
徹底解説|僕のフルマラソン完走歴:自己ベストは2時間57分34秒
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走ることは全般的に好きだが、僕が最も情熱を注いでいるのはフルマラソンだ。42.195kmの距離と真剣に向き合うことで、ランナーとして、そして人間としての成長を実感している。ここでは、僕がこれまでに完走した国内外のフルマラソンを紹介したい。

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目次と内容
なぜフルマラソンなのか?
僕にとって42.195kmは、ランナーとしての自分の能力を最大限に生かせる、長すぎず、短すぎないちょうど良い距離。
とはいえ、実際に走っているときは「長すぎるよな…」と感じる。特にフルマラソンで最も苦しい区間と言われるラスト10km。でもこのラスト10kmにこそ、フルマラソンの醍醐味が凝縮されている。
自己ベストは2時間57分34秒
そんな僕がフルマラソンに初めて参加したのは30歳になった2013年のこと。デビュー戦は山梨県の河口湖で開催された「富士山マラソン2013」だった。ネットタイムは3時間47分12秒。
その後、36歳の時に参加した「東京マラソン2019」でフルマラソン3時間切り(サブ3)を達成。現在の自己ベストは「さいたま国際マラソン2019」で更新した2時間57分34秒。
#さいたま国際マラソン 完走しました。ネットタイムは2時間57分34秒(PB)やりましたー!!!
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) December 8, 2019
前半はサブ3ペース、後半は4’10/km前後のペースを維持。37kmまで楽に走れて、ラスト5kmは気合で走りきりました
大会関係者&応援してくれた皆さま、有難うございました😊 pic.twitter.com/cRXwKiH11h
フルマラソン完走歴
これまでに完走したフルマラソンは以下のとおり。バーチャルレースは含んでいない。なお、自己ベスト更新は「PB」と表記している。
# | 開催日 | 大会名 | タイム(グロス) |
---|---|---|---|
1 | 2013/11/24 | 富士山マラソン | 3時間47分12秒 PB (3時間48分1秒) |
2 | 2014/3/2 | 静岡マラソン | 3時間36分29秒 PB (3時間37分52秒) |
3 | 2014/8/31 | 北海道マラソン | 3時間42分15秒 (3時間43分31秒) |
4 | 2015/3/22 | 板橋シティマラソン | 3時間36分10秒 PB (3時間40分25秒) |
5 | 2015/11/15 | さいたま国際マラソン | 3時間38分1秒 (3時間40分13秒) |
6 | 2016/6/5 | 千歳JAL国際マラソン | 3時間48分13秒 (3時間46分33秒) |
7 | 2016/8/28 | 北海道マラソン | 3時間40分56秒 (3時間42分9秒) |
8 | 2016/9/18 | シドニーマラソン | 3時間38分9秒 (3時間38分40秒) |
9 | 2016/11/13 | さいたま国際マラソン | 3時間32分41秒 PB (3時間35分3秒) |
10 | 2017/6/4 | 黒部名水マラソン | 3時間21分21秒 PB (3時間21分41秒) |
11 | 2017/9/24 | オホーツク網走マラソン | 3時間47分56秒 (3時間48分23秒) |
12 | 2017/10/8 | シカゴマラソン | 3時間28分38秒 (-) |
13 | 2018/2/25 | 東京マラソン | 3時間17分47秒 PB (3時間18分20秒) |
14 | 2018/4/15 | 長野マラソン | 3時間10分12秒 PB (3時間10分40秒) |
15 | 2018/9/16 | ベルリンマラソン | 3時間7分36秒 PB (3時間17分44秒) |
16 | 2019/1/27 | 勝田全国マラソン | 3時間5分0秒 PB (3時間6分27秒) |
17 | 2019/3/3 | 東京マラソン | 2時間58分46 PB (2時間59分22秒) |
18 | 2019/9/1 | 日本最北端わっかない平和マラソン | 3時間7分56秒 (3時間8分1秒) |
19 | 2019/11/3 | ニューヨークシティマラソン | 3時間4分46秒 (-) |
20 | 2019/12/8 | さいたま国際マラソン | 2時間57分34秒 PB (2時間58分5秒) |
21 | 2020/2/2 | 別府大分毎日マラソン | 2時間58分4秒 (2時間59分6秒) |
21 | 2021/11/28 | 富士山マラソン | 3時間4分34秒 (3時間4分55秒) |
23 | 2021/12/11 | 伊豆大島マラソン | 3時間16分50秒 (-) |
4つのターニングポイント
これまでの完走タイムの推移を振り返ると、初フルマラソから6年で約50分間短縮したことになる。その過程の中で、4つのターニングポイントがあったので参考までに紹介する。
1. レース専用シューズを買う
走り始めた頃はランニングシューズに無頓着だった。初めてレース専用のランニングシューズを購入したのは2017年。アシックスの「ターサージール」を履いて「黒部名水マラソン2017」に挑み、自己ベストを10分以上短縮してサブ3.5を達成した。
もちろん、勝因はシューズだけではないが、シューズ選びの大切さを学んだ。

2. 距離を踏む
きっかけは「オホーツク網走マラソン2017」で撃沈したこと。距離を踏む練習を十分に行わなかったために、レースでは「30kmの壁」に苦んだ。
以降、周1回は練習で20km以上の長距離走を走るようになり、30kmの壁に悩まされることがなくなった。

3. 自己流トレーニングを止める
サブ3.5までは本や雑誌で得た知識をベースに、自己流でマラソンのトレーニングを行っていた。しかし2017年にオンラインのマラソントレーニングと出会い、以降はプロのマラソンコーチが作成した練習メニューを実践している。
自己流トレーニングを止めたことで不調や故障が減り、タイムがぐんぐん伸びていった。
本日のラン👉 2km jog 👉 9km (4'10/km) × 2本 👉 2km jog
— ともらん✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) September 11, 2019
11月の本命レース(フル)に向けて、マラソントレーニングの練習メニューがどんどんキツくなっていく😵💨自己流ならこんなに走らないだろうな
現在使用中のトレーニングプログラムはこちら👉https://t.co/I7C30sC2Sy pic.twitter.com/CJfukgB0UF
4. スピード持久力を養う
マラソントレーニングを通して、スピード持久力の大切さに気づいた。特に、1000m〜2000mのインターバル走と、10〜20kmのペース走はスピード持久走を効率的に鍛えられる。約1年間の練習を経て、サブ3を達成することができた。
不調や故障に悩んだり、自己ベストが停滞している人は、自己流からの脱却を試してみると道が開けるかもしれない。
#東京マラソン2019 で念願のサブ3達成!やったー🎉
— ともらん✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) March 3, 2019
ハーフ地点まではサブ3ペーサーに張り付き、その後追い抜いて勝負に出た。30km以降は腕降りを意識して苦しみに耐え、ラスト2kmは気合いで
参加された皆様お疲れ様でした。応援頂いた方、大会関係者の皆様有難うございました! pic.twitter.com/FoGoNgAsl3
最後に、高岡尚司さんの『ゼロベースランニング 走りの常識を変える! フォームをリセットする!』を紹介したい。
この本はタイトルのとおり、僕の走り方をゼロベースで考えるヒントを与えてくれた。特にランニングフォームの考え方に大きな影響を及ぼし、サブ3達成に貢献してくれたので、一読をおすすめしたい。

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