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【上尾シティハーフマラソン2023レポート】ハーフ1:20:42 PB

【上尾シティハーフマラソン2023レポート】ハーフ1:20:42 PB

前半は3:40/kmで突っ込み、後半は3:55/kmで逃げ切り、ハーフ自己ベストを更新。上尾シティハーフマラソンは記録を出しやすいフラットコースですが、逆に自分は2018年の記録を5年間も破れず。今回ようやく過去の自分に打ち勝つことができました。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

更新日: 公開日:

目次と内容

上尾ハーフの結果

2023年11月19日(日)に「上尾シティハーフマラソン2023」のハーフマラソンの部を走りました。

結果は、ネットタイム1時間20分42秒、グロスタイム1時間21分09秒。これまでの自己ベスト(1時間21分29秒︎、舞鶴赤れんがハーフマラソン2023)を47秒も短縮することができました。

上尾シティハーフマラソンは2018年にも走っており、当時のハーフ自己ベスト(1時間21分57秒)は5年近く破ることができませんでした。

上尾ハーフの特徴

上尾シティハーフマラソンは、毎年11月に埼玉県上尾市で開催されるマラソン大会です。今回出走したハーフマラソンの部の特徴は次のとおり。

スタート
上尾運動公園陸上競技場
ゴール
同上
コース
上尾駅や住宅地を巡る上尾市内
高低差
ほぼフラット(実測値は46m)
定員
5,500人
参加費
7,000円

スタート・ゴール地点

レース当時は、上尾運動公園陸上競技場にスタート・ゴールが設置されます。2018年大会の時はスタートもゴールも陸上競技場内でしたが、今回はスタートだけ場外の一般道から走り始めます。

上尾運動公園陸上競技場は、JR上尾駅から徒歩20分ほどでアクセスできます。大会専用のシャトルバスはありません。

コース

最新のコース情報は公式サイトをご確認ください。以下は大会パンフレットに載っていたコースマップです。

上尾運動公園陸上競技場前の公道からスタートし、上尾駅、鴨川、大宮ゴルフコース、住宅街を経て、再び上尾運動公園陸上競技場に戻ってくるコースです。起伏の少ないフラットコースですが、時折アンダーパスや緩やかな坂道があります。

スタートラインへ

今回はレース当日に現地入りしました。北浦和の自宅から会場までは直線距離で12kmほど。父親も5kmの部に参加するので、マイカーで向かいました。

エントリー時に「駐車場あり」を選択すると、さいたま水上公園の駐車場が利用できます。スタート1時間前に到着したら、駐車場の半分以上がすでに埋まっていましたね。

駐車場から水上公園から国道17号を横断して陸上競技場へ。ものすごい人だかりです。

スタートブロックに整列する前に、父と一緒に競技場の周りを走ってウォームアップしました。

日陰だと凍えるように寒いのですが、日陰だと汗が出てきます。家を出た時は腹巻とアームウォーマーと手袋で完全防備していましたが、スタート前に全部外しました。結果的にそれが正解でした。

今回はBブロックからスタートします。上尾シティハーフマラソンは、箱根駅伝の選手が多数参加するため、自分よりも速いランナーがうじゃっといます。周りのランナーも速そう。

レース攻略

3週間前に「金沢マラソン2023」を走り、フル自己ベスト更新&初サブエガを達成。さらにその3週間前には「舞鶴赤れんがハーフマラソン2023」で5年ぶりにハーフ自己ベストを更新しています。

そんなわけで今回は自己ベストを狙わずにペース走感覚で走る予定でした。金沢マラソンから仕事が忙しく、1週間の米国出張もあり、疲労感もありましたし。

それなのに…、やはりレースだと、ついつい頑張っちゃうんですよね。前半は3:40/kmペースで突っ込み、後半は3:55/kmで逃げ切るという攻めの走りをしてしまいました。

スタート〜5km(18:59)

スタート時のロスタイムは27秒でした。最初の1kmは渋滞気味で4:00/kmで巡航。上尾駅まで来ると道幅が広くなり、自分のペースで走れるようになります。2km目で3:46/km、3km目で3:39/kmと順調にペースアップしていきます。

旧中山道を左折すると、唯一のアップダウンとも言えるアンダーパスを通過します。この他にも緩やかな坂道はありますが、フラットコースの中でここだけ身構えてしまいます。

その後、住宅街をひたすら駆け抜けます。上尾シティーハーフマラソンは直線の多いコースなので走りやすいですね。

5km〜10km(18:37)

5km以降も調子が良く、3:40/kmペースで進み続けます。7kmあたりで大宮ゴルフコースの横を通ります。距離表示は、大会スポンサーの「アイダ設計」が担当。埼玉県上尾市に本社を置く住宅メーカーです。

8km地点を過ぎたあたりで、先頭集団とすれ違いました。外国人選手2人に続き、日本人選手のトップ集団が稲妻のように通り過ぎて行きました。第2集団で大会ゲストでもある川内優輝選手を発見。赤いユニフォームですぐに見分けがつきました。

10km手前で折り返し地点を通過。ここまで来れば気が楽になるはずが、一気に力が抜けてしまいました。前半3:40/kmはやり過ぎましたね…。これは後半から絶対にペースダウンするパターン。苦しい展開が待ち受けています。

10km〜15km(19:23)

この区間はランニングウォッチを確認せずに走りました。感覚的には4:00/kmまで落ちたかな…という感じでしたが、実際には3:45/kmから3:55/kmに徐々にペースダウンしています。

途中、大宮ゴルフコースの真ん中を通行します。両サイドのゴルフコースを行き来する横断歩道が数ヶ所あるのですが、プレー中の方たちが横断するタイミングを見計らっていました。

15km〜20km(19:43)

この区間もランニングウォッチを確認せず、4:05/kmぐらいまで落ちているかな…と不案になりながら走り続けます。もうこの時点では自己ベスト更新は諦めていました。それでもベストを尽くすべく、腕振りを意識してなるべくペースダウンしないように注意します。

16kmを過ぎたあたりで「あと4km」という標識を見た気がします。その後「17km」の標識があったので、間違えたのかなと思いつつ、疲れ過ぎて「もしかしたら自分の頭が朦朧としているのかも…」と自信を持てずにいました。18kmを過ぎたあたりで2度目のアンダーパス。ここまで来れば気が楽です。

ラスト3kmは心を無にして走りました。でも徐々にペースダウンしているのは感覚的に分かります。4:10/kmぐらいまで落ちてきたかなと思いましたが、実際には3:55/kmでしたので、結構頑張りましたね。

20km〜フィニッシュ(4:00)

陸上競技場が見えてくると、最後に手元のランニングウォッチをチェック。すでに1時間20分を超えていると思ったので、1時間18分台だったのは意外でした。「これはワンチャンあるかも?!」と気持ちを切り替え、競技場に入りラスト300mを全力で走りました。

ゴールの後で

実はレース前日は調子が悪くて、DNS(Do Not Start)すら考えていました。にもかかわらず、ハーフ自己ベスト更新、しかも6週間前に更新したばかりの記録をさらに47秒も短縮するという嬉しすぎる結果でした。

一方で、この6週間でハーフ自己ベスト更新2回、フル自己ベスト更新1回は、負荷をかけ過ぎたな…と反省もしています。マラソンは怪我・故障したらアウトですからね。今日以降、来年2月までレースでのガチランは封印します。

レースの後は、3kmの部に参加した娘たちを応援しました。「も〜苦しい!」と文句を言いながらも、学校の持久走で鍛えた脚力で最後まで走り切る様子に勇気づけられました。

その後、近隣のレストランで遅めの昼食を済ませてから帰宅。30分ちょっとで戻れるなんて、地元のレースは移動が楽ですね。

ランニングアイテム紹介

最後に、今回のレースで使用したアイテムを紹介します。

Nike Vaporfly 3

Nikeの最速級マラソンシューズ。前作「Vaporfly 2」からメジャーアップデートして賛否両論あるシューズですが、自分にはしっくり来ます。レースで使うのは4月の「ボストンマラソン2023」以来。

アミノサウルスジェル

スタート前にカフェイン入りを1袋飲みました。これまでカフェイン入りはレース後半・終盤に飲んでいましたが、どうやら自分の場合、中盤でカフェイン効果を出すのが良さそうです。

マルチポケットパンツ

Mizunoの超人気ランニングパンツ。ウエスト周りに360°配置されたメッシュポケットはウエストポーチ以上の収納力があります。ちなみにレースの前後はマルチポケットパンツの裏起毛ロングパンツを使用しました。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。