徹底解説|市民ランナーが陸連登録するメリット・デメリット

日本陸連

日本陸連に登録すると公認記録が認定されたり、陸連登録者枠でエントリーできたりするメリットがある。ただし年間登録料1,500〜4,000円がかかる。

目次

陸連登録とは?

陸連登録とは、日本陸上競技連盟(略して陸連)に陸上選手として登録すること。

エリートランナーしか登録できないと思われがちだが、自己記録に関係なく、誰でも登録することができる。

全国で約40万人が陸上競技連盟に登録しており、公式サイトによると、学生(主に中高生)が32万人、そのほか一般の市民ランナーが8万人という内訳だ。

メリット

陸連に登録すると以下のメリットがある。

  • 陸連公認レースで完走タイムが公認記録として認定される
  • 対象レースで陸連登録者枠にエントリーできる
  • 対象レースで陸連登録者専用の前列ブロックからスタートできる
  • 他にもスペシャルエイドの特典などもある

レベルの高いレースでは、公認記録の提出が出場権になるため、エリートランナーを目指すなら陸連登録は必須。

公認記録が必要ないなら、陸連登録のメリットは対象レースにおいて優先権が得られることぐらい。

例えば、以下は「香川丸亀国際ハーフマラソン」のエントリー画面だが、一般ランナーとは別に陸連登録者用の枠が用意されている。倍率の高い人気レースで一般枠が埋まってしまっても、陸連登録者枠でエントリーできることもある。

他にもレースによっては、スタートラインで陸連登録者用のブロックを前列に設けるところもある。以下は「上尾シティハーフマラソン」のスタートの様子だが、陸連登録者は整列せずに前列ブロックからスタートできる。

その他、陸連登録者だけがスペシャルドリンクが設置できるレースもあった。

デメリット

陸連に登録すると以下のメリットがある。

  • 年間登録料(1,500〜4,000円程度)がかかる
  • 毎年更新が必要
  • その他の制約が課せられる場合がある

陸連登録は毎年更新する必要があり、年間登録料がかかる。上で紹介したメリットに対して、1,500〜4,000円を支払う価値があるのかを見極める必要がある。

他にも、陸連登録者は仮装を禁止しているレースがある。まあ、仮装したい場合は陸連登録者枠でエントリーしなければいいのだが、陸連登録者枠なら真面目に走らないといけないということか。

Q:仮装して走れますか?
A:日本陸上競技連盟登録競技者は仮装を禁止します。 一般競技者は他の競技者を傷つけたり、転倒させたりする恐れがあるなど、他のランナーに対して危険と思われる服装や携行品を身に着けたり、顔全体を覆うことを除けば良識の範囲内で可能です。 東北みやぎ復興マラソン2018より

登録方法は都道府県毎に異なる

まず大前提として、都道府県ごとに登録手続きの方法が異なる。公式サイトから居住する都道府県をクリックすると、詳細が確認できる。登録の種類は次の5つ。

  1. 団体登録(1チーム5人以上)
  2. 個人登録
  3. 中学生登録
  4. 高校生登録
  5. 大学生登録

有効期間は1年間

登録の有効期間は、4月1日から翌年3月1日の1年間。継続する場合は、毎年更新が必要になる。

受付期間は年度によって異なり、2022年度登録は受付期間は2022年3月1日から2023年1月10日18時まで。

登録料は年間1,500円~4,000円

登録料は都道府県によって金額が異なるが、目安として年間1,500円~4,000円が相場だ。

埼玉陸上競技協会に登録

実際に、居住地の埼玉陸上競技協会に登録してみた。以前は郵送でのみ申し込み可能だったが、今はインターネットでも受け付けている。後日、協会から登録会員証が届いた。名刺サイズの厚紙に登録情報が載っている。

「クラブR2」の団体登録が便利

都道府県の陸上競技協会から登録する他に、団体登録する方法がある。

団体といっても、ランニングクラブに入会する必要はない。日本最大級のマラソン大会ポータルサイド「ランネット」経由で登録するのが最も手軽だ。

仕組みとしては、ランネットが「クラブR2」という団体登録を行い、個人登録の受け皿となる。

ランネットのエントリー情報と連携可能

一度登録すれば、ランネットの個人情報とも連携できる。ランネット経由でエントリーする際、陸連登録者情報が自動的に反映されるので便利だ。

全国どこのエリアでも登録可能

登録できるエリアは7つある。都道府県代表でない限り、居住地でなくても好きなエリアに登録できる。

陸連規則が改正となり、従来の「加入団体所在地と同一地域内に居住しているか通勤可能な範囲内に居住していること」という規則が撤廃されました。原則として、どこに居住していても、どこに所在地がある団体にも登録できるようになりました。ーー公式サイトより

エリアによって登録料金が異なるので、居住地にこだわらなければ、コストを抑えることができる。

エリア年間登録料金
クラブR2北海道陸連4,500円
クラブR2東北陸連3,500円
クラブR2東日本陸連4,100円
クラブR2中日本陸連3,000円
クラブR2西日本陸連4,400円
クラブR2九州陸連4,000円
クラブR2沖縄陸連3,500円

クラブR2中日本陸連に登録してみた

というわけで、登録料金が最も安い「クラブR2中日本陸連」に登録した。

陸連登録番号の確認方法

個人で登録した場合は、登録先の協会から送られてくる会員証に登録番号(JAAF ID)が印字されている。

団体で登録した場合は、登録先によって確認方法が異なるが、上で紹介した「クラブR2」の場合はランネットのマイページ→登録情報から確認できる。

とも

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