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【さいたまマラソン2024】レースレポート:フル 2時間47分21秒 PB

【さいたまマラソン2024】レースレポート:フル 2時間47分21秒 PB

マラソンブロガーのtomo.です。当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自分の意思で自費購入し、忖度なしでレビューしています。

久しぶりにマラソンレースで自分の力を100%出し切りました。アップダウンあり、向かい風ありのタフなコースでしたが、自己ベストを2分以上更新して2度目のサブエガを達成。2024年2月12日(月・祝)に埼玉県さいたま市で開催された「さいたまマラソン」のレースレポートをお送りします。

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目次と内容

さいたまマラソンとは?

「さいたまマラソン」は、埼玉県さいたま市で開催される都市型のマラソン大会です。前身となる「さいたま国際マラソン」は2015年〜2019年のわずか5回で開催終了となりましたが、2024年に「さいたまマラソン」として生まれ変わりました。種目はフルマラソンの他、8kmやファミリーランなどがあります。

スタート・フィニッシュは「さいたまスーパーアリーナ」

レース当日は「さいたまスーパーアリーナ」に会場が設置されます。JR高崎線・さいたま新都心駅から徒歩5分、東京駅から約30分、大宮駅から3分でアクセスできます。首都圏在住のランナーはもちろん、遠方でも新幹線を利用すれば日帰り遠征も可能です。

コースの特徴

フルマラソンのコースは、さいたまスーパーアリーナからスタートし、埼玉スタジアム2002までさいたま市を横断し、再びさいたまスーパーアリーナに戻るコースです。日本陸上競技連盟公認コースですが、さいたま国際マラソンの時のワールドアスレティクス(WA)認証は取り下げたようです。

以下のコースマップは大会パンフレットより拝借しました。

開始から5kmで自分の住んでいる北浦和駅東口を通過し、7kmで駒場運動公園、12kmで新見沼大橋有料道路、15kmで浦和美園、17kmで埼玉2002スタジアムを経て、23kmで越谷市のT字路で折り返します。その後、浦和まで戻り、38kmで北浦和西口を通過して、最後は中山道(国道17号)から、さいたまスーパーアリーナでフィニッシュします。

地形的に見ると、さいたま市は「大宮台地」の縁にまたがり、いわゆる激坂はありませんが、緩やかなアップダウンが続きます。実測値での獲得標高は132mでした。コースの東側は周囲を遮るものがなく、風の影響をモロに受けます。

遠征日程

今回は地元開催ということで、レース当日に現地入りしました。しかも自宅最寄駅から2駅というアクセスの良さ。直線距離で約3kmなのでウォームアップがてら走ることもできますが、父と叔父が8kmの部に参加するため、スタート地点まで3人で向かいました。

レース当日の日程はこんな感じです。

朝食は切り餅2個と小豆。フルマラソンでは恒例のモルテンドリンク(500ml)も飲んでおきました。

スタートラインへ

さいたま新都心駅はそんなに混雑していませんでした。到着したのが遅すぎたからですかね。

荷物の預け場所は、さいたまスーパーアリーナの中にあります。荷物を預けなくてもスタートラインにアクセスするにはアリーナの中を通る必要があります。

アリーナの中は大混雑でカオス状態でした。しかも案内が分かりづらくて、スタッフの方に尋ねならが移動します。フルマラソンは観客席に荷物を預けるスタイルでした。

幸いトイレの数は充実しているので「小」の方は待ち時間なしで済ませました。アリーナの1階出口からスタートラインへ向かいます。今回は最前列Aブロックからのスタート。目の前を新幹線や埼京線が行き来する中、じっとスタートを待ちます。

レース攻略

ここからは実際のレースの様子を振り返ります。

スタート〜5km(20:14)

スタート後のロスタイムは24秒。2km地点を過ぎると渋滞が解消され、設定ペースの4:00/kmに到達できました。旧中山道に入り、さいたま新都心駅→与野駅→北浦和駅の順番で南下します。

5km付近で家族が応援してくれました。いつもひとりで遠征しているので、なんだか新鮮でしたね。年頃の娘は嫌々ながらもハイタッチしてくれました。マイホームタウンの北浦和駅東口の様子。

5km〜10km(19:47)

7kmあたりで駒場運動公園を通過します。8kmの部はフルマラソンと同時にスタートして、こちらの駒場運動公園でフィニッシュします。

こちらは9kmあたりの中尾陸橋。緩やかなアップダウンのある地形に加えて、陸橋が多いのも「さいたまマラソン」の特徴です。

5〜10kmは4:00/kmを切るペースで巡航。身体もようやく温まり、ここまで理想的なフォームで走れています。

10km〜15km(19:46)

市街地を抜けると、さいたま市の田園地帯が広がる「見沼田んぼ」エリアに入ります。いつもこの辺りの不整地で長距離走を走っており、非常に愛着があります。新見沼大橋有料道路を横断します。

料金所を通過すると、しばらくアップダウンが続きます。関越自動車道と埼玉高速鉄道線の陸橋を越えると、浦和美園エリアに入ります。左側は浦和美園駅周辺のマンション街、右側はイオンモール浦和美園です。

10〜15kmも4:00/kmを切るペースで推移。絶好調ですがペースアップするにはまだ早すぎます。

15km〜20km(19:30)

17kmあたりで埼玉スタジアム2002が姿を現します。サッカーJリーグ・浦和レッズのホームスタジアムであり、サッカーワールドカップ2002の会場にも使われたサッカー場です。

埼玉スタジアム2002の先のカインズホームで最初の折り返し地点があります。

10kmあたりから小集団の中で走ってきましたが、18kmあたりから物足りなく感じたため、ここからギアチェンジしました。一気に3:50/kmまでペースアップします。10月に走った「金沢マラソン2023」と同じ展開ですね。

20km〜25km(19:32)

浦和美園を後にして、ひたすら東へ向かって走ります。中間地点は1時間23分台で通過。フルマラソンでは過去最速のタイムでした。

途中で越谷市に入り、23km地点に2つ目の折り返し地点があります。

ペースアップ後も絶好調。風除けのため集団で走りますが、時折ペースダウンしてるな…と感じたら前の集団に入るよう心がけました。

25km〜30km(19:33)

25kmを過ぎたあたりから疲れを感じ始めます。タイムを狙うレースでは攻めの走りが重要ですが、18kmあたりからペースアップすると、どこでペースダウンするかビクビクしながら走ることになるんですよね。

25〜30kmの区間はじわじわと疲労度が増していったものの、ランニングフォームが崩れないように意識しながら走り続けました。以下は浦和美園駅付近の陸橋。復路は坂が長く感じます…。

30km〜35km(19:24)

新見沼大橋有料道路で30km地点を通過します。幸い「30kmの壁」の実感はなく、苦しいながらもペースダウンせずに走り続けています。

途中、コースを左折して東浦和駅方面に向かって往復します。東浦和駅付近に3つ目の折り返し地点があります。

この区間では何度か心が挫けそうになりました。過去最速のペースで走っているので自己ベストを狙える位置にいるものの「途中で諦めようかな…」とか「自己ベストは秋レースで狙えばいいや…」とか、頭がネガティブ思考に支配されつつあります。

でも時折ランニングウォッチに目をやると、ペースは4:00/kmを切れています。苦しいけど失速はしていない。そう自分を奮い立たせて走り続けました。後で確認したら、ここが最速の5kmラップでした。

35km〜40km(19:55)

35km地点の少し先で往路と分岐し、浦和方面に向かって走ります。最後の陸橋「新浦和橋」のアップダウンは相当ダメージが大きく、37km地点からふくらはぎがピクピクし始めました。これは足攣りの兆候。ここで攣ったら自己ベストは無理でしょう。ピクピクしないペースに落としました。

マイホームタウンの北浦和駅西口まで来ると、やる気スイッチが入りました。38km地点で左手に埼玉県立近代美術館を見ながら「日本一長いけやき並木」を走ります。ただしペースは抑え気味です。

ラスト3kmは苦しくて写真を撮る余裕はありませんでした。頭が朦朧としてきて、とにかくまっすぐ道なりに走ることだけに集中しました。しばらくランニングウォッチを見ていないので完走予測タイムは分かりません。しかしこれまでのペースだと自己ベストは更新できると確信していました。

40km〜フィニッシュ(9:38)

40kmからフィニッシュまで、なんとか足攣りを堪えることができました。42km地点を越えると、さいたまスーパーアリーナがお出迎え。

最後はアリーナの中に入り、フィニッシュ。さいたま国際マラソン時代はアリーナの外でフィニッシュでしたが、さいたまマラソンから屋内になったのですね。自分の記憶が正しければ、屋内でフィニッシュするのは初めての体験です。

全力を出し切った

さいたまマラソン2024の完走タイムは、ネットで2時間47分21秒、グロスで2時間47分45秒でした!4ヶ月前の「金沢マラソン2023」で出した自己ベスト2時間49分45秒を2分以上も短縮して自己ベストを更新。

さらに嬉しかったのは、2度目のサブエガ(2時間50分切り)だったこと。1度目はビギナーズラックでしたが、今回は再現性のあるサブエガの走りができました。

今回のレースでは序盤から4:00/kmを切るペースで挑み、18km〜36kmは3:50/kmに迫るペースで攻めました。「金沢マラソン2023」もハードでしたが、今回はその比ではなく、自分の力を100%出し切ったレースでした。

レース後は放心状態で30分ほど歩けませんでした。全力を出し切るとはこういうことか…と実感しながら、さいたまスーパーアリーナの外の石段に座り、ボーッとしていました。

ゴールの後で

ちなみにアリーナの中でフィニッシュすると、完走記念のアイテムを受け取り、アリーナの2階へ上ります。疲れた脚には辛かったですね。そして2階で預けた荷物を受け取り、アリーナの外に出ます。

本日の戦利品はこちら。菓子パンとスポーツドリンク(500mlボトル)、そして完走メダルです。記録証は発行されず、公式サイトでデジタル版をダウンロードします。

ランニングアイテム紹介

最後に、今回のレースで使用したランニングアイテムを紹介します。

ハイペリオンエリート4

レースシューズは、2024年1月に発売されたばかりのBrooks「ハイペリオンエリート4」を着用。ペース走で使ってみたところ自分にどハマりしたので、本命フルに投入しました。前作からアッパーが大幅に改良され、安定感も素晴らしく、自己ベスト更新に貢献してくれました。

レーシングランナノグリップ

ランニングソックスは、老舗靴下メーカーTabio(タビオ)の「レーシングランナノグリップ」を着用しました。生地全体にグリップ性能があり「ハイペリオンエリート4」との相性も抜群でした。

ドリンクミックス320

レース前には、モルテンドリンク「ドリンクミックス320」を飲みました。マラソン世界王者のエリウド・キプチョゲを始め、世界のトップマラソン選手が愛用するスポーツドリンクです。フルマラソンの前にこれを飲んでおくと、最後までしっかり粘れます。

アミノサウルスジェル エリート

最近はレースの補給食に「アミノサウルスジェル」を愛用していますが、今回はその上位互換とも言える「アミノサウルスジェル エリート」を使用。15kmでカフェイン入りを1袋、23kmと28kmでノンカフェインタイプを1袋ずつ飲みました。結論から言うと、通常版の「アミノサウルスジェル」で十分かなと思います。エリートは割高ですし、味(ピーチ・グレープ)は自分好みではありませんでした。

メリノウール アームウォーマー

スタートライン待機中は肌寒かったため、RxL(アールエル)の「メリノウール アームウォーマー」を着用しました。レース中も風が冷たかったため、そのまま走り続けましたが、30kmあたりで日差しが強くなり外しました。簡単に着脱できるのが便利ですね。

マルチグローブ

手袋もRxLの「マルチグローブ」を使いました。ランニングウォッチのディスプレイだけ外に出せる「ウォッチウィンドウ」付き。しかも親指と人差し指が外に出せるので、手袋を脱がずにスマホカメラのシャッターを切ったり、エナジージェルを開封したりできます。

マルチポケットパンツ

Mizunoの超人気ランニングパンツ。ウエスト周りに360°配置されたメッシュポケットはウエストポーチ以上の収納力があります。スマホ、ジェル3袋、途中で脱いだアームウォーマーが全て収納できました。

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