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【川越市ランニングコース】蔵造りのある町並みを走ってきた

【川越市ランニングコース】蔵造りのある町並みを走ってきた

埼玉県川越市の川越駅周辺でランニングしてみたい…という方のために、川越城本丸御殿や喜多院、一番街商店街などをめぐる6kmコースを解説。私が2025年12月に走った時の様子も紹介します。旅行や出張のついでに走ってみてはいかがでしょうか。

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私の個人的な体験

先日、東京都板橋区から埼玉県川越市まで「旧川越街道」を走りました。走行距離は約30km。退屈になりがちな週末のロング走も日帰りの旅ランにすると結構楽しめるのでおすすめです!

川越市役所前で旧川越街道を走り終えると、そのまま帰宅してしまうのはもったいない気がして、観光を兼ねて川越市内を散策しながらJR川越駅に向かうことにしました。

ランニングコースの概要

というわけで、今回走ったコースは次のとおり。

  • 川越市役所からスタート
  • 川越城本丸御殿→喜多院→一番街商店街
  • 川越駅でフィニッシュ

まずは川越市役所から江戸時代に川越城があったエリアから走り始めます。お城やお堀は明治以降に解体されましたが、川越城本丸御殿は県指定有形文化財として保存されています。それから徳川家と繋がりの深い喜多院まで足を伸ばし、最後に蔵造りの町並みで有名な一番街商店街を通って川越駅まで走りました。走行距離は約6km。

川越城本丸御殿

今回走り始めた川越市役所の住所は、埼玉県川越市元町1丁目。

川越駅から2km、本川越駅から1.5kmほど離れており、川越市のシンボル「時の鐘」から徒歩5分でアクセスできます。

こちらは川越市役所前にある江戸時代の地図なんですが、左の「大手門」が現在の川越市役所、「御殿」が川越城本丸御殿がある場所です。

川越城本丸御殿に向かって走っていくと、川越のシンボル「時の鐘」と蔵造りの町並みを描いたマンホールを発見。観光地を走る時は、必ずマンホールをチェックしています。

川越城の二の丸・三の丸があった場所には、川越市の美術館と博物館が建っています。寄り道したかったのですが、帰宅時間が遅くなってしまうのでやむなくパス。

本丸御殿は1848年に建てられ、代々徳川幕府の重臣が城主となっていたそうです。

喜多院

喜多院(きたいん)は、830年に慈覚大師が創建した天台宗の寺院です。江戸時代には徳川家康のブレーンと言われる天海が住職を務めたことで有名。喜多院の隣には日本三大東照宮の一つである仙波東照宮があり、代々徳川家と深いつながりを持ちます。

こちらは慈恵堂。青・黄・赤・白・緑の黒五色幕がカラフルで素敵ですね。

喜多院を訪れたらぜひ観てほしいのが五百羅漢。お釈迦様の弟子500人を模した仏像が所狭しと並び、顔をよく見ると自分に似た仏像があるとかないとか。

それから仙波東照宮も外せないスポット。徳川家康が駿府(静岡県)で亡くなった後、日光東照宮へ運ぶ途中で法要を行うために建設されました。

一番街商店街

喜多院を後にして、川越の中心部である一番街商店街を目指します。

ちなみに川越は昔ながらの細い道が多く、週末に訪れると観光客で混雑して歩くのもひと苦労。特に「時の鐘」の周辺は身動きがとれないぐらい。一番街商店街でランニングするなら早朝が狙い目ですね。

江戸時代の面影を残す蔵造りの町並みは、千葉県の佐原、岡山県の倉敷、岐阜県の高山などが有名ですが、川越はスケール・保存状態ともに別格な気がします。

ちなみに毎年11月に開催される小江戸川越ハーフマラソンでは、レースで一番街を駆け抜けることができます。

一番街を南下していくと、西武鉄道の本川越駅にたどり着きます。

JRと東武鉄道と川越駅は、そこからさらに1km弱進んだ先にあります。この微妙な距離感は乗り換えするのに非常に不便。駅を一緒にすれば良いのに、と思いますが、鉄道会社や土地所有者の利害関係などが理由で実現しなかったようです。

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この記事を書いた人

TOMO

マラソンをライフワークにする市民ランナー。ブログ&YouTube 「ともらん!」で発信中。詳しいプロフィール