走らないわけにいかないので2年連続で参加。コースを下見し、しっかり準備していたので自己ベスト更新につながりました。
10. 黒部名水マラソン2017|3時間21分21秒 PB
前半は上り基調、後半は下り基調のコース。調子が良くて自己ベストを10分以上も更新しました。初めてレース用のランニングシューズを履いたのが良かったのかもしれません。
11. オホーツク網走マラソン2017|3時間47分56秒
網走監獄前からスタートして100万本のひまわり畑の中でフィニッシュ。自分史上最も苦しんだレースでしたが、最も感動したレースでもありました。
12. シカゴマラソン2017|3時間28分38秒
初のマラソンメジャーズのレース。世界6大マラソンの中でシカゴは抽選倍率が最も低く、1回目のエントリーで出走権を獲得しました。ビル風が強く、かなり苦戦しました。
13. 東京マラソン2018|3時間17分47秒 PB
10年連続でエントリー→落選を繰り返したので、思い切ってチャリティ枠にエントリー。自分でも驚くほど調子が良くて、最高の舞台で自己ベストを更新しました。
14. 長野マラソン2018|3時間10分12秒 PB
エントリーのクリック合戦や、前泊する宿の確保に手こずりました。初めての雨レースでしたが、普段も雨の中を走っているので冷静に対応できました。
15. ベルリンマラソン2018|3時間7分36秒 PB
世界最速コースで自己ベストを更新。フィニッシュ手前でブランデンブルグ門が見えた時は感動しました。これでマラソンメジャーズは6大会中3大会制覇。
16. 勝田全国マラソン2019|3時間5分0秒 PB
東京マラソンの予行演習としてエントリー。風の強いレースで有名ですが、やっぱり風が強かったです。それでも自己ベスト更新。
17. 東京マラソン2019|2時間58分46 PB
仕事の関係で、運良くスポンサー枠で走らせていただくことに。自己ベスト更新&人生初のサブスリーを達成しました。
18. 日本最北端わっかない平和マラソン2019|3時間7分56秒
日本最北端という響きに惹かれてエントリー。日差しが強く、苦戦を強いられたレースでした。
19. ニューヨークシティマラソン2019|3時間4分46秒
上尾シティハーフマラソンの記録がエントリーの基準をギリギリ満たしていたので出走権を獲得。最初から最後まで声援が尽きない素晴らしいレースでしたが、オーバーペースでラスト10kmは大失速しました。マラソンメジャーズ4大会目。
20. さいたま国際マラソン2019|2時間57分34秒 PB
地元民として3回目の参戦。コースが少し変わりましたが、自己ベストでフィニッシュ。
21. 別府大分毎日マラソン2020|2時間58分4秒
サブ3.5のランナーしか走れないレース。参加者全員エリート選手っぽい扱いを受けられます。ラスト7kmで失速しましたが、奇跡的に復活してなんとかサブ3でフィニッシュ。
22. 富士山マラソン2021|3時間4分34秒
コロナ禍でレースが軒並み中止となり、1年半以上ぶりのフルマラソン。8年前のフルマラソンデビュー戦では苦しみましたが、今回は最後まで走り切れました。
23. 伊豆大島マラソン2021|3時間16分50秒
富士山マラソンの高低差が可愛く思えるほどアップダウンのエグいコースを走ります。でも思ったよりタイムは悪くなかったです。
24. かすみがうらマラソン2022|2時間57分4秒 PB
コロナ禍でレースが少なかったこともあり、しばらくタイムが停滞していましたが、なんとか自己ベスト更新。
25. 北海道マラソン2022|3時間5分44秒
3回目の北海道マラソンは、初めて途中で歩かずに完走できました。
26. 新潟シティマラソン2022|2時間52分38秒 PB
前半から攻めの走りで自己ベストを5分近く更新。脳のリミッター(制御装置)を外して自分の限界に挑戦する大切さを学びました。
27. 富山マラソン2022|2時間54分52秒
高岡から富山まで走るコース。新潟シティマラソンの1ヶ月後だったので、まだ疲れが残っていました。
28. 青島太平洋マラソン2022|2時間56分27秒
微妙にアップダウンが多く、なんとかサブ3でフィニッシュ。最後は名勝・青島の近くを走ります。
29. いぶすき菜の花マラソン2023|3時間8分49秒
年明け早々、1月の三連休に家族旅行を兼ねて参加。アップダウンのエグいコースで、予想よりも10分以上遅いタイムで完走しました。
30. 熊本城マラソン2023|2時間55分35秒
北海道マラソン以降、ほぼ月イチのペースでフルマラソンを走っています。さすがに疲れが抜けず、苦戦しつつも全力で完走。この後体調を崩して寝込んでしまい、翌月のびわ湖マラソンはDNSしました。
31. ボストンマラソン2023|3時間1分42秒
2020年と2021年に出走する予定でしたが、いずれもコロナ禍で中止に。三度目の正直ということで、やっとボストンを走れました。前半の下り坂で足を使い果たしてしまい、後半から大幅にペースダウン。でもさすがボストン、と思えるほどに感動しました。
32. 函館マラソン2023|3時間7分1秒
6月の北海道とはいえ、日差しが強く、暑さに苦しんだレースでした。苦しかった記憶しかありません。
33. 金沢マラソン2023|2時間49分31秒 PB
ハーフ地点より前から攻めの走りで、自己ベスト更新&人生初のサブエガ(2時間50分切り)を達成しました。
34. 奈良マラソン2023|3時間6分57秒
記録は狙わず、ロング走のつもりで走りました。天理市に向かう途中の坂は結構キツかったですね。
35. さいたまマラソン2024|2時間47分21秒 PB
埼玉国際マラソンが「さいたまマラソン」として復活。地元民としては走らないわけにはいきません。金沢マラソンと同じようなレース展開で、自己ベストを2分近く更新。
36. 千歳JAL国際マラソン2024|2時間57分46秒
未舗装路とアップダウンの多い難コースで、一度はサブスリーを諦めましたが、後半に挽回しました。非公認コースなんですが、本当に42.195kmあるのか?実際はもっと短いのでは?とネットでは噂されています。
37. 北海道マラソン2024|3時間9分29秒
真夏のロング走として走りました。2年前と比べて気温が高く、30km以降でペースダウンしました。
38. 東北・みやぎ復興マラソン2024|2時間57分48秒
左膝の痛みを治療・克服してからの復帰レース。後半は向かい風と足攣りに苦しみましたが、何とかサブスリーでフィニッシュできました。
39. 館山若潮マラソン2025|2時間57分26秒
大阪マラソンに向けたロング走として走りました。前半は4:00/kmペースで走り、後半は激坂と向かい風で貯金を切り崩しながらサブスリーでフィニッシュ。
40. 大阪マラソン2025|2時間47分13秒
2025年春の本命フルマラソンとして挑み、自己ベストを8秒だけ更新。途中から雪が降るほど寒かったですが、最後まで気持ちよく走れました。
41. 佐渡トキマラソン2025|3時間3秒38秒
新潟県の佐渡島を訪れる機会はなかなか無いので、思い切ってエントリーしました。暑さと強風でサブスリーは未達でしたが、佐渡の魅力を楽しむことができました。
42. オホーツク網走マラソン2025|3時間13分20秒
8年前に自己ワースト記録を出した大会。今年は水戸黄門漫遊マラソンに向けたロング走として走りました。目標タイムの3時間10分はオーバーしてしまいましたが、絶景とエイドを楽しみながら走れました。
43. 水戸黄門漫遊マラソン2025|2時間58分7秒
2025年秋の本命フルマラソンとしてエントリーしていましたが、夏の走り込みが全然足らず、目標タイムをサブスリーに下げて走りました。結局、サブスリーでも精一杯でした。
最も印象に残っているレース
これまで走ったフルマラソンの中で最も印象に残っているのは「オホーツク網走マラソン」です。前半はオーバーペースで、後半は歩く・走るの繰り返し、結果は自分史上最遅のタイム。ボロボロになってフィニッシュ会場にたどり着くと、100万本のヒマワリ畑が出迎えてくれました。この時の感動は一生忘れません。
オホーツク網走マラソンのラスト500メートル。ひまわりロード。#網走 #マラソン #ランニング pic.twitter.com/7uU6LIne7Q
— とも|マラソンブロガー (@tomorunblog) September 24, 2017
自分史上、最も苦しかったレースが最も感動したレース、というのは矛盾しているようですが、マラソンの本質を表していると思います。
自分が影響を受けたマラソン本
最後に、自分がマラソンに挑戦する中で影響を受けた本を3冊紹介します。
走ることについて語るときに僕の語ること(村上春樹著)
『走ることについて語るときに僕の語ること』は、作家の村上春樹さんが自身のランニング人生について語った名著です。マラソン体験記として読んでも楽しめますし、「なぜ人は走るのか?」というような哲学的な問いについて考えさせられたりもします。
自分自身、レースで苦しい状況に置かれた時は、本書に出てくる名言「痛みは避けがたいが、苦しみはオプショナル(こちら次第)」を何度も唱えるようにしています。
30キロ過ぎで一番速く走るマラソン(小出義雄著)
『30キロ過ぎで一番速く走るマラソン』は、五輪メダリストを始め数々のトップランナーを育てた小出義雄さんの名著です。マラソン初心者が陥りがちなのが、30km以降で失速する「30kmの壁」。本書は最も苦しくなるはずの30km以降で最も速く走るためのマインドセットを教えてくれました。
ゼロベースランニング(高岡尚司著)
『ゼロベースランニング』は、マラソントレーナーの高岡尚司さんの名著です。体が持つ本来の機能を最大限に生かした走り方を解説し、そのタイトル通り「ゼロベース」でランニングと向き合う方法を教えてくれます。自分はこれを読んで後のサブ3につながる走り方を学びました。
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